目次
通学講座とweb講座はどっちがいい?
・時間の関係で通学講座は激しい
・通学講座とweb講座によって受講料金の違いってあるの?
公認会計士の資格を取得しようと決めて、次に考えるのは専門学校をどこにするのかという問題。
専門学校の利用
専門学校をどこにするか以前に、利用するかどうかを考える人もいらっしゃるでしょう。
しかし、公認会計士の合格者のほとんどが専門学校を利用しています。
そのためここでは専門学校を利用することを前提に話を進めていきます。
専門学校は大原、TAC、東京CPA、LEC、クレアールの5つありますが、
大手専門学校である大原、TACから選ぶ方が多いでしょう。
最近は東京CPAの勢いがかなりあり利用している人も多くなっています。
東京CPA
今までは日吉校、早稲田校の2校だけでしたが、
2017年に水道橋校 開校
2018年10月に大阪梅田校 開校
最近勢いがあり東京CPAが順調なのが分かります。
通学講座とweb通信講座の違い
学校をどこにするのかを決めながら『受講形態』をどうするのかも考えなくてはいけません。
そこで、次は受講形態について説明をします。
受講形態
1.通学講座
2.web通信講座
3.DVD通信講座
受講形態はこの3つとなります。
ただ、3つといっても大きく分けると
・学校に通って講義を聴くタイプ
・学校には通わず通信を利用して自宅等で講義を視聴するタイプ
この2つのタイプになります。
公認会計士の受講形態は、学校に通うタイプは通学講座、自宅で視聴するタイプはweb通信講座となります。
ここでは
1.通学講座
2.web通信講座(またはDVD通信講座)
この2つのメリットやデメリットを考えてみましょう。
1.通学講座のメリット
(メリット)
①半強制的に講義に出席しなければならず、そのため講義の進捗が遅れることはない
②周りから刺激を受けることでモチベーションを高く維持できる
③友達ができる
④講師に質問ができる
おまけ:受付に言うと過去の答練などをただでもらえることがある
2.web通信講座のメリット・デメリット
(メリット)
①倍速機能を使って講義を短時間で視聴することが可能
3時間講義を1.5倍速にすることで、2時間で視聴することができ、
浮いた時間は復習時間に充てたりといったように、時間を有効に使うことができます。
②いつでも好きなときに何度でも講義を視聴することができる。
「今講師は何と言った?」「どういうこと?」というときに、そのままにしないですぐに聞き返すことができたり、メモしたりするなど、大事な部分を聞き逃すことがありません。
また、苦手箇所がある場合はその部分だけを再視聴することが「いつでも」「気軽」に講師の説明を聴く事ができます。
通学の場合は、学校によってはDVDの貸付の予約などができるものもあります。
そうすると用事があって出席できなかったり、もう1度講義を視聴したいときに聴く事ができます。
③学校によりますが、受講料金は通学よりも安くなっています。
大原、TACの2校は通学講座とweb通信講座の受講料金は同じですが、
東京CPAやLECはweb通信講座の方が受講料金は安くなっています。
また、クレアールは通信講座に特化した学校で5つの学校で最も受講料金が安くなっています。
(デメリット)
メリットである部分がデメリットになる要因にもなっています。
例えば、「いつでも講義を視聴できる」ということは、今視聴しなくてもいいので講義をためてしまう要因にもなっています。
web通信生の成績が通学生と比べて劣っている理由としては、講義をためてしまうことが1つあげられるでしょう。
通学講座、web通信講座まとめ
通学講座のデメリットはほとんどないですし、合格率も高いのでできるなら通学講座にしましょう。
時間的都合などのためどうしても通学講座にできない場合は、web通信講座といった選択肢になるでしょう。
ただ、もう1つ考える余地があるのが講座の受講料金です。
学校によって金額がかなり異なりますので、受講料金を参考にしながら通学か通信を選ぶことになるでしょう。
通学講座
受講料金の安い順に並べると
LEC 43万~47万円ですが、キャンペーン中のため約29万円となっています。
大原 69万~71万円
TAC 74万~75万円
東京CPA 76万~79万円
通学講座は大原、TAC、東京CPAについては大体似たような金額で、LECのみかなり安い金額となっていることが分かります。
もちろん「安さ」のみで選んでいつまで経っても合格できないのでは結局受講料金は高くなってしまいます。
しかし、公認会計士の学校はどれも合格に必要な知識・情報は提供してくれますので、そこは安心してもいいでしょう。
気になる方は他校の模試を利用して自分がどの位置にいるのかを把握できると「不安」を解消することができますし、実際多くの受講生は他校(特に大原とTAC)の模試は利用される方が多いです。
web通信講座
クレアール 34万~41万円
LEC 42万~45万円(短答試験を一発で合格すると30万円以下)
東京CPA 52万~55万円
大原 69万~71万円
TAC 74万~75万円
web通信の場合はクレアールが最も安く、大原とTACが高いのは通学と同じです。
簿記1級を持っていると安くなるのはクレアールのみなので、1級取得者はクレアールを選択肢に入れるといいでしょう。
また、LECは私の身近にも合格者や論文生も多いことから安く済ませたい方はLECが最もおすすめです。というのもLECは短答講座の支払いをし、合格したら論文講座を払うのが基本となっているので無駄な出費をしなくてすみます。
LECの通学講座はこちら
⇒2022年短答合格コース<秋生>【通学】
2022年12月短答式試験目標の方又はこれから勉強をはじめる学生・フリー等の方はこちら
⇒2022年短答合格コース<秋生>【通信】
2022年5月短答試験目標の方はこちら
⇒2022年短答合格コース<春生>【通信】
おすすめの選び方
あくまで管理人がおすすめする選び方としては以下のようになっています。
・経済的に大丈夫な方は
→大原、東京CPAがおすすめです。
・経済的に厳しい方は
→LECがおすすめです。
・忙しい方は
→クレアールがおすすめです。
このようにして、「何を重視するのか?」を考えて学校を選ぶといいでしょう。
また、「この学校で勉強したい」と思う気持ちが大事です。
勉強したいと心から思える学校ですとその学校を信頼して勉強をすることができ、それは合格率に大きく影響を与えます。
公認会計士と通学・web講座 まとめ
以上、公認会計士の講座を受講する場合に通学・webについて紹介をしましたがいかがだったでしょうか。
おすすめの記事
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⇒おすすめのテキスト2021,2022年度試験対応
・おすすめの問題集はこちら
⇒【公認会計士】おすすめの問題集2019年・2020年度
・30代で会計士受験はこちら
⇒30代、30歳や35歳から合格・就職できるのか?
・40代で会計士受験はこちら
⇒40代で受験と転職は大丈夫?
専門学校
専門学校を利用してみたい方は下記を参考にしてください。
一発合格を目指すなら計算力とバランスのよい大原がおすすめですが、経済的に厳しいという方はLECで一発合格を勝ち取れば他校の半分以下となっています。それだけ難しいということでもありますが、LECをおすすめするのには理由があります。
LECをおすすめする理由
学校、仕事、家事等で忙しくなったとき、勉強がうまく進まなかったり、短答試験に合格できない場合は、論文の講座代が無駄になることがあります。
(LEC以外の専門学校は基本的に短答・論文代を含めた一括の講座となっているか、分割してある講座は合算すると通常より高くなります。)
知人は論文の教材がほとんど手つかずになってしまったと言ってました。
テキストや講義というのは最新を使わないとそれだけで数点不利になってしまいます。
数点を争う試験なだけにそれは大きなデメリットとなってしまいます。
他校ではこういうことが起こりえますが、LECでは短答だけの講座、論文だけの講座と分けてあるので勉強にメリハリをつけて教材をこなすことができる上に、金銭面においても短答試験合格後に論文講座を受講という形をとることができるので損をしない選択ができます。また、もともと金銭的に安い大きなメリットもあります。
安いと聞くと内容が薄いのでは?と思う方もいらっしゃるでしょう。
しかし、LECは科目ごとに論文講座があります。
「普通なのでは?」と思うかもしれませんが、多くの学校は論文講座はなく論文答練で実際に問題を解かせてそれを説明する形をとっています。そのため短答の理解から論文の理解へ短期間で引き上げる必要があります。
学生の場合は多くの時間が取れたり夏休みもあって時間でカバーできる部分もありますが、社会人の場合は困難になります。
それが結果となって表れています。
30代、40代を例に挙げると短答試験の合格率はほぼ同じなのですが、論文に限っては明らかに悪くなっています。
瞬発力・暗記力・計算力は若い世代が強く、思考力は社会人が強そうに感じるかもしれませんが実際は違います。
30代、40代の合格率を記事にしていますので気になる方はこちらをご覧ください。
こちらは監査審査会の合格状況から実際の数値を使って説明をしています。
⇒【公認会計士30代】30歳や35歳から合格・就職できるのか?
⇒【公認会計士40代】40歳、45歳で受験と転職は大丈夫?
論文こそLECで思考力を養い着実に合格ラインに上げることが重要なのです。
LECの論文講座は内容が濃いのでメリハリをつけて勉強をする必要があります。
おすすめの講座
2022年12月短答式試験目標の方又はこれから勉強をはじめる学生・フリー等の方はこちら
⇒2022年短答合格コース<秋生>【通信】
2022年5月短答試験目標の方はこちら
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