LECの公認会計士講座
LECは短答試験、論文試験という考えではなく、
短答は短答、論文は論文にはっきり分けて考えているため講座自体も短答コース、論文コースとはっきり分かれているものが多いです。
LECの公認会計士講座の「受講料金」
料金っていくらするの?
講座で気になる1つですね。
公認会計士講座はいくつかありますが、その中でLECの講座が最も安いということは覚えておいたほうがいいかもしれません。
料金を重要視する方はLECは要チェックの専門学校ということになります。
他の専門学校と比較しやすいように初学者の方が合格を目指す場合を考えて話を進めていきます。
基本的には
・12月短答式試験
・8月の論文式試験
このように公認会計士試験は12月短答式試験に合格し、翌年の8月論文式試験合格を目指します。
LECの会計士講座
他校の基本的な公認会計士講座は短答・論文のまとまった講座になります。
一方LECは短答講座、論文講座と2つに分けています。
※短答論文をまとめた講座もありますがLECは2つに分けるのが基本となります。
次からは短答について話を進めていきます。
LEC 2つの短答コース
LECの短答講座には大きく2つのコースが存在します。
①秋生コース:8月~1月学習開始の方が対象
②春生コース:2月~7月学習開始の方が対象
このように学習開始時期を目安にどちらのコースになるのか決めることになるのが一般的です。
※学習開始時期がいつなのか?それにあったコースを選ぶのが最もおすすめです。今から公認会計士の勉強をはじめようという方が10月であれば①に該当しますので秋生コースを選ぶことになります。
秋生コース
2022年12月短答式試験合格を目指します。約1年程度短答式の勉強をしていくことになるのでしっかりとした勉強が可能となります。
ただし、社会人の方や忙しい方はこのコースを選択すると厳しい場合がありますので、その場合は2023年春生コースを選択するのがいいですが、あまり先延ばしにすると勉強のペース自体がゆっくりとなってしまいます。
公認会計士合格には「勢い」が大事だと言われています。
短期間といっても2~3年になりますが、その期間集中してさっと合格するのが理想です。
通学 228,000円~298,000円
web通信 208,000円~DVD通信278,000円
論文コース
通学 238,400円~302,400円
web通信 222,400円~286,400円
金額がごちゃごちゃして分かりづらいですので簡単にまとめてみましょう。
通学の場合は466,400円
web通信の場合は430,400円
LECはキャンペーンを実施しているため驚きの価格になっています。
2023年短答試験目標の方はこちら
⇒2023年短答合格コース<春生>【通信】
2022年12月短答式試験目標の方はこちら
⇒2022年短答合格コース<秋生>【通学】
⇒2022年短答合格コース<秋生>【通信】
2022年5月短答試験目標の方はこちら
⇒2022年短答合格コース<春生>【通信】
LECの驚きのキャンペーン
短答秋コースを受講して12月の短答式試験に晴れて合格すると・・
なんと、論文コースが奨学生価格になるので50,000円(税込)になります。
50,000円引きではなく、論文コースが50,000円です。
そのためLECで公認会計士を勉強すると通学は288,400円(web通信258,000円)で公認会計士になることが可能だということです。
より分かりやすくするために補足をしておきます。
公認会計士試験に限りませんが、専門学校を利用する場合は「通学できる学校を選ぶ」
これが合格率を高める1つの方法であることを覚えておいてください。
2倍以上の合格率があります。
そのため通学できるのでしたら通学コースを選ぶことをおすすめします。
また、LECの通学コースは29万円くらいだと分かります。
大原、TAC、東京CPAの通学コースはいくらすると思いますか?
他校は大体70万~80万円くらいします。
半額以下で受講することが可能です。
LECは割引セールをよくやっていますし、合格お祝い金もあったりするので安く抑えたい人にはこれ以上ない専門学校です。
29万円は激安のレベルを超えている
29万円がどのくらい安いのか?
これは例えばオークションで購入した場合を想定するとそれより安く全科目を受講することができますし、オークションだと短答模試よりは論文模試の採点、順位は分かりませんが、受講するとそういったことが分かります。
論文の答練の勉強は採点してもらうことに意義があります。
また、受講して通学コースですといつでも講師に質問できますし、自習質を利用できるので合格率は全く違うことになります。
こんなに安いのには理由があるでしょう。
以前からLECは割引キャンペーンをよく実施していました。
例えば、奨学生割引試験という出題する問題で何点とれるか?
確か問題が10問あって、10問正解だと10割引といった感じで割引キャンペーンはインパクトがあり他校生も受験される方が多くいらっしゃいました。
それに似たような割引キャンペーンだといえます。
また、2大専門学校、東京CPAの進出により受講生を逃がさないようなキャンペーンだといえますので、安いから質が悪いとかそういうのは一切ありません。
少しでも多くの人にLECで勉強をして合格者を輩出したいという願いがこのキャンペーンには含まれているでしょう。このキャンペーンはもしかすると今年のみかもしれないので公認会計士試験を受講しようと思っている方はチェックです。
LECの公認会計士講座の「スケジュール」
今から勉強を始め来年の12月の短答式試験を受験します。
LECのスケジュールでは4月に短答式の模擬試験が実施されます。
そのため勉強のスケジュールとしては
・短答入門講座
・短答入門答練
この2つを3月までに終わるようにスケジュールが組まれています。
名前は「入門講座」とついていますが、簡単なものだけを扱っているので試験に全く対応できないといったものではありません。
そのため場合によっては5月の短答式試験を受験することもできますし、受験して合格された方もいらっしゃいます。
ただ、あくまで目標は12月ですので、無理をしたために中途半端な理解になってしまったなんていうことがないように焦らずじっくり勉強をして12月を確実に突破しましょう。
4月の模擬試験が終わったら、基礎的な力を引き上げ応用問題にも対応できるように
・実践演習
・理論強化
といった講義が進んでいくことになります。
LECの改善
LECのコースによってはスケジュール的に疑問に思うことがありました。
短答式試験が近いにもかかわらず講義は終わっていないために、試験直前まで実践演習があまりできないまま短答式試験へ・・。
これではきちんと勉強した人も落ちる可能性が高くなります。
しかし、このコースのスケジュールは勉強しやすいだけでなく、試験でも点が取りやすいメリットがあります。
LECで一発合格を勝ち取れば費用は他校の半分以下となっています。それだけ難しいということでもありますが、LECをおすすめするのには理由があります。
LECをおすすめする理由
学校、仕事、家事等で忙しくなったとき、勉強がうまく進まなかったり、短答試験に合格できない場合は、論文の講座代が無駄になることがあります。
(LEC以外の専門学校は基本的に短答・論文代を含めた一括の講座となっているか、分割してある講座は合算すると通常より高くなります。)
知人は論文の教材がほとんど手つかずになってしまったと言ってました。
テキストや講義というのは最新を使わないとそれだけで数点不利になってしまいます。
数点を争う試験なだけにそれは大きなデメリットとなってしまいます。
他校ではこういうことが起こりえますが、LECでは短答だけの講座、論文だけの講座と分けてあるので勉強にメリハリをつけて教材をこなすことができる上に、金銭面においても短答試験合格後に論文講座を受講という形をとることができるので損をしない選択ができます。また、もともと金銭的に安い大きなメリットもあります。
安いと聞くと内容が薄いのでは?と思う方もいらっしゃるでしょう。
しかし、LECは科目ごとに論文講座があります。
「普通なのでは?」と思うかもしれませんが、多くの学校は論文講座はなく論文答練で実際に問題を解かせてそれを説明する形をとっています。そのため短答の理解から論文の理解へ短期間で引き上げる必要があります。
学生の場合は多くの時間が取れたり夏休みもあって時間でカバーできる部分もありますが、社会人の場合は困難になります。
それが結果となって表れています。
30代、40代を例に挙げると短答試験の合格率はほぼ同じなのですが、論文に限っては明らかに悪くなっています。
瞬発力・暗記力・計算力は若い世代が強く、思考力は社会人が強そうに感じるかもしれませんが実際は違います。
30代、40代の合格率を記事にしていますので気になる方はこちらをご覧ください。
こちらは監査審査会の合格状況から実際の数値を使って説明をしています。
⇒【公認会計士30代】30歳や35歳から合格・就職できるのか?
⇒【公認会計士40代】40歳、45歳で受験と転職は大丈夫?
論文こそLECで思考力を養い着実に合格ラインに上げることが重要なのです。
LECの論文講座は内容が濃いのでメリハリをつけて勉強をする必要があります。
2023年短答試験目標の方はこちら
⇒2023年短答合格コース<春生>【通信】
2022年12月短答式試験目標の方はこちら
⇒2022年短答合格コース<秋生>【通信】
⇒2022年短答合格コース<秋生>【通学】
2022年5月短答試験目標の方はこちら
⇒2022年短答合格コース<春生>【通信】
LECって本当の所はどうなの?もう少し詳しく知りたい方はこちら
⇒LECのメリット・デメリット(評判)