①家庭の事があって時間が取れないけど勉強できるの?
②登録販売者ってどんなことができるの?取得する価値はあるの?
③ユーキャンをどのように使って勉強をしているのか?
このような悩み・疑問をお持ちの方にお答えします。
下記にて子育てをしながら登録販売者試験を勉強している方に記事を依頼して書いていただきました。
ユーキャンを使ってどのように勉強をしているのか参考にしてみてください。
目次
登録販売者試験に挑戦中
この度は30代主婦で1児を子育て中のtoさんに登録販売者試験について書いていただきました。
資格を取得しようと思ったきっかけや動機は何?
登録販売者の資格を取得しようと思ったきっかけとしては2つあります。
資格を取得しようと思ったきっかけ その1
私は元々持病があり、小さい頃から現在も皮膚科に通院しております。ずっと病院から処方された薬を何も考えずに使用していました。
ですが、社会人になって、ふと、「本当にこの薬が自分に合っているのだろうか?」と疑問に思いはじめ、次第に「もっと自分が使っている薬について知りたい」という興味に変わっていきました。
そこで、当時勤めていた一般事務の仕事を退社し、調剤薬局事務管理士の資格を取得して調剤事務として調剤薬局で働きはじめました。薬剤師のサポートやたくさんの医薬品に携わるようになり、もっと詳しく知りたいと思うようになりました。
当時は、日々の業務に追われ、勉強する時間が中々取れず、「いつかは登録販売者の資格を取りたい」というざっくりとした願望だけがありました。
資格を取得しようと思ったきっかけ その2
そして2つ目の最大のきっかけが、子供を出産した事です。
出産後の痛みで入院中に痛み止めを処方してもらう時があったのですが、その薬が私には効かず、他の薬に変更して貰うという事がありました。
その時、「同じ効果のある薬でも入っている成分によって、その人に合う合わないがある」という事に気付きました。
そして、子供の薬を処方して貰う時、病院からの処方は安心ではありますが、ドラッグストアで市販薬を購入する時など私にもっと薬に対する知識があれば、もっと安心して使用させてあげる事が出来るのではないかと思うようになりました。
結婚・出産を機に調剤事務の仕事は辞めてしまいましたが、「いつかは登録販売者の資格を取りたい」というざっくりとした願望から、今この育児中の時間を有効活用して勉強したいと思うようになりました。
ユーキャンをどのように使って勉強をしているの?
ユーキャンの通信講座にて勉強しています。
時間としては子供の就寝後、毎日1時間~2時間程度です。日によっては30分だったり全く勉強出来ない時もあります。
ユーキャンの通信講座は1章ごとにテキストを読んだり、スマートフォンでも勉強が出来ます。外出先などで手元にテキストが無くても、少しの空き時間があればスマートフォン1つで勉強が出来るのです。
そしてその後、マークシートにて問題を解き郵送し添削後、解説と共に自宅に返送されてきます。
添削サービスは、契約後1年間と決まっています(各講座によって違います)が、マークシートの提出期限などがない為、自分のペースで進める事が出来るので普段お仕事されていたり、子育て中の方だったり忙しい方などに通信講座はすごくお勧めです。
この資格の勉強で思った事や感じた事
医薬品の名称や成分を覚えるのが大変で似たような言葉が沢山ありなかなか難しいです。
さらに医薬品の名称や成分を覚えるのに加えて、その医薬品の成分が身体にどのように働き、どのような効果があるのかも覚えなければなりません。正直なところ、頭の中でごちゃごちゃになる時もあります。
その時は無理に頭に詰め込もうとせず、一旦休憩したり他の分野を先に勉強したりして、リセットしてからまた挑戦します。
このような勉強の仕方が出来るのも通信講座の魅力の1つだと思います。学校に通うとなると手厚いサポートは受けられると思いますが、時間などに縛られているので一度授業を休むと遅れを感じてしまうかもしれません。それに比べて通信講座は時間に縛られていないため、自分のペースで勉強が出来ます。
急な子供の体調不良など、夜な夜なお世話をしなければいけない時はなかなか勉強出来ませんが、学校のように遅れをとって焦るという事もありません。
この資格を目指そうと思っている人にメッセージ
薬剤師になる為には大学の薬学部で6年間の薬剤師養成課程修了が条件で、さらに国家試験合格が必須ですが、登録販売者は独学でも勉強が十分可能です。
登録販売者の主な活動の場として代表的なのがドラッグストアです。ドラッグストアは医薬品はもちろん日用品や食料などの取り扱いもある為、私達にとって身近な場所になっています。
その中で登録販売者の仕事内容は医薬品販売が主になっていて、その中でも「第二類医薬品」と「第三類医薬品」の販売です。「第一類医薬品」は薬剤師の資格がないと販売できませんが、「第二医薬品」と「第三医薬品」を合わせると医薬品の約9割以上にのぼります。
医薬品の知識を身に付けていると将来的にも役に立つと思います。
登録販売者はほとんどの医薬品を取り扱う事が出来ますが、販売だけではなくお客様への医薬品に関するアドバイスや副作用などの説明もあります。
コミュニケーション能力も必要となってきますが、それは働いていくうちに自然と身に付いていくと思います。
登録販売者の資格に有効期限はないので、一度取得していまえば一生ものになる資格ですので、医薬品に少しでも興味があればぜひ登録販売者を目指してみて欲しいです。
まだ私も勉強中ではありますが合格に向けてもっと努力していきたいです。