司法書士

【司法書士 伊藤塾】社会人合格体験記と具体的な勉強法

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①司法書士試験に合格するために伊藤塾を利用したの合格体験記が読みたい

②司法書士受験生は合格までにどのような講座・答練を受けてどのように利用したのか知りたい。

③社会人でも司法書士試験に合格できるの?

このような悩み・疑問をお持ちの方にお答えします。

下記にて伊藤塾を利用して司法書士試験に合格した方に記事を依頼して書いていただきました。

今回は社会人合格者による合格体験記です。

いつどんな教材を利用してどのように勉強をしたのか具体的に書いてあり、これから勉強する方の大きな指針になるのではないかと思います。

 

 

この度はSさんに司法書士合格体験記を書いていただきました。

司法書士 合格体験記

 

【伊藤塾で受講したコース名】

  • 入門講座(山村クラス)
  • 中上級講座 択一アドバンス(宇津木クラス)
  • 答練(択一、記述)
  • うかる!記述式直前予想編(蛭町クラス)

 

【伊藤塾を選んだ理由】

伊藤塾の入門講座は、法律初学者でも一からしっかりと合格に必要な知識を習得することができるカリキュラムになっていると感じました。

私は、通学クラスではなく、インターネットのクラスをはじめから希望しており、実際に数名の講師の講義を視聴した中で、山村講師の講義が、1番分かりやすく、自分に合っていると感じたため、伊藤塾を選びました。

入門講座のカリキュラムはほとんどの予備校が1年程度となっており、講師との相性はとても重要だと思います。また、自習室を利用したいと思っていたので、伊藤塾の校舎が通いやすい場所にあったことや、校舎の雰囲気や事務の方の対応が良かったことも選んだ理由の1つです。

質問や相談はメールや電話ですることができ、また合格者の方が月に数回来られて勉強の相談などすることができることが、いいところだと思いました。

 

【合格までの流れ、勉強方法】

1年目、入門講座受講時の勉強方法

私は、1年目は、伊藤塾の入門講座と答練を受講しました。

入門講座は、伊藤塾の山村クラスをインターネットで受講しました。パソコンを使って伊藤塾のブースや、自宅などで講義を受講しました。

講義を受けたら、次の講義までにテキストと付属のドリルで復習をしていました。理解出来ていないところがあっても、深入りをせず、理解不十分の箇所には付箋で印をつけておき、一通り講義が終わった後に戻ってくるという方法で勉強を進めていきました。

全体を把握してから、また戻ってくると、以前は理解できなかったところが理解出来るようになっていたりしました。勉強を始めたばかりの時は、付箋だらけだったテキストが、勉強を進めていくにつれてその付箋減っていくのがうれしかったです。

記述式対策としては、はじめはひな形を覚えることに重点を置きました。入門講座のテキストの1つに申請書のひな形ドリルがあり、それを使って毎日練習していました。不動産登記法、商業登記法、各5個ずつくらいを毎日練習していました。

1年目の直前期には、過去問も解きましたが、なかなか理解が追いつかず、テキスト中心の勉強をおこなっていました。正直、1年目は、入門講座を最後まで受講し、その復習をすることで精一杯で、試験対策を意識した勉強方法はできていなかったと思います。インプットが中心の勉強を行っていました。

そして司法書士試験を受験した結果、午前は基準点には達しましたが、午後は択一、記述ともにボロボロでした。特に記述は時間が足りず、白紙に近い状態で提出しました。

 

2年目、中上級講座受講の勉強方法

2年目は宇津木講師の択一アドバンス講座と答練、直前に蛭町講師のうかる!記述式直前予想編を受講しました。

年内に択一アドバンス講座で基礎知識をしっかりとインプットし、年明けからは答練と過去問でアウトプットする勉強方法をとりました。過去問は平成以降ものを使用しました。

入門講座とくらべると、重要論点や、理解しにくい部分を抜粋した授業となっており、あやふやだった知識が、クリアになっていき、そういうことだったのか!と納得し理解できる授業でした。講義回数もテキストも入門講座よりコンパクトになっており復習という点においてはとてもよかったと思います。

記述式対策としては1年目から引き続き、申請書のひな形ドリルを毎日5個ずつ練習しました。

択一アドバンス講座が終わった年明けからは、過去問を解いていきました。過去問を解くと基礎知識が足りていないことを実感しました。そのため入門テキストに戻り、過去問とテキストの往復を徹底的にしました。

答練や過去問を解くようになってからは、間違いノートも作成しました。間違いノートは、寝る前や勉強を始める前に必ず目を通し、復習しました。1月から3月頃の勉強のスケジュールとしては、1週目は民法、2週目は不動産登記法というように、1週ずつ勉強する科目を区切って過去問やテキストの復習をおこないました。

 

直前期(4月~6月)の勉強方法

1年目の試験では午後の択一を解くのに時間がかかりすぎ、記述に十分な時間をかけることができませんでした。午前は知識、午後は知識+スピードが必要と感じました。そのため直前期は午後の択一を解くスピードを上げたいと考え、直前期に午後の科目について過去問を解く時間を多くしました。問題を早く解くためには、問題に慣れることが必要だと考えたからです。

また、年度別の過去問集も使用し、午後択一を1時間以内に解くという感覚を身体にたたき込みました。逆に午前の民法、商法についてはテキストを読み込むことに時間を使い、過去問は数回しか回しませんでした。

記述式に関しては、過去問に加えて、蛭町講師のうかる!記述式直前予想編の問題を繰り返し学習しました。分量が多く解くのに時間がかかりましたが、一つの問題にいくつもの論点が集約されており、とても勉強になり、記述式の総まとめとして受講しました。

5月から模試が始まり、私は伊藤塾と他校の模試を合計5回受けました。模試の復習は必ずその日か次の日までに終わらせて、結果については良くても悪くてもあまり気にしないように気をつけました。

模試は、問題を時間内に解く練習と、自分の弱点を知る方法として利用しました。直前期は焦りや不安から気持ちが不安定になりやすいですが、1ヶ月のスケジュールをまず立てて、そして1週間終わる度に見直し、スケジュールを立て直すということをしていました。スケジュールを立てるときは、無理のないようにすることが大切だと思います。

直前期は主要4科目については、午前午後それぞれ1科目と記述(不動産登記法または商業登記法どちらか1つ)を1セットにし、1日ずつ交互に勉強し、知識が偏らないようにバランス良く勉強することを心がけました。

 

【伊藤塾の講座の良かった点・悪かった点】

入門講座(山村クラス)

私はインターネット受講だったので、自分のペースで講義を受講できたところがよかったです。はじめは最後まで受講できるか不安があったのですが、山村講師の講義はとても分かりやすく、時に雑談も交えながら、厳しいときもあったり、優しいときもあったり、メリハリのあるとても熱い授業でした。

また、入門テキストは分量が多いですが、試験範囲を網羅しており、受験勉強の最後まで活用できました。講義では、知識の習得はもちろん、勉強を継続していくための方法やモチベーション維持のための方法なども教えてもらえました。記述式を解くための答案構成方法についても、山村式の答案構成を教えてもらうことができます。

ただ、通学クラスと比べると、インターネットでの受講であるため孤独との戦いという感じはありました。また、マイペースに進められる分、自分でスケジュール管理をしっかりしなくてはいけないという点や、質問をタイムリーに講師にできないという点は、マイナスなところかと思います。

ただ、質問はメールですることもできますし、カウンセリングの制度を活用し、質問や相談をできたので、そこまで悪い点とは感じませんでした。

 

中上級講座(択一アドバンス講座、宇津木講師)

中上級講座は、入門講座のテキストと比べると、テキストの分量は半分くらいに集約されており、また知識としては、入門テキストのプラスアルファーの知識が習得できました。

そしてこの講座は年内に講義が終わるため、年明けから答練や過去問などアウトプットに集中できるところが良かったです。テキストは、表形式が多く、入門テキストのまとめ的な要素が多いため、復習が短時間で効果的にできました。

ただ、基礎がある程度しっかりできていないと、少し難しいと思います。理解度が低いところについては、自分で入門テキストに戻って内容を確認するということが必要になります。

 

答練

答練では、今までに習得した基礎知識をもとに問題を解いていく練習を行います。択一は答練受験者の中での順位や問題の正答率も出てくるので、自分の弱い部分や強い部分を分析できました。

記述式については、限られた時間の中で、どのような手順で答案構成を行い、回答を作成していくかということを学ぶことができました。答練で学んだ解法の手順を何度も復習し、連想する力をしっかりと身につけることで、本試験にも対応できる力がつきました。

 

うかる!記述式直前予想編(蛭町講師)

私は、直前期になかなか勉強に余裕がなく、この講座は3月~4月に開講されていたのですが、私はインターネットで5月、6月に受講しました。記述式の予想問題が数問用意されており、問題と解説の講座です。

この予想問題には記述式の重要論点が1問に多数入っており、また解説冊子には、1つ1つの論点がとても詳しく分かりやすく書かれており、解説を読むだけでも、記述式の総まとめとして十分役に立ちました。効率的に直前に復習ができるため、受講して良かったと思いました。

 

【合格した要因】

司法書士試験は、仕事をしながら受験勉強をされている方も多いと思います。限られた時間の中で、いかに効率よく勉強するかが重要になってくると思います。

また主要4科目、マイナー科目、記述どれもバランス良く合格に必要なレベルまで持って行くことが重要です。マイナー科目はどうしても主要4科目にくらべると後回しになってしまいがちですが、マイナー科目だけでも合計すると16問になります。

私は、伊藤塾からでている3300という書籍(マイナー科目が1冊にまとまっている本)をマイナー科目については使用し、この1冊を常に持ち歩き隙間時間はすべてマイナー科目の勉強にあてていました。

テキストと過去問の往復で基礎をしっかりと固めていき、本試験までに、テキストや過去問で分からないところをいかに少なくしていけるか、と言う気持ちで勉強をしていました。

勉強をしているともっといい勉強方法があるのではないか、もっと知識を増やさないと合格できないのではないかと考えだし、不安になって色々な書籍や問題集に手を出したくなりますが、合格するために一番大切なことは、あやふやな知識を増やさず、確実な知識を1つずつ増やし積み重ねていくことだと思います。

 

【メッセージ】

司法書士試験の合格者は20代から60代までととても幅広い年代の方がいらっしゃいます。勉強を始める動機も人それぞれなのだと思います。私は20代の頃から司法書士の仕事に興味を持ち、30代で勉強を始め、資格を取得しました。資格があると働き方も、今の自分のライフスタイルに合わせた働き方ができるため、好きな仕事をずっと続けていけるというのがいいところだと思っています。

伊藤塾の講座は、法律専門の予備校ということもあって、とても信頼できる講師とテキストだと感じました。自分にあった講師を見つけることもとても大切だと思います。

そして、勉強をしていて一番大変なことはモチベーションを維持することです。特に社会人になって勉強をしていると、周りとのギャップに気持ちが揺らぐことがあります。

そういうときは、なぜこの試験を受けようと思ったのか、最初の気持ちを思いだし頑張りました。私は、試験直前の6月に体調を何度も崩してしまい、焦る気持ちと、体調不良とで、もう無理だと投げ出してしまいそうになりました。

しかし講義の中で講師の方々がしてくださった色々な話を思い出し、そして自習室で一緒に勉強していた仲間や、合格されていった方の努力していた姿を思い出し、心を落ち着けて、最後まで踏ん張ることができました。

試験当日も緊張のせいか、頭がすっきりせず、いつものようにできませんでした。もう絶対にだめだと泣きながら帰ったのを覚えています。合格発表の日、自分の番号があったときのあのホッとした気持ち、安心した気持ちは一生忘れることはないと思います。

受験勉強は思ったよりも大変でしたが、頑張って良かったと本当に思っています。勉強していると辛い時も、迷う時もあるかと思いますが、周りのサポートに頼りながら、初志貫徹、頑張ってください。寒い季節になってきましたが、体調管理には気をつけて、受験勉強頑張ってください。

 



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