行政書士

【行政書士試験 合格体験記】フォーサイトで一発合格

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①行政書士試験に合格するために通信講座であるフォーサイト出身者の合格体験記が読みたい。

②行政書士受験生は合格までにフォーサイトの教材をどのように活用して勉強をしたのか知りたい。

③一発合格するための勉強方法とは?

このような悩み・疑問をお持ちの方にお答えします。

下記にてフォーサイトを利用して行政書士試験に合格した方に記事を依頼して書いていただきました。

そもそも「フォーサイトを選んだ理由は何?」からフォーサイトの教材を使って試験に合格するまでの勉強方法等が記されているので参考にしてみてください。

 

 

この度はぴちさんに行政書士試験合格体験記を書いていただきました。

行政書士 フォーサイト合格体験記

 

行政書士試験合格 私の取った攻略法

 

50歳手前にして、独学で行政書士試験を一発合格した「ぴち」と申します。

今回は、合格率10%前後の難関資格である行政書士試験に、どのようにして合格したかを紹介させていただきます。

 

目次

1:私が選んだ教材・選んだ理由

2:合格までの流れ

3:フォーサイトを選んで良かったこと・イマイチだったこと

4:私が合格できた要因

5:これから行政書士資格取得を目指す方へ

 1,満点を狙う必要はない

 2,なぜこの試験を受けようとしたのかを思い出す。

 3,一日10分でもいいから勉強する。

 4,信じるものは救われる

6:最後に

 

 

1:私が選んだ教材・選んだ理由

さすがに憲法すらまともにわかっていないとこで、本屋さんの資格本を覗いても何も伝わってきません。

しかし、仕事を辞めて通学するほど資金に余裕があるわけでもない。

そこで選んだ勉強法は通信講座でした。

通信講座のメリットとしては

  1. 仕事を続けながらも勉強できる。
  2. マイペースで続けられる。
  3. webやアプリを使った学習でスキマ時間を有効に活用できる。

といったところでしょうか。

反面、デメリットとして、自分で常にやる気を保たなければならない。

これに尽きるかと思います。

通信講座は、いかにスキマ時間を活用するかが重要で、通勤中や昼食時はもちろん、トイレ時間も1問解くぐらいの意識が必要です。

私は仕事で車に乗る時間が3時間ほどありましたが、その間は常に講義をダウンロードして聞いていました。(危ないから画像は見てません)

また入浴中も防水のプレーヤーで講義を聞いていました。

 

私はフォーサイトの行政書士講座バリューパック2で勉強しました。

なぜフォーサイトかというと、もっとも受講料が安かったからです。また、教育訓練給付金対応の講座にしたかったので、バリューパック2にしました。

フォーサイトは、価格こそ安いものの教材の内容はしっかり充実しています。

セットの内容は、テキスト・過去問・講義用DVD・直前対策講座・模試で、このあたりは各通信講座とも大差はないかと思います。

大差がないのであれば、安さで!というのが私がフォーサイトに決めた一因です。

各通信講座それぞれで講義のサンプルDVDを無料提供してくれますので、数校取り寄せて視聴してみると良いでしょう。

 

 

2:合格までの流れ

令和元年1月23日より学習を開始しました。

基礎法学から始まり、憲法、行政法、民法、商法、一般知識と続いていきます。

フォーサイトの場合、道場破り(当時。今はmanabun)というアプリがあり、自身の一日のスケジュールを入力すると、「いつまでにこの単元を終わらせる」といったペースメーカーがついていますので、それに沿って基礎講座を進めていきます。

単元ごとに学習効果を確認できる「チェックテスト」「確認テスト」があり、自分がどの状況にあるのか、迷子になりません。

とはいえ、それぞれの講義にボリューム感があるので、一度聞いただけでは理解できません。

私は、ひとまず全てを一回転させ、2回転目からはテキスト←→過去問といった具合に進め、間違った問題には付箋を貼り、3回転目からは付箋を付けた問題を中心に取り組みました。

概ね10回転ぐらいはさせました。

 

こんなことを7月いっぱいまで続け、8月に模試を2回受けます。

正直、あまり良い成績では無く、落ちるかもと思いました。

そこで、試験の中で配点の多い民法と行政法に注力することに決めました。

行政書士試験では、その他に記述式という回答方式があり、20点満点の問題が3問出ます。

180点以上獲得で合格となる試験において、記述式3問で60点を占めますので決しておろそかには出来ません。

9月に入ってから、記述式の力を付けるべく、書店で記述式に特化した問題集を別に購入しました。(フォーサイトの教材だけでは問題数が少なかったためです)

 

各法令の第一条(目的条文)もよく出題されることから、暗記にも時間を費やしました。

試験1月前ぐらいです。

暗記するために、入浴時にブツブツ言いながら覚えました。

幸いこの年の試験で覚えた条文の問題が出題され、ほくそ笑んでました。

 

 

3:フォーサイトを選んで良かったこと・イマイチだったこと

良かったこと

  1. ライブスタディがあり、リアルタイムで学習できること。
  2. 学習用アプリで講義を聞くことから問題を解くこと、質問をすることまで一通りの機能が充実しているので、あらゆるスキマ時間を勉強の時間に当てられる。
  3. アプリで講義を聞く際、再生速度を早めることができるので、2回目以降講義時間を短縮できるので、一番知りたいところにすぐに取り掛かれる。
  4. テキストがカラフルで見やすい。
  5. youtubeでもチャンネルを設けて配信しているので、参考になる情報を簡単に聴くことができる。

イマイチだったこと

  1. 学習を進めていくうちに過去問数の少なさを感じた。
  2. 講義では十分に理解出来ない部分があり、それを克服するために自分で調べるなどの労力を必要とした。
  3. あくまで個人的ではありますが、プレゼント?として付いてくるマークシート用の極太シャープペンと消しゴムは必要ありません。

(シャープペン、結構使いづらいし、消しゴムをかけたら逆に黒くなりました)

 

 

4:私が合格できた要因

先述しましたが、8月に受けた模試の結果で、このままでは合格できないかもしれないと危機感をもちました。

そこで力の配分を、配点の高い民法と行政法に、そして記述式にと変えました。

逆に言うと、商法や基礎法学は最悪捨て問扱いにし、憲法は常識の範囲に委ねました。

もっとも憲法と基礎法学はそんなに出来が悪いわけではなかったというのもあります。

行政書士試験の恐ろしいところは、どんなに法令科目が良くても、一般知識でスコアが悪いと、足切りされることです。

合計14問有るうちの最低6問正解しないと、配点の高い記述式が採点すらしてもらえないことになります。

この一般知識の14問の中に3問、文章理解と言ってまるで国語のテストのようなものも出題されます。

たったの6問されど6問で、一般知識については何が出題されるか、蓋を開けてみないとわからない、というのが講師の意見でした。

一般知識対策としては、総務省管轄の試験ということで、マイナンバーカード関連は抑えました。

ほか、電子申請やデジタル関連用語(IotとかAIとかの意味)、雑学程度の法令についての歴史や成り立ちを抑えました。

そのへんを押さえて、14問中10問正解出来ました。

記述式は60点満点中42点。総得点196点で合格を果たしました。

 

民法が翌年に大改正を控えており、要注意ポイントが多かった印象があります。

もっと民法に費やせる時間が取れれば良かったと思います。

少なくとも、7月ぐらいには力の配分に気づけていればもっと気を楽に持って試験に臨めたのでは?と今更感じます。

 

 

5:これから行政書士資格取得を目指す方へ

1,満点を狙う必要はない

行政書士試験の合格基準は下記のとおりです。

  1. 行政書士の業務に関し必要な法令科目の得点が122点以上である者
  2. 行政書士の業務に関する一般知識等科目の得点が24点以上である者
  3. 試験全体の得点が180点以上である者

以上全てを満たしたものを合格とする  です。

試験の満点は、法令244点 一般知識56点 合計300点です。

従って60%ほどの基準をクリアできれば、試験を突破することが出来ます。

ですので、

完璧主義になりすぎないことが大切です。

これはどの試験でも言えることですが、出題の中には殆どの受験生が解けないような難問があります。

この難問に大切な時間を費やすのは得策ではありません。

それよりも多くの人たちが解答するであろう基本問題を取りこぼさないような学習を積み重ねることが大切です。

 

行政書士試験は180点以上さえ取れば何人でも合格できる試験です。そこを忘れないようにしましょう。

 

2,なぜこの試験を受けようとしたのかを思い出す。

世の中には合格率の低い難関試験があります。

司法試験や司法書士試験などが有名どこではないかと思います。

それに比べれば、行政書士試験は10%前後の合格率ですから、やや簡単な印象を持つ方も少なからずいらっしゃるようです。

しかし、100人受験すればそのうち約90人は落ちる試験です。

正直、そんなに楽に合格できる試験でないことは間違いありません。

しっかり勉強しなければ、合格どころか、問題が何を問うているかも理解出来ないでしょう。

そんな試験に対し、なぜ挑戦しようと決めたのか。

それをいつも忘れないようにしましょう。

 

私が行政書士試験を受験した理由は、社会保険労務士の受験資格を得るためでした。

社会保険労務士の資格を得るため、行政書士試験はあくまで通過点でした。

通過点でもたもたしないぞ!と心に決め、勉強に励みました。

 

資格取得を目指す理由は人それぞれです。そして人それぞれの理由に重みがあると思います。

決して楽とはいえない受験勉強を始めたときの熱い思いを常に持ち続け、自身の力に変えてください。

 

3,一日10分でもいいから勉強する。

人間、時にはどうしても気が乗らないときもあります。

私自身、仕事でめちゃくちゃ疲れたときは、テキストの活字を見るのも嫌なときがありました。

そんなときは10分だけ、講義を聞きながらテキストを無理やり見ました。

フォーサイトの講師が言っていたことですが、時間の取れたときにまとめて学習するより、毎日少しの時間でもいいから積み重ねるほうが学習効果が高いそうです。

復習でも過去問でもなんでもかまいません。とにかく10分、机に向かってみましょう。

 

4,信じるものは救われる

とにかく、自分は合格するために頑張っているんだと自分自身を信じることが大切です。

どうせ自分なんか頑張ったってダメなんだ、と諦めた時点で全ては無になります。

どんな些細な事も自分にとってプラスだと思いましょう。

本試験ではメンタル勝負といってもいいぐらいです。

最後の1分まで足掻けるよう、すべてのことが自分にとってプラスなのだと信じることが大切です。

 

また、講師も信じましょう。

私達が合格するために色々策を練ってくれています。

「この人に着いていく」そう決めて取り組みましょう。

 

 

6:最後に

家族や友人、職場の同僚などに感謝は持てているでしょうか。

周りの人たちも応援してくれます。

私の家族も陰ながら支えてくてましたし、合格のときは泣いて喜んでくれました。

自分ひとりで頑張ってるんじゃないと、周囲の支えに感謝の気持をしっかりと持ち、合格に向け頑張ってください!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 



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