①アガルートって最近CMで知ったけど司法書士の講座ってあるの?
②アガルートの司法書士講座の料金やスケジュールはどうなってる?
③アガルートの司法書士講座の評判が知りたい。メリットも知りたいけどデメリットも知りたい。
このような疑問をお持ちの方にお答えします。
①アガルートは難関資格である司法試験で有名な専門学校ですが、司法書士も難関資格ですので司法書士講座ももちろんあります。
②アガルートの司法書士講座は他校の1/3~半額程度の受講が可能で、金額にすると173,800円(税込)となっています。
また、単科講座、演習講座など数万円~10万円以下の講座もあります。
詳しい料金やスケジュールについては下記にてご紹介します。
③下記にてアガルートの評判・メリット・デメリットも併せて紹介をしていますので参考にしてください。
目次
司法書士試験とアガルート
アガルート
2020年7月からアガルートのCMで「受けちゃえ、司法試験」とかなりインパクトのあるものが流れ印象に残っている方も多いのではないでしょうか?
実際、SNSや資格を勉強している人の間ではかなり話題となっています。
アガルートは合格するのが難しいといわれる「難関資格」対策に強い他の専門学校では見られない大きな特徴を持っています。
そのため難しい試験に合格するノウハウを豊富にもっており、テキスト・講義・スケジュールなどに随所に見られます。
そのため難しい試験だからとあきらめている方ほどおすすめの学校といえるでしょう。
アガルートの司法書士講座 料金とスケジュール
アガルートの料金
他校は40万円~50万円に対してアガルートの司法書士講座の料金は173,800円となっています。
下記にて他の講座も含めて紹介します。
初学者向け&経験者向け講座料金
講座 | 開講月 | 対象者 | 受講料金 |
入門総合カリキュラム | 随時 | 初学者 | 173,800円 |
入門総合講義 | 随時 | 初学者 | 140,800円 |
演習総合カリキュラム | 随時 | 経験者 | 152,460円※ |
演習総合講義 | 随時 | 経験者 | 90,860円※ |
記述過去問解析講義 | 随時 | 誰でも | 39,380円 |
記述解答力完成講座 | 随時 | 誰でも | 60,060円※ |
民法改正強化パック | 随時 | 初学者 | 60,060円※ |
民法改正強化パック | 随時 | 経験者 | 52,360円※ |
※セール特別価格
上記価格は税込みになっていますが、消費税分はポイントとして加算されることになります。
例えば「入門総合カリキュラム」にお申し込みの場合
158,000円(税抜)+消費税15,800円=173,800円となっていますが、消費税15,800円が15,800ポイントとなります。
1ポイント1円換算ですので15,800円分を他の講座等にお申し込みの場合に15,800円割引として利用することができます。
※ポイントは退会しない限り有効となっています。
入門総合カリキュラム
こちらがアガルートの司法書士講座のメインであり初学者であっても「短期」で合格できるフルパックの講座になっています。
・全科目の講義とテキスト
・短答過去問集
→平成元年から令和2年までの32年分のボリューム
・ひな形集
・記述式試験の「解き方」講座
・記述式試験の「歩き方」講座
・記述式過去問解析講座
各種割引制度
・司法書士試験受験生割引
司法書士試験を受けたことがある方は「入門総合講義・入門総合カリキュラム」を10%割引で受講することができます。
・他資格合格者割引
宅地建物取引士試験・行政書士試験・社会保険労務士試験・土地家屋調査士試験合格者は「入門総合講義・入門総合カリキュラム」を10%割引で受講することができます。
・他校乗り換え割引
他の予備校・通信講座・スクール等で学習されていた方は「入門総合講義・入門総合カリキュラム」10%割引で受講することができます。
司法書士講座の基本的なスケジュール
※上記画像はアガルートHPの司法書士試験「入門総合カリキュラム」になります。
上記はアガルートの司法書士試験講座のスケジュールになります。
アガルートの評判(メリット・デメリット)
アガルートの評判については包み隠さずそのまま記載しています。
ただ、ここにあげている評判は個人的なのものも含まれているため、1つの参考として利用してください。
アガルートの評判(メリット)
・過去問の解説が分かりやすい
・こちらの要望に対応してくれてありがたい
・改正対応の箇所が分かりやすくてすっと頭に入る。
・申し込みをしたらすぐに動画を視聴することができた。
→動画については入金確認後に視聴することができますが、テキスト等は入金確認の翌営業日に発送になります。
・テキストに余白が多いので圧迫感がなくていい
・表が多かったりアイコンが随所にあって勉強がはかどる
・量は少ないように見えるが詳しい
・見やすいテキスト構成
アガルートのテキスト
アガルートのテキストはフルカラーとうたっているもののそうではなく、基本は黒で表やアイコンなどに色があるので見やすいカラーとなっています。
上記のコメントのように余白が多めにとってあるので講義を視聴して気になった点があれば書き込みがしやすいようにしてあります。
メインの箇所と欄外の箇所がわけてあるのでメイン部分を詰まることなく読めるようになっていたり、欄外を見ることでより理解を深めることができます。
また、ポイントとなる点などには「Advance」、「論点」、「本論点のポイント」などメリハリをつけて読むことができます。
情報の一元化
テキストに合格するために必要な情報を書いておくことで、他の教材を引っ張り出したりといった手間が省けます。
また、テキストに情報がまとまっていないということは頭の中も整理されていない可能性が高いので、余白に重要な事項を書き込んでおくようにしましょう。
講師は消せる鉛筆などで書いておくようにとおっしゃってます。
初学者のころは何でも重要と思って赤ペンやマーカーで線を引いてしまいますが、勉強をするうちに以前チェックしたものが当たり前の知識となっていきます。
そうすると、消せないものでチェックをしておくと後で見づらくなってしまうので消せるものや付箋を利用をおすすめします。
付箋の効果
付箋をつけておくと後で確認しやすくなりますし、付箋の色を変えることで暗記が必要なものや理解不足なものなど分けておくこともできます。
また、大きめの付箋をテキストに貼り付けてそこに書き込んでおくと後ではがすこともできます。(これは公認会計士試験10位以内で合格、模擬試験で1位(入門生)になった人の勉強方法です)
・最低限得点しなければいけない所を短期間でマスターできた
・インプットが早く終わるのでアウトプットに多く時間が使える
→これはすごく重要なことで全体を終わらすまでに膨大な時間をかけてしまい、終わらしたものの時間をかけすぎて最初のほうを忘れてしまうということは少なくありません。
復習をするにしても講義が進むにつれ復習不足や消化不良が続くの普通ですがアガルートはそういったことが少ないようになっています。
・基本、基礎をしっかり!
・合格すれば全額返金は燃える
・受講料金が安いので質問はできないないかと思っていたけどできるので安心。
→アガルートはFaceBookグループで理解できない箇所や確認したい箇所などを質問することが無制限でできます。
また、わざわざ講師のところに行かずにできるので気軽にできるのも〇
アガルートの司法書士講座はこちら
⇒アガルートの司法書士講座
アガルートの評判(デメリット)
・スマホだと操作性がいまいち
→スマホ視聴するときは縦向きでは表示されないボタンなどがあるので、横向きにして使う必要があります。
・司法試験受験生はめっちゃ盛り上がってるけど司法書士はそれほどでもない
・アウトプット少なすぎない?
・アウトプットは他校で補ってます。
→アガルートは演習講義を取らないと答練等もないので補う必要が出てきます。
また、司法書士を受験するためには他校と自分の順位や正答すべき論点(項目)を知っておくほうが合格率を高めることになるので大手の模試は必ず受けておきましょう。
合格者の5人に4人は利用しているLEC模試は必須です。
・ツイッターやスタプラで仲間を探しているけどあまりいない
・講師が選べない
・講師が生理的に合わない方は合わない
→これは司法書士の講師本人がおっしゃったことで、アガルートに限らず講師が合わないと思った瞬間に勉強はうまくいかないことが多いでしょう。
しかし、逆にこの講師ならと思えるのであれば合格率はぐっと上がることになります。
人間ですので相性というのもあるでしょう。
アガルートの総評・レビュー
新型コロナウィルスの影響により専門学校に通って勉強をするスタイルから、自宅等で勉強をするオンライン型が改めて見直されています。
その中でアガルートは価格の安さに加えて難関資格に強い独自のスタイルを持っているので強みを発揮することができる学校です。
通学できる専門学校の場合は、学校に通って講師に分からない所を聞いたり、周りのライバルを直に感じてモチベーションを上げていくことが強みとなっています。
ただ、そうすると校舎の設備・維持費、講師の数等から受講料金はかなり高くなってしまうという欠点もありました。
しかし、校舎を持たないオンラインの学校であるアガルートは価格を安く提供できるということができます。価格が安いというのはそういった理由があるからです。
価格が安いので不安な方も多いかもしれませんが、SNSなどや実際に利用されている方の生の声を聴くといい点ばかりを聞くことが多く本当にいい学校なんだと不安を払しょくすることができるでしょう。
アガルートと合格
さて、アガルートがなぜ難関資格に強いのか分かりますか?
難関試験の合格者の多くの人が口をそろえて言うことがあります。
それは「基本を大事に」ということです。
資格試験を受けたことがある方なら何度も聞く言葉ですが、それを忠実に実行できる方は多くはありません。
しかし、学校の提供する教材等は基本をはるかに超えた量を受験生に提供し、受験生はそれを取捨選択しなければなりません。
受験生は与えられた教材をなかなかうまく使いこなせず、そのため何年も合格できない、数点足りずに不合格になっているという方が後を絶たないのが現状となっています。
アガルートは基本に忠実であり学校側も最低限のものを提供し、そしてそれにプラスアルファの知識を講義等で提供することで受験生は理解がしやすく記憶として定着しやすくなります。
アガルートと教材
アガルートではテキスト等の教材から講師の指導方針、そしてスケジュールを通して首尾一貫して行われています。
「100のあいまいな知識より正確な10の知識」はよく言われますが、アガルートの講師もこの言葉をおっしゃっていました。
テキストを見ても出題頻度の高いもの・重要事項に絞っているので無理なくできる量になっています。
無理なくといっても相当の勉強が必要なのは言うまでもありません。
重要・頻出事項に絞ることで「テキストがちゃんと読める」、「理解ができる」ことにつながります。
不確かな知識が増えつづけてしまうと後で取り返しのつかないことにもなりかねませんがそういったことが起こりづらい分量といえます。
アガルートを選択
上記を見ることでいかに基本が大事なのか?合格するためにはアガルートを1つの専門学校の選択肢に入れたほうがいいということが分かるでしょう。
テキストを繰り返し読むことで理解が深まり問題が解けるようになり、もう一段階上の「本質的な理解」「体系的な理解」へとつながっていくことになります。
そうすることで「試験で使える知識」に変わり、法的な思考力が養われていくようになります。
1つ上のレベルへ
上記のページにも記載していますが、司法書士試験の試験制度を知っている方であっても試験の特徴と対策をつかんでいないといけません。
例えば午前の部の多肢択一式(憲法、民法、刑法、商法)では基準点が75/105点となっており72%程度でクリアすることができます。
そうすると憲法、民法、刑法、商法の4科目で72%を取ればいいんだと勘違いをしてしまう事です。
そうではなく、合格という視点で見ると72%%では足りません。
これはなぜかというと司法書士試験は合計点280点中200点程度をクリアしなければなりません。
多肢択一式で72%では全く足りず105点中90点(35問中30問)の86%の正答率が求められることになります。
つまり、あいまいな知識がその科目で1つでもあるとそれは無害なだけでなく有害になりうるということで、正確な知識が絶対的に必要となるのは試験の特徴から明らかです。
知らなければ肢を切ることはないのにあいまいな知識があったばかりに正答できない可能性が高くなるということでもあります。
アガルートが他校と違うところ
民法、商法、不動産登記法、商業登記法については「主要4科目」と言ってますが、アガルートは違います。
アガルートは主要5科目という言い方をしています。
民法
商法
不動産登記法
商業登記法
民事訴訟法
これらを主要5科目としています。
民事訴訟法は授業でそれほど詳しく扱わないということもあり苦手としている受験生が多くなっています。
つまり、アガルートは多くの学校が力を入れていない民事訴訟法に力を入れているという指導方針になり、他の受験生が民法のCランクで得点してくるところをアガルート生は民事訴訟法のABランクで確実に点を取るという事になります。
民事訴訟法について
入門生にとって民事訴訟法がどれほど難しくどのようにして得点をしていけばいいのかといったことが分かりづらいというのもあります。
通常は主要4科目に半年以上力を入れ、そのあとマイナー科目である他の科目の勉強にはいることになります。
しかし、アウトプットと同時にマイナー科目のインプットをすることで時間をうまく割けなくなり、民事訴訟法はおろそかになってしまうのが現実です。
合格者の傾向
合格者の科目別の得点を見ると民事訴訟法である程度得点している方が多く、合格するためにはあと1問、2問を取る、そのためには民事訴訟法の攻略が必須ということにもなります。
アガルートを利用すると通常の入門生では知ることができない民事訴訟法の重要性についてはスケジュールに組み込まれているので安心して司法書士の勉強に取り組むことができるのもメリットの1つでしょう。
憲法、刑法などに力を入れる方も少なくありませんが、民事訴訟法はそれらよりも問題数が多くなっています。
※憲法3問、刑法3問、民事訴訟法5問
アガルートの欠点
こういった学校の紹介ページにおいて欠点を書いているところは多くないと思いますが、当サイトは真実をお伝えします。
タイトル通りにアガルートにも欠点があります。
それは上記で紹介しました「入門総合カリキュラム」では一発で合格することは非常に難しいということです。
※この講座で合格すると支払金額が全額返金という特典がありますが相当厳しいと言わざるを得ません。
全額返金制度をうまく使う方法
アガルート関係者の方が見ている可能性も高いですが真実を提供するということですし、アガルートを利用して合格したのであれば受験生とアガルート両方にメリットがあるので多少は目をつぶってくれるでしょう。
アガルートはアウトプットが不足していますので、「入門総合カリキュラム」にプラスして演習講義を追加するかまたは他校の答練を利用する必要が出てきます。
他校の答練等を併用したとしてもベースとなるアガルートの15万円以上が返金されるのは大きな特典でもあるでしょう。
ただし、アガルートのテキスト、講義等を確実に自分のものにできる正答力が養われているというのが最低の条件です。
そうしないとアガルートを選んだメリット、合格できたはずの可能性を限りなく0に近づけてしまうことになるからです。
司法書士とアガルート まとめ
以上、司法書士の勉強をする場合にアガルートの利用について紹介しましたがいかがだったでしょうか?
アガルートの講座、料金、スケジュール、特徴、評判、総評など良い点から悪い点までお伝えしましたが、難関試験である司法書士試験に合格するためにはあなたの相当な努力が必要ということになります。
司法書士試験は合格するまでに4年程度必要と言われていますが、アガルートを「本気」で利用することで1年~2年で合格することができる可能性は高いでしょう。
また、価格も他校と比べて高くないことから手を出しやすかったり、あまり時間が取れない社会人の方も基本を固めるためにアガルートを利用することで短期合格することも十分に可能でしょう。
新型コロナウィルスの影響で生活スタイルが変わりつつあり、そうした中オンラインで勉強するのは非常に効率のいい勉強といえます。
ただ、オンラインの勉強はいつでも勉強できるかわりにいつでもさぼることのできる環境でもあります。
また、そうした状況下に伴い職を失ったり生活に困っていたりなど今までとは比べ物にならない数の人がいらっしゃいます。
街の法律家として困っている人を助けることができるのも司法書士の魅力であり、他の資格と違ってすぐに独立開業することができるのも魅力でしょう。
様々な可能性を秘めている司法書士だからこそ試験に合格するためには本気で司法書士になりたいという強い意志が必要となります。
あなたは本気で司法書士を目指していますか?
本気で司法書士になりたい方は下記の司法書士講座をご覧ください。
⇒アガルートの司法書士講座