①公認会計士試験ってどんな問題が出ているのか、過去に出題された問題が見たいんだけどおすすめの過去問集って何?
②試験も近づいてきたので、そろそろ過去問をやってどのくらい解けるのか見ておきたい。
下記におすすめの過去問集を紹介しますので参考にしてください。
過去の問題を解いてただ何点だったというのだけではなく、どこを解いて正解すべきだったのか?ということが、過去問題集を解くことで明確に分かるようになります。
おすすめの過去問
おすすめの過去問(短答)
公認会計士試験 短答式試験 過去問題集(TAC)3,080円
※2021年12月、2022年5月対策となり2022年12月はまだ販売されておりません。
直近3回分の過去問が掲載され、詳しい解答解説があります。
TACのデータリサーチによる「選択肢別の解答率」が載っていて、多くの受験生が正答した問題を知ることができます。
また、問題にはABCのランク分けがされてあり、3回分の合格りん、ABCのそれぞれの問題割合も集計されてあります。
受験生の正答率、問題の難易度から取るべき問題が分かるので、どの項目はどの程度取るべきなのかが分かることから、効率よく対策を立てて勉強することができます。
また、自分では気付いていなかった苦手な論点に気付くこともできます。
公認会計士試験 論文式試験 必修科目 過去問題集(TAC) 5,060円
直近3年分の過去問が掲載されています
「あらまし」によってどのような出題の意図があったのかを知ることができるので勉強しやすいのがいいでしょう。
また、ただ漠然と問題を解くのではなく常に出題の意図を考えながら解く癖を付けるためにも本書の利用は有用でしょう。
10年分もある過去の「出題傾向分析表」があるので、どの論点が繰り返し出題されているのか知ることができるので非常に役に立ちます。
こういった重要な論点は講師に言われるのが通常ですが、それだけですと実際どの論点がいつ出題されてどのくらいの頻度で出題されているのかを知ることはできません。
本書は表形式で確認することができるので一目瞭然です。
以上、短答対策用の過去問題集、論文対策用の過去問題集を紹介しましたが、受験生の半分は学生です。
メモ
専門学校に行くためには親に受講料を払ってもらっているので、会計士受講料金以外の費用については節約をしたいところではないでしょうか?
できれば、もっと安く過去問を解きたいと思う方もいらっしゃるでしょう。
お金に余裕がある方なら上記過去問題集をおすすめしますが、
お金にあまり余裕がない方は下記の過去問を紹介します。
過去問が無料!?
実は過去問は無料で解くことができます。
無料だから登録が必要なの?
→登録は不要です。
過去の問題は「監査審査会」のサイトに行くと問題を閲覧することが可能になっていますし、またPDFでダウンロードすることもできます。
短答、論文ともにできます。
問題を閲覧することはできますが、解答解説を見ることは出来ません。
でも、安心してください。
TACと東京CPAのサイトで解答解説を見ることができPDFでダウンロードすることもできます。
TACや東京CPAのサイトだからと受講生の必要はありません。だれでも閲覧することが可能です。
ただ、解答解説があるだけでなく講評、難易度も記載されているので参考になります。
公認会計士短答式試験の解答・解説はこちら
⇒公認会計士短答式試験解答・解説
(論文)
論文試験直後にTACが毎年行っている「座談会」による各講師の講評も参考になります。
また、各問題はどの答練、模試の類似問題だったのかも記載されています。
論文は答練の回数が多いですが、その分答練から類似問題がかなり出題されていることに気付きます。
問題はこちら
(監査審査会)
解答解説はこちら
(TAC)
座談会については、下記リンク先の一番下に「特別座談会」というのがあり、おもしろく読むことができます。
下記の解答解説はこの時点で最新版のものが掲載されていますので参考までにご覧ください。
<短答式試験>
<論文式試験>
解答速報はTAC(株)が独自の見解に基づき、サービスとして情報を提供するもので、試験機関による本試験の結果等(合格基準点・合否)について保証するものではございません。
過去問題集のまとめ(無料の欠点)
無料の方が有料よりいいということは基本ないですし、有料、無料両方とも出しているのはTACのみとなっています。過去問題集には無料にない情報や講師の講評を見ることができます。
さて、ここではまとめも兼ねて無料の欠点をざっとおさらいしておきましょう。
・問題は監査審査会からダウンロード、解答解説はTACや東京CPAからダウンロードする必要があるため多少の手間はかかります。
・肢別の分析表がない
短答の場合は「正答率」を知ることは非常に有用なことなので、お金に余裕がある人は過去問題集を買うのがいいでしょう。そのくらい重要な資料といえます。
これらの対策次第で合格の可能性もぐっと高まってきます。
・パソコンの画面を見ながら解くか、印刷をする必要がある。
欠点と言えるのはこの程度なので、無料でも十分という方は過去問集は購入する必要はないでしょう。
おすすめの記事
・おすすめのテキストはこちら
⇒おすすめのテキスト2022年度試験対応
・おすすめの問題集はこちら
⇒おすすめの問題集2022年度試験対応
専門学校
専門学校を利用してみたい方は下記を参考にしてください。
一発合格を目指すなら計算力とバランスのよい大原がおすすめですが、経済的に厳しいという方はLECで一発合格を勝ち取れば費用は他校の半分以下となっています。それだけ難しいということでもありますが、LECをおすすめするのには理由があります。
LECをおすすめする理由
学校、仕事、家事等で忙しくなったとき、勉強がうまく進まなかったり、短答試験に合格できない場合は、論文の講座代が無駄になることがあります。
(LEC以外の専門学校は基本的に短答・論文代を含めた一括の講座となっているか、分割してある講座は合算すると通常より高くなります。)
知人は論文の教材がほとんど手つかずになってしまったと言ってました。
テキストや講義というのは最新を使わないとそれだけで数点不利になってしまいます。
数点を争う試験なだけにそれは大きなデメリットとなってしまいます。
他校ではこういうことが起こりえますが、LECでは短答だけの講座、論文だけの講座と分けてあるので勉強にメリハリをつけて教材をこなすことができる上に、金銭面においても短答試験合格後に論文講座を受講という形をとることができるので損をしない選択ができます。また、もともと金銭的に安い大きなメリットもあります。
安いと聞くと内容が薄いのでは?と思う方もいらっしゃるでしょう。
しかし、LECは科目ごとに論文講座があります。
「普通なのでは?」と思うかもしれませんが、多くの学校は論文講座はなく論文答練で実際に問題を解かせてそれを説明する形をとっています。そのため短答の理解から論文の理解へ短期間で引き上げる必要があります。
学生の場合は多くの時間が取れたり夏休みもあって時間でカバーできる部分もありますが、社会人の場合は困難になります。
それが結果となって表れています。
30代、40代を例に挙げると短答試験の合格率はほぼ同じなのですが、論文に限っては明らかに悪くなっています。
瞬発力・暗記力・計算力は若い世代が強く、思考力は社会人が強そうに感じるかもしれませんが実際は違います。
30代、40代の合格率を記事にしていますので気になる方はこちらをご覧ください。
こちらは監査審査会の合格状況から実際の数値を使って説明をしています。
⇒【公認会計士30代】30歳や35歳から合格・就職できるのか?
⇒【公認会計士40代】40歳、45歳で受験と転職は大丈夫?
論文こそLECで思考力を養い着実に合格ラインに上げることが重要なのです。
LECの論文講座は内容が濃いのでメリハリをつけて勉強をする必要があります。
おすすめの講座
2023年短答試験目標の方はこちら
⇒2023年短答合格コース<春生>【通信】
2022年12月短答式試験目標の方はこちら
⇒2022年短答合格コース<秋生>【通信】
2022年5月短答試験目標の方はこちら
⇒2022年短答合格コース<春生>【通信】
資料請求
資料を請求して考えたい方はこちら
・合格者が最も多い大手専門学校
迷ったらこの学校にすれば間違いなし!
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・合格率が最も高く理解を重視したい方におすすめ
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「安い&合格できる」おすすめの専門学校
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公認会計士が気になる方はこちら