①公認会計士を初めて勉強する場合、どの講座・コースを選んでいいのか分かりません。
②通学講座じゃなくて通信講座でおすすめってありますか?
③社会人でも学習できる講座はありますか?
④できれば安い講座がいいんだけど・・もちろん安いだけじゃなくて合格できる講座で・・その場合受講料はどのくらいしますか?
⑤受験専念におすすめの学校はどこ?またどんなコースがおすすめ?
このような悩み・疑問をお持ちではありませんか?
①②③5月~8月から公認会計士の勉強を始める方は5月~8月の各月において開講される2023年度が合格目標年度となります。その場合、大原の「2年初学者合格コース」がおすすめです。このコースは通学講座だけでなく通信講座のどちらもあり様々な環境での受講が可能です。
学生だけでなく社会人の方であっても比較的ゆとりをもって学習を開始することができます。
④他校と比べて圧倒的に安いのがLECです。
他校は70万円程度するのに対してLECは短答講座258,000円で受講でき、2020年5月の短答式試験に合格すると論文講座は5万円という破格の値段になります。
そのためLECの公認会計士講座代は278,000円(通学は298,000円)で受講することができます。
合格といったものを考慮するとLECは安くなりますが、そうでない場合はクレアールが最も安く受講する事ができます。
⑤受験に専念出来る方や時間のある学生の方は大原の「入門1年本コース」または東京CPAの「1年速習コース」がおすすめです。
※東京CPAの1年速習コースは6月から本講義が開始されるので、それまでに入門講座である簿記3級、2級の講座があるので簿記2級レベルの方でないと厳しいかもしれません。
難関試験の1つの公認会計士の資格ですが、その将来性は非常に高いものがあります。
現在、公認会計士は売り手市場となっており合格すればほとんどの人が監査法人等へ就職することが可能です。
また、監査法人も人手不足の影響やいち早く優秀な人材を確保するために、論文試験合格だけでなく短答試験合格者であっても監査法人への就職を採用する所もあります。
売り手市場はいつまで続くのかは難しいところがありますが、数年はこの状況が続くものだと言われています。
この売り手市場の間に合格してしまいましょう!
公認会計士講座を選ぶ
公認会計士の講座にはいくつかの「コース」があります。
コース名を見ただけでは他のコースと何が違うのか分からないといった質問を頂きますので、まずは下記の表を「いろいろなコースがあるなぁ」といった程度でかまいませんのでざっとご覧ください。
大原と東京CPAについてはパンフレットにコースの詳細があり、資料請求(無料)をするパンフレットをもらえるのでそちらをご覧いただくと分かりやすいでしょう。
大原
公認会計士で特に重要な位置を占めるのが計算力です。
大原は他校を圧倒する計算力があります。
計算に相当時間が割ける方は本気になったら♪の大原がおすすめ
大原の資料請求はこちら⇒「大原へ無料請求 」
東京CPA
東京CPAには「オーダーメイドカリキュラム」といったものがあり、あなたの状況にあわせたカリキュラムを作ることが可能です。
パンフレットにはDVDが付属しており1回目の簿記講座(レジュメ付)
さらに28人の合格体験記が別冊の特典付となっています。
また、公認会計士講座は簿記資格をお持ちの方に対し、受講割引を行っています。
詳しくは下記資料請求後パンフレットをご覧ください。
東京CPAの資料請求はこちら⇒「東京CPA会計へ無料請求」
それでは学校別にコースを紹介します。
見るべき箇所は「合格年度、学習開始時期、対象者、受講料金」の4つを参考に自分に合う専門学校とコースを探してみてください。
ここでは「会計士にはこんなコースがあるのかぁ」程度に気楽にご覧ください。
公認会計士 通信講座・通学講座比較表
専門学校・コース別一覧表
大原
コース名 | 合格年度 | 開始時期 | 対象 | 受講料金 |
入門1年本コース | 2023年 | 22.5~6月 | 専念・学生 | 710,000円 |
1.5年スプリング本コース | 2023年 | 22.3~4月 | 専念・学生 | 720,000円 |
2年初学者合格コース | 2024年 | 22.3~8月 | 全員 | 770,000円 |
東京CPA
コース名 | 合格年度 | 開始時期 | 対象 | 受講料金 |
1年速習コース | 2023年 | 22.3月※1 | 専念・学生 | 640,000円 |
2年速習コース | 2023年 | 22.5~8月 | 全員※2 | 790,000円 |
2年スタンダードコース | 2024年 | 22.5~8月 | 全員 | 790,000円 |
※1 「1年速習コース」は3月開講ですが、3~5月は入門講座である簿記3級と2級の講義があるため、簿記2級レベルの方は6月から始まる本講義からスムーズに始める事ができます。
また、比較的時間のある方でなおかつ死ぬ気でがんばれる初学者の方は「1年速習コース」を受講してもいいでしょう。
※2 「2年速習コース」の対象者は基本的には全員ですが、時間があまり取れない社会人の方はこの2年速習コースは厳しいかもしれません。
というのもこのコースは2023年5月短答、2023年8月論文合格を目指しているため、スケジュール的には5月短答から8月論文試験の合格率は低く、特に社会人の場合は夏季休暇等もないためさらに厳しくなっています。
その点「2年スタンダードコース」は2023年12月短答を目指しているので、12月試験に合格をし翌年の8月論文試験なので社会人の方であっても時間が取れるコースとなっています。
LEC
コース名 | 合格年度 | 開始時期 | 対象 | 分類 |
短答合格コース<春生> | 2022年12月短答 2023年5月短答 |
22.2~22.7月 | 全員 | 258,000円 |
短答合格コース<秋生> | 2023年5月短答 2023年12月短答 |
22.8~23.1月 | 全員 | 258,000円 |
LECの場合、短答試験に合格してから論文コースを申し込むという流れになるので、短答試験に合格しないまま論文を受験しないのに論文代を払わなくても済むメリットはあります。
2023年短答試験目標の方はこちら
⇒2023年短答合格コース<春生>【通信】
クレアール
コース名 | 合格年度 | 開始時期 | 対象 | 受講料金 |
1年合格全力投球コース | 2023年 | 22.3~6月※1 | 専念・学生 | 414,000円 |
ハイスピード型短答・論文トータルサクセスコース | 2024年 | 22.6~9月※2 | 全員 | 434,000円 |
3年トータルセーフティコース | 2025年 | いつでも | 全員 | 574,000円 |
※1 クレアールに明記はありませんが、2022年9月までに簿記1級講義を終えている必要があります。
※2 こちらも明記はありませんが、年が明ける2023年1月から本講義が始まるので、それまでに簿記1級講義を終えている必要があります。
上記の表のように申し込むことができるコースはたくさんあります。
公認会計士 コースの選び方
初めて講座・コースを受講する場合、不安は大きく失敗はしたくないでしょう。
そこで、ここでは「初めて公認会計士を受講する」場合を考えてみましょう。
コースは大きく分けると「初学者用」、「受験経験者用」の2種類がありますが、あなたはどちらのタイプになりますか?
公認会計士の受験が初めての方は、上記表の「初学者」の中にある8つのコースから選ぶことになります。
公認会計士の講座を受講される方へ
上記表の中から選んでいきますが、その選び方をこれからご紹介いたします。
①合格目標年度を決める
まず、最初に決めることは「あなたがいつ公認会計士試験に合格したいのか?」ということです。
ただ、そうはいっても初めての場合は目安といったものが分かりづらいでしょう。
公認会計士の勉強は基本的に1.5年~2年の勉強期間を要します。
2022年4月勉強開始
↓
2022年12月短答式試験又は2023年5月短答式試験
↓
2023年8月論文式試験
このようになり、一般的な方は『2022年度合格目標』となります。
12月の短答式試験が厳しい方は2023年5月の短答式試験合格目標がいいでしょう。
大原
コース名 | 合格年度 | 開始時期 | 対象 | 受講料金 |
入門1年本コース | 2022年 | 21.5~6月 | 専念・学生 | 710,000円 |
1.5年スプリング本コース | 2022年 | 21.3~4月 | 専念・学生 | 720,000円 |
2年初学者合格コース | 2022年 | 21.3~8月 | 全員 | 770,000円 |
東京CPA
コース名 | 合格年度 | 開始時期 | 対象 | 受講料金 |
1年速習コース | 2022年 | 22.3月※1 | 専念・学生 | 640,000円 |
2年速習コース | 2023年 | 22.5~8月 | 全員※2 | 790,000円 |
2年スタンダードコース | 2023年 | 22.5~8月 | 全員 | 790,000円 |
LEC
コース名 | 合格年度 | 開始時期 | 対象 | 分類 |
短答合格コース<春生> | 2023年12月短答 2024年5月短答 |
22.2~22.7月 | 全員 | 258,000円 |
短答合格コース<秋生> | 2023年5月短答 2023年12月短答 |
22.8~23.1月 | 全員 | 258,000円 |
LECは短答講座、論文講座の2つに分かれていますので、ここでは開始時期を参考にし、どちらもあてはまります。
2023年短答試験目標の方はこちら
⇒2023年短答合格コース<春生>【通信】
クレアール
コース名 | 合格年度 | 開始時期 | 対象 | 受講料金 |
1年合格全力投球コース | 2023年 | 22.3~6月※1 | 専念・学生 | 414,000円 |
ハイスピード型短答・論文トータルサクセスコース | 2023年 | 22.6~9月※2 | 全員 | 434,000円 |
3年トータルセーフティコース | 2024年 | いつでも | 全員 | 574,000円 |
→合格年度を絞るだけでいくつかあったコースが7つになりました。(青色のもの)
次はいつ学習を始めるのか?といったことを確認します。
②学習開始時期はいつ?
あなたが今ご覧になっているのが何月なのか?その月と上記表の「開始時期」を確認し一致しているものが適しているコースとなります。
7つに絞ったコース全てにおいて開始時期を満たしています。
ここまで、
①合格目標年度
②学習開始時期
この2つを確認しました。
7つのコースはこの2つを満たしているということになります。
もう1つ確認しておきたい項目として「対象者」があります。
③対象者
対象者とは「このコースにおすすめな人はこのようなタイプの人です」といったものです。
・受験専念なのか?
・大学生なのか?
・社会人なのか?
・主婦なのか?
対象者が違うと最適なコースも異なってきます。
対象者が「全員」となっているものはどのような人でも勉強することができるコースということになります。
開始時期が過ぎているコースに申し込みをするのは×?
、授業に追いつく事は無理ではありませんが、まとめて詰め込む必要があるため消化不良にならないような工夫と授業に追いつくまで時間がかなり取れる場合は申し込みをしてもいいでしょう。
特に受験専念の方はまとまった時間が取る事ができるので、一気に進める事で忘却といったものが少なくまた効率よく勉強する事ができる強みがあります。
簿記資格を持っている人
簿記3級や2級を持っている人ならば簿記3級や2級の講義はなく本講義が始まって合流するような流れになっているので、簿記資格や簿記の勉強をしたことがある人ならば開始時期に間に合っていなくても全く問題はありません。
特に簿記1級資格を持っている人は相当のアドバンテージがあり講義も苦労せずにこなすことができるので、多少本講義が進んでいても大丈夫でしょう。
これ以降については、受験者・合格者数が最も多い大原と受講料金が安く社会受験生も多いLECのスケジュール比較してみましょう。
大原とLECのスケジュール
大原とLECの「短答式試験までのスケジュール」比較をしてみるとその違いがよく分かります。
大原のスケジュール
入門~上級講義→12月短答式試験
LECのスケジュール
入門講義→12月短答式試験→上級講義→5月短答式試験
12月短答式試験を突破するためには合格に必要な講義を受けなければ短答式試験に合格する事は難しいため大原では12月短答式試験までに全ての短答の講義があります。
しかし、LECは12月短答式試験が終わってから短答の上級講義がはじまり、それを経て短答式試験合格に必要な知識等を養成し、5月短答式試験合格を目指すようになっています。
→LECで12月短答式試験合格を目指す場合は、短答合格コース<秋生>を選ぶことをおすすめします。
5月短答式試験合格を目指す場合は<春生>を選ぶのがいいでしょう。
LECは他校と違って短答のみ合格を目指すので、短答式試験に1年ではなく1.5年かけて目指す場合はLECのスケジュールは使い勝手がいいでしょう。
というのも、入門・基礎をしっかり固めてから上級期で再度講義があるので、復習を兼ねて少しずつレベルアップをする事が可能です。
そのため1.5年~2年で無理やりスケジュールを詰め込む社会人の場合は厳しくなりますが、LECのスケジュールは社会人にもこなす事ができるでしょう。
LECは1.5年~2年で公認会計士合格を目指す場合はスケジュール的に厳しい面もありますが、2.5~4年程度かけて合格を目指す場合はLECが合っているかもしれません。
以上、これまでのことを簡単にまとめると
通常の方は12月短答試験合格、翌年8月論文式試験合格を目指すのがいい
→大原の「2年初学者合格コース」、東京CPAの「2年スタンダードコース」
社会人等であまり時間がとれない方は、
→LECの「短答合格コース<秋生>」
2023年短答試験目標の方はこちら
⇒2023年短答合格コース<春生>【通信】
2022年12月短答式試験目標の方はこちら
⇒2022年短答合格コース<秋生>【通信】
2022年5月短答試験目標の方はこちら
⇒2022年短答合格コース<春生>【通信】
講座各コースの紹介
大原 2年初学者合格コース
2022年度目標の「2年初学者合格コース」は2022年12月短答式試験合格、2023年8月論文式試験合格目標というコースになります。
このコースの対象者
専念、学生、社会人すべての方が対象となっており、合格に必要なものは全て詰まっているコースとなっています。
2年初学者合格コースのコースの中身
上記スケジュールの各講義は以下のとおりとなっています。
2022年12月短答試験合格、2023年8月論文合格目標の場合
レクチャー期:~2022年8月
(財務会計論)
入門Ⅰレクチャー6回
入門Ⅱレクチャー8回
計算Ⅰレクチャー15回(答練2回含む)
計算Ⅱレクチャー13回(答練2回含む)
計算Ⅲレクチャー14回(答練2回含む)
計算Ⅳレクチャー7回(答練1回含む)
計算Ⅴレクチャー16回(答練2回含む)
ステップ答練Ⅰ16回
理論レクチャー22回
(管理会計論)
入門レクチャー6回
Ⅰレクチャー17回(答練2回含む)
Ⅱレクチャー10回(答練1回含む)
Ⅲレクチャー7回
ステップ答練Ⅰ14回
(監査論)
レクチャー21回
(企業法)
Ⅰレクチャー5回
Ⅱレクチャー25回
※財務会計、管理会計の入門レクチャーについては簿記2級修了者は受講する必要はありませんし、簿記3級修了者は財務会計論の入門レクチャーⅠは受講する必要はありません。
→簿記3級修了者は1万円安く受講でき、簿記2級以上修了者は2万円安く講座を申し込む事ができます。
短答対策期:2022年9月~2022年11月
短答実力養成答練
・財表6回
・監査論6回
・企業法6回
短答直対答練
・財務会計論4回
・管理会計論4回
・監査論4回
・企業法4回
短答式全国統一公開模試
12月 短答式試験
論文書き方セミナー、論文対策期:2022年12月~2023年7月
論文基礎答練
・会計学4回(財務会計、管理会計)
・監査論4回
・企業法4回
ステップ答練
・財務会計論ステップ答練Ⅱ14回
・管理会計論ステップ答練Ⅱ10回
論文応用答練
・会計学4回(財務会計、管理会計)
・監査論4回
・企業法4回
論文総まとめ
・財務会計論1回
・管理会計論1回
・監査論1回
・企業法2回 ←他校生も受けておきたいほどおすすめ
ステップ答練
・財務会計論ステップ答練Ⅲ4回
・管理会計論ステップ答練Ⅲ4回
論文直対答練
・会計学4回(財務会計、管理会計)
・監査論4回
・企業法4回
論文式全国統一公開模試4月と7月の2回実施
以上、短答科目の全講義となります。
次は論文科目から加わる租税法と選択科目(ここでは経営学を紹介)
この2科目については12月の短答式試験が終わってから講義が始まります。
メモ
以前は短答試験前に租税法の講義がありましたが、短答式試験の重要性を考えて大原は論文科目を短答式試験以降から講義がはじまります。
そのため、短答式試験に集中して勉強する事が出来るメリットがあります。
租税法
Ⅰレクチャー17回(答練3回含む)
Ⅱレクチャー5回(答練1回含む)
Ⅲレクチャー4回(答練1回含む)
理論対策レクチャー3回
論文基礎答練4回
論文応用答練4回
論文直対答練4回
論文総まとめレクチャー1回
改正講義1回
特別講義2回
ステップ答練Ⅰ3回
ステップ答練Ⅱ3回
ステップ答練直対8回
経営学
Ⅰレクチャー12回
論文基礎答練4回
論文応用答練4回
論文直対答練4回
論文総まとめレクチャー1回
試験委員対策3回
以上が大原で行う全ての講義になります。
講座以外にも大原の肢別チェックは短答式試験で重宝する教材となります。
LEC 短答合格コース
LECは基本的に短答・論文を分けて考えていますので、こちらは短答のみのコースとなります。
短答合格コース受講生が目標年度の短答式試験に合格すると、論文コースを5万円で受講できる大特典があります。
受講料金を抑えたい方にはおすすめのコースです。
LEC 短答合格コースの中身
(入門)
財務会計 入門講座56回
短答入門答練10回
管理会計 入門講座25回
短答入門答練5回
監査論 入門講座10回
企業法 入門講座8回
(上級講座)
財務会計 上級講座37回
管理会計 上級講座15回
監査論 上級講座15回
企業法 上級講座15回
(計算答練)
財務会計 短答計算力ブリッジ6回
管理会計 短答計算力ブリッジ6回
(短答答練:ポイントアップ答練)
財務会計5回
管理会計5回
監査論 5回
企業法 5回
短答模試1回
LECはこれ以外に一問一答の教材などもあります。
LEC 論文合格コースの中身
(論文講座:グレードアップ講座)
財務会計10回
管理会計10回
監査論 10回
企業法 10回
租税法 30回
経営学 15回
論文プレ答練(論文講座と論文答練の橋渡的な存在)
財務会計20回
管理会計20回
監査論 15回
企業法 15回
租税法 15回
(論文答練:グレードアップ答練)
財務会計10回
管理会計10回
監査論 10回
企業法 10回
租税法 10回
経営学 10回
論文模試1回
さて、次は通学や通信といった『受講形態』を見てみましょう。
受講形態については多少呼び名が違ったりしますが基本的には似たような内容となっています。
受講形態
形態 | 大原等 | LEC | |
通学 | 1 | 教室講義 | |
2 | 教室+we講座、通学+webフォロー | ||
通学+DVDフォロー | |||
3 | 個別DVD講座 | 提携通学DVD | |
提携通学web | |||
個別DVD+web講座 | |||
通信 | 4 | web通信講座 | 通信web |
5 | DVD通信講座 | 通信DVD |
上記のように受講形態はいくつかあり、学校によって多少呼び方は違いますが分類するとこのようになります。
大きく分けると
・通学
・通信
この2つに分けることができます。
通学は学校に行って勉強をするタイプであり、通信は自宅などで勉強をするタイプになります。
圧倒的におすすめなのは通学講座になります。
その理由はズバリ「通学講座の合格率が通信講座の2倍以上いい」からです。
それでは次はそれぞれの受講形態について、まずは通学講座から紹介します。
<通学タイプ>
1.教室講義
全国にある校舎に通って受講する学習形態です。
これはイメージどおりかと思いますが、講師が生で授業をするタイプとなります。
よく「生講義」「ライブ講義」などと言われます。
通学できる範囲が限られるのが欠点ではありますが、通学圏内の方はできる限り教室講座を受講するようにしましょう。
2.教室+web講座(通学+webフォロー)、または通学+DVDフォロー
教室講座にwebやDVDで再度視聴する事ができるタイプです。
学校に行けなかった時や復習をするために再度講義を視聴したいときなど使い方は様々あります。
3.個別DVD、または提携通学DVD(web)
校舎に通ってDVDやwebを見る学習形態です。
ビデオブースと呼ばれる部屋(簡易的な仕切りがあります)を使います。
校舎によっては講師が待機しているところもあり、そういったところは質問をする事もできます。
わざわざ学校に行ってDVDを見るの?と思う方もいらっしゃるかもしれません。
このタイプでの受講は全国でも多く、学校に行かないと授業を視聴することができないため半分強制力のようなものがあるため、通信のデメリットである講義をためることがありません。
また、周りも学校を利用しているので友達などができやすい大きなメリットがあります。
<通信タイプ>
4.web通信
自宅等のパソコンを使ってwebで講義を受講します。
・教室講義との大きな違いは、いつでも講義を視聴することができること
・倍速機能を使って3時間の講義を2時間で視聴することも可能
(実際にこのように使う人は多いです)
ただし、先ほども述べたように講義をいつでも視聴することができるということは、今やらなくてもいいので講義をためやすいデメリットがあります。
また、家だとどうしてもリラックスしてしまい集中力は少なからず落ちてしまうデメリットもあります。
5.DVD通信講座
ネット環境がなくてもDVDを使って講義を受講する事ができます。
メリット・デメリットは基本的にはweb通信講座同様です。
DVD通信講座の1つのメリットはweb通信の場合は受講期限といったものが試験日あたりに設けられており、それを過ぎると視聴することができなくなります。
DVD通信講座の場合は手元にDVDがずっとあるので視聴期限といったものがないためいつでも見る事ができます。
しかし、DVD通信講座は受講形態の中で講座料金が最も高くなります。
公認会計士講座比較まとめ
ここでは最も合格者数が多い大原と最も安く済ませることができるLECを比較してみましょう。
項目 | 大原 | LEC | ||
受講形態 | 通学、通信 | 通学、通信 | ||
勉強スタイル | 生講義、web/DVD動画 | 生講義、web/DVD動画 | ||
コース名 | 2年初学者合格コース | 短答合格コース 論文合格コース |
||
価格 | 770,000円 | 7 |
308,000円 |
10 |
実績 | ◎ | 10 | △ | 6 |
講師 | ◎ | 10 | ○ | 8 |
テキスト | ○ | 9 | ○ | 7 |
充実度 | ○ | 9 | ◎ | 10 |
スケジュール | ○ | 9 | ○ | 7 |
短答(答練等) | ◎ | 10 | ◎ | 10 |
短答対策 | ○ | 9 | ○ | 8 |
論文(答練等) | ◎ | 10 | △ | 6 |
論文対策 | ○ | 9 | ◎ | 10 |
総合評価 | 92 | 82 |
大原はLECの2倍程度の受講料金に差があることを考えると、LECのこの評価はかなり検討しているといえます。
(短答)
短答対策においては、LECの答練の問題・解説、一問一答は優秀なため差はないように感じるかもしれません。
しかし、大原のステップ答練、短答答練、短答模試の成績の結果表による自分の位置確認や弱点を確認できることはLECより強いといえます。
特に自分の今現在の計算力を早い段階から知る事は合格において重要な事です。
ただし、受講料を安く抑えたい場合はLECでしっかり勉強をすれば合格する事は十分可能であり、実際現在知人にも短答合格者はいます。
(論文)
論文においては、LECの論文講義等に時間を費やすのは厳しいでしょう。
時間があって教材をこなす事ができるなら善戦することができるかもしれません。
(追記)
2018年8月論文試験においては、社会人であってもLECの論文対策をして合格している方もいらっしゃいます。
合格可能性を高めたい人は大原をおすすめしますが、受講料金をどうしても抑えたいという方はLECという選択肢も十分にあります。
専門学校
専門学校を利用してみたい方は下記を参考にしてください。
一発合格を目指すなら計算力とバランスのよい大原がおすすめですが、経済的に厳しいという方はLECで一発合格を勝ち取れば費用は他校の半分以下となっています。それだけ難しいということでもありますが、LECをおすすめするのには理由があります。
LECをおすすめする理由
学校、仕事、家事等で忙しくなったとき、勉強がうまく進まなかったり、短答試験に合格できない場合は、論文の講座代が無駄になることがあります。
(LEC以外の専門学校は基本的に短答・論文代を含めた一括の講座となっているか、分割してある講座は合算すると通常より高くなります。)
知人は論文の教材がほとんど手つかずになってしまったと言ってました。
テキストや講義というのは最新を使わないとそれだけで数点不利になってしまいます。
数点を争う試験なだけにそれは大きなデメリットとなってしまいます。
他校ではこういうことが起こりえますが、LECでは短答だけの講座、論文だけの講座と分けてあるので勉強にメリハリをつけて教材をこなすことができる上に、金銭面においても短答試験合格後に論文講座を受講という形をとることができるので損をしない選択ができます。また、もともと金銭的に安い大きなメリットもあります。
安いと聞くと内容が薄いのでは?と思う方もいらっしゃるでしょう。
しかし、LECは科目ごとに論文講座があります。
「普通なのでは?」と思うかもしれませんが、多くの学校は論文講座はなく論文答練で実際に問題を解かせてそれを説明する形をとっています。そのため短答の理解から論文の理解へ短期間で引き上げる必要があります。
学生の場合は多くの時間が取れたり夏休みもあって時間でカバーできる部分もありますが、社会人の場合は困難になります。
それが結果となって表れています。
30代、40代を例に挙げると短答試験の合格率はほぼ同じなのですが、論文に限っては明らかに悪くなっています。
瞬発力・暗記力・計算力は若い世代が強く、思考力は社会人が強そうに感じるかもしれませんが実際は違います。
30代、40代の合格率を記事にしていますので気になる方はこちらをご覧ください。
こちらは監査審査会の合格状況から実際の数値を使って説明をしています。
⇒【公認会計士30代】30歳や35歳から合格・就職できるのか?
⇒【公認会計士40代】40歳、45歳で受験と転職は大丈夫?
論文こそLECで思考力を養い着実に合格ラインに上げることが重要なのです。
LECの論文講座は内容が濃いのでメリハリをつけて勉強をする必要があります。
おすすめの講座
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2022年12月短答式試験目標の方はこちら
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2022年5月短答試験目標の方はこちら
⇒2022年短答合格コース<春生>【通信】
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