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【公認会計士】東京CPAの料金、評判(メリット・デメリット)、スケジュール

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・東京CPAって他の専門学校と何が違うの?

・東京CPAの受講料金ってどのくらい?またスケジュールはどんな感じ?

・ぶっちゃけ評判ってどうなの?メリットやデメリットも教えて!

 

東京CPAの公認会計士講座

 

東京CPAはスケジュールがうまく組まれていたり、テキストの使い勝手が非常にいいです。

また、監査論、経営学は他校を圧倒しているため本試験においてアドバンテージが取りやすく合格しやすい専門学校であるといえます。

受講料金は80万円弱で公認会計士の専門学校では最も高いですが、他校より数万円高い程度です。

 

東京CPAの公認会計士合格者

年度 西暦 論文受験生※1 合格者 合格率
平成26年度 2014年度 162人 66人 40.7%
平成27年度 2015年度 ? ? ?
平成28年度 2016年度 201人 95人 47.3%
平成29年度 2017年度 173人 121人 69.9%

※1 論文受験生=カリキュラム修了者=CPA総合講座の80%以上を受講したもの

 

東京CPAの公認会計士受講料金

教室クラス 76万~79万円

web通信クラス 52万~55万円

※他校と比較しやすいようにコースは2022年8月論文合格目標コースとなっています。

通学とweb通信

大原とTACは受講形態が変わっても受講料は同じです。
⇒教室クラス(生講義)とweb通信の受講料は同じ。

東京CPAは通学とweb通信の受講形態が変わると受講料金もかなり変わることは覚えておくといいでしょう。

東京CPAのスケジュール

 

東京CPAのHPを見てもスケジュールが見当たらないためこちらで主なものを記載しておきます。
資料請求するとパンフレットから詳しいスケジュールや料金を確認することができます。
また、合格体験記が別冊でついているので東京CPAにしようか迷っている方もぜひ。
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目標は2022年12月短答式試験合格、2023年8月論文式試験合格を例に進めていきますが、あくまで一例になります。

※2024年合格目標の方等年度が違う方は自分なりの年度に合わせることでスケジュールを把握することができます。

<短答>

~2022年4月 この時期までは財務会計論、管理会計論のみ

2022年5月から監査論、2022年6月から企業法がはじまります。

 

主な進み方としては、どの科目も基礎の講義をやりつつそれに対応する答練が実施されます。

各科目の短答の講義・答練の回数は以下のとおりです。

財務会計論(計算):「基礎講義28回+基礎答練13回」 ⇒ 「応用講義27回+応用答練15回」

財務会計論(理論):「基礎講義22回、応用講義11回+基礎・応用答練5回」

管理会計論:「基礎講義20回+基礎答練14回」 ⇒ 「応用講義13回+応用答練11回」

監査論:「基礎講義6回、応用講義23回+基礎・応用答練5回」

企業法:「基礎講義6回、応用講義26回+基礎・応用答練5回」

 

2022年10月ごろには短答対策は模試以外終わっている状態なので、残り2ヶ月程度さらなるレベル上げが可能となっています。

これが他校と大きく違うところで、答練、模試、試験と通常はかなり忙しく進み、試験の少し前にもう少し時間があったら・・なんて思うのですが、東京CPAは答練が終わってから2ヶ月もあるので有利に進めることが可能です。

 

日商簿記3級、2級

いきなりハイペースな講義スケジュールではない。

最初の1ヶ月程度は財務会計論(計算)の講義があり、週1~3講義なのでかなりゆったりとしています。

また、最初の講義は日商3級→2級と進みそのあと公認会計士の基礎講座がはじまります。

日商3級の講義回数は7回、日商2級の講義回数は14回

 

<論文>

2023年1月~3月 この3ヶ月で

・上級答練

・租税「基礎講義20回+基礎答練9回」 ⇒ 「応用講義10回+応用答練4回」

・経営「基礎講義9回+基礎答練2回」 ⇒ 「応用講義3回+応用答練4回」

苦手科目があるならば無料で再受講することができます。
⇒「基礎応用講義」または「圧縮講義」

4~5月 論文模試

6~7月 論文直前答練

8月 論文式試験

 

東京CPAの評判(メリット・デメリット)

戦略(スケジュール、項目)

スケジュール

東京CPAは他校とではスケジュールにおいて違いが見られます。

講義が始まって論文試験を受けるまでの長い勉強期間において、他校は少しずつ勉強のペースが上がっていくのに対して、東京CPAは最初から最後まで同じようなペースで進んでいきます。

他校は最初は週2~4講義⇒週5~6講義⇒週5~7講義⇒週5講義

東京CPAは週4~5講義

これはどちらも一長一短なところがありますが、最後まで授業についていけた場合は、東京CPAの方が合格率は高くなります。

早い段階で講義を終わらせることができるので、その分実践演習である答練に早く着手できるからです。

受験生は試験に近づくにつれて信じられないほど成長しますが、他校は講義が終わるのが遅いため実践演習が少なくなるため、もっとも伸びる時期を最大限活かすことが難しいかもしれません。

しかし、東京CPAの場合は最初からかなりのペースであるので、講義になれる前に消化不良になったりして講義についていけなくなり脱落するものが少なくありません。

そのため東京CPAで最後まで残ったものはそれ相応のレベルにあるといえます。
(東京CPAに通っていた知人は残ったものは猛者ばかりと言ってました)

東京CPAは早慶がほとんどであるにも関わらず脱落者は多いので、生半可な気持ちで受講すると一気に置いていかれることになります。

最初からギアを上げても大丈夫な人は東京CPAがもっともおすすめです。

 

単元・項目の重要度の設定

東京CPAの戦略のうまいところはもう1つあります。

それは単元・項目の重要度の設定です。

重要なものを中心に講義は展開されテキストが1回転することになります。
そのため最悪勉強が進んでいない人は前半の講義を確実なものにして試験に挑むこともできないわけではありません。

通常の学校は基本的に大体全部の項目をやるため1回転するのに時間もかかりますし、復習も重要度が高くないところもやるため大変です。

ただ、この辺りも東京CPAが優れているのかというと一長一短がありますが、出来る限り早い段階で実践演習に取り組むことを考えると東京CPAが優れているような気もします。

徹底的にその項目を仕上げるほうが効率がいいこともあるので一概には言えないところがあります。

 

受講料金と奨学金制度

受講料金が最も高いのが東京CPAで76万~79万円です。

参考までに大原は69万~71万円、TACは74万~75万円ですので、2大専門学校と比べると多少高くなっています。

ただ、東京CPAは専門学校で唯一据え置き(無利子)の奨学金制度を採用しています。

そのためまとまったお金が今なくても利用することができます。

安易に利用するのは危険

無利子だから・・
今お金がなくても・・
奨学金制度を利用して勉強をすることができますが、もらえるわけではないので当然返済をしなければなりません。

合格後または3年経ったら返済をしないといけないので、3年経っても合格していないと借金を背負ってしまいます。

そのため3年以内に絶対に合格するんだという人のみ利用するべきでしょう。

 

テキスト

他校のテキストも素晴らしいですが、東京CPAのテキストはその中でも使い勝手がいいテキストだといえます。

1つ目として、ABCと重要度がかなり細かく振ってあるので勉強に強弱を付けて勉強をすることができます。また、短答B、論文Aなどのようになっているので短答向け、論文向けの勉強も効率よく勉強することができます。

もう1つは、余白がしっかりとってあるので付箋を貼ったり、書き込みがしやすいようになっています。(これは書き込みが出来るようにわざと余白をとっていると思います。)

結論だけでなく理由となるものが詳しく書かれてあるので理解がしやすい特徴があります。監査論は分厚いテキストになっていますが、理由がしっかり書かれてあるので理解がしやすく、そのため東京CPAの監査論は論文に強い傾向にあります。

東京CPAの監査論の単科だけを取る他校生もいらっしゃいます。
(このテキストを使って満点を取っている人も何人かいらっしゃいました。)

 

答練・模試

最近の大原・TACの短答模試は難易度がかけ離れすぎていますが、東京CPAは絶妙な難易度で作成されているので、実力が反映しやすい模試となっています。

論文模試においてはその成績がそのまま本試験とほぼ同じような方もいらっしゃいました。

また、論文模試(答練)の採点もばらつきが少ないため点数もかなり参考にはなりますが、最近は、水道橋校、大阪梅田校が開校したことで講師不足にならないのかまた答練・模試の採点の質もどうなるのか気になるところです。

 

講師

元LECの看板講師であった渡辺先生、池邉先生が2017年12月から東京CPAに移籍され今後注目です。

公認会計士合格者の中でもお世話になった人は多いのではないでしょうか。

このお二方の移籍により新しい教材として「コンプリートトレーニング=コントレ」が発売されるようになりました。

これは以前のパワーアップ答練(パワ答)の改良版に相当するものです。
また、管理の方も池邉先生はこれだけやればok。答練は解き捨てでいいとおっしゃってます。

 

その他

これは受講生に限らない話ですが、東京CPAはテキスト1冊、答練、講義もかなり細分化して購入することが可能です。

特に論文答練はなかなか単科で購入できませんし、できたとしても高いのが通常です。
しかし、東京CPAは1万円弱から購入することができるので、特に独学生などはこれを利用しない手はないでしょう。

 

早・慶の方や東京CPAの通学圏内にある方は東京CPAがおすすめです。
また、最近は通学圏外の方にも力を入れているため、現時点はキャンペーンにより通信講座を安く提供しているので通信講座を利用したい方はおすすめの専門学校です。

でも利用してもらいたい論文式試験にに資料請求するとDVDが付属していて講義風に説明。
さらに1回目の簿記無料講座・レジュメ、合格体験記も付いています。

 

 

 

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