目次
TACの公認会計士講座
www.tac-school.co.jp
・公認会計士の勉強をするために専門学校をTACに決めたけど・・大丈夫かな?
・受講料金も気になるけど、TACって実際どうなの?
・スケジュールはどんな感じですか?ついていけるかな?
・良い所だけでなく悪い所など色々な評判を知りたい(メリット、デメリット)
このような疑問や悩みはありませんか?
このページでは上記の疑問や悩みを解決するために下記のような構成になっています。
・TACの特徴
・受講料金
・スケジュール
・TACの評判(メリット、デメリット)
これらを順番に説明をしますので参考にしてみてください。
公認会計士専門学校 TACの特徴
TACを一言で言い表せば・・
「バランスがどこの学校よりも優れている専門学校」
そのため公認会計士試験に受かりやすい専門学校であるともいえます。
もちろん、公認会計士試験は難関資格であり、多くの人が必死に勉強をする資格なので「受かやすい」といっても相当の努力が必要な資格試験です。
TACの合格者と合格者占有率
年度 | 西暦 | 合格者 | TAC合格者 | 占有率 |
26年度 | 2014年 | 1,102人 | 415人 | 38% |
27年度 | 2015年 | 1,051人 | 372人 | 35% |
28年度 | 2016年 | 1,108人 | 382人 | 35% |
29年度 | 2017年 | 1,231人 | 352人 | 29% |
TACの公認会計士受講料金
7~8月から始まる2年S本科生
9~11月から始まる1.5年L本科生
どちらであっても受講料金は同じです。
教室講義は74万円
web通信も同じで74万円
DVD通信は82万円
教室であろうと通信であろうと金額は同じですが、手元に残るDVDは少し割高になっています。
TACの公認会計士講座スケジュール
TACのHPより
おおよその進め方は上記のようになっています。
(それぞれ受験する年度が違う場合はそれに置き換えてみてください)
講義・答練の大枠としては上記のように進んでいきます。
講義回数の目安は記載されていますが、少し見えづらいので改めて記載しておきます。
・2022年12月短答式試験目標の場合、2022年5月までの講義数は週2~5回となっています。
多少ゆったりしたペースではありますが、ここで特に計算科目をいかに仕上げられるか合否に影響します。
情報
2021年内は講義回数も2~4回程度ですので、始める時期が多少遅くてもすぐに追いつくことが可能です。
・2022年6月からは2023年7月は週5~7回の講義数になります。
講義回数は全部で320回あり、これを大体2年くらいで終わらすことになります。
TACのメリット・デメリット
仲間ができる
TACだけというわけではありませんが、それでもTACは受講生同士の仲がいい特徴があります。
ライバルでもありますが、一緒に勉強をしたり、食べに行ったり遊んだりと。
そういう仲間は公認会計士試験合格後であってもずっと仲間であることが多く、これは大きなメリットです。
もちろん仲間がいるからこそ頑張れる方も多くいらっしゃいます。
ライバルがいる
仲間でもあると同時にライバル関係でもあるので成績は特に伸びやすくなります。
また、テストや答練などで成績優秀者は張り出されたりするので「負けないぞ」という気持ちが必ず出てきます。
TACはアクセス答練という計算答練がかなり多く行われるのですが、
教室クラス(生講義)のレベルはかなり高い傾向にあります。
有名講師の講義
企業法の宮内先生、監査論の中里先生は超有名な講師です。
あるサイトの書き込みでも時々名前にあがるおふたりです。
(悪い書き込みは見たことがありません)
宮内先生は弁護士の方で講義は濃密であり、すごくおもしろい講義を展開されます。
周りの人を使った「宮内株式会社」はイメージがしやすく記憶に残りやすいですし、根本を理解することで忘れにくく応用力もきくので論文にも強くなります。
公認会計士ではない人が講義をするのに抵抗がある人もいらっしゃいますが、宮内先生は公認会計士企業法の講師No.1といっても過言ではありません。
超バランス型
講義の量、内容も絶妙であり、計算科目、理論科目の分量・質もよく、バランスが最もいい専門学校であるといえます。
勉強がしやすく消化不良になりにくいメリットがあります。
そのため学生や社会人に最もおすすめの専門学校であるともいえます。
アクセス答練はメリット?デメリット?
財務会計、管理会計、租税法においては計算演習として「アクセス答練」といったものがあります。
合格者によってこのアクセス答練が必要かどうかはかなり分かれるところです。
アクセス答練を全部やった人
アクセス答練は途中まではやったけど全部はやらなかった人
中途半端にやってしまうと消化不良で合格できなくなってしまいますので、やるならとるべき論点は100%自分のものにできるくらいしっかりやりましょう。
このあたりは自分の判断でできるならやる、できないならやらないといった決断が必要です。
ただ、周りの受験生の多くはアクセス答練をやっています。
アクセス答練
アクセス答練は短答用、論文用に分かれています。
短答対策としてはアクセス答練はかなり使えますし、これをやったかどうかで合否は分かれるるので利用することをおすすめします。
合格者であっても短答用は利用していた人は多いです。
自分にあった使い方で長所を伸ばしたり、短所を補ったりといった使い方もできます。
どのように利用するかはそのときの状況によって使い分けることができるのはメリットでもあります。
バランス型といっても分量は決して少ないものではありません。
計算に強い大原にはステップ答練がありますが、それに対応しているのがこのアクセス答練です。
論文答練の解説の良さ
TACが論文にも強い理由としては論文答練の解答解説があげられます。
論文答練は他校でも行われますが、中でもTACの論文答練の解説は非常に分かりやすく、関連情報が多く掲載されているので知識を補充するのにも有益です。
論文答練はピカイチのTAC
2大専門学校のレベル
2大専門学校のレベルを把握することでリスク回避ができる。
これは短答式試験というよりは論文式試験に大きく影響します。
論文式試験は偏差値で争うことになりますが、注目すべきは「配点」です。
多くの人が解ける問題には配点は多く、誰も解けないような配点はほとんど配点がありません。
そのため多くの人が解ける問題を解く必要があります。逆に誰も解けない問題を解けるようになっても配点がほとんどないので解けなくてもあまり問題にはなりません。
「論文式試験でよくあるのが全く解けなかった・・だけど合格していた」ということはよくある話で、誰も解けない箇所は解けなくても関係なく、みんなが解けるところをどれだけ正確に記述できるかが勝負になります。
合格占有率から見ても2大専門学校で7割くらいを占めているので、多くの人が勉強する2大専門学校は有利に働きます。
合格レベル
今最も勢いのある東京CPAは、早慶がほとんどの受講生であり、講師、教材、さらにはスケジューリングもトップクラスであるにもかかわらず、ほとんど差がない状態で合格することになります。
(上位で合格した人を聞いたことがありません)
論文模試などでも同じです。
多くの人が解ける箇所が多少ずれているから起きている事だと推察できます。
このように多くの人が勉強している環境で勉強するメリットはこのようなことがあります。
しかし、ただ漠然と勉強していては意味がなく、日々の答練でみんなが正解した箇所は絶対に取りこぼさないようにする必要があります。
このメリットを活かした人は合格がしやすいともいえます。
資料請求または申し込み
・資料請求はもちろん無料
中身は資料とは思えないほどかなり濃くなっていて読み応えあります。
①TACの強み
②合格者の声
③仕事と試験
④講師メッセージ
⑤受講の流れ
⑥フォロー制度
⑦コースガイド
⑧受講料・申し込み
資料はこのような構成になっています。
・68名の合格体験記冊子付
もう1つの資料として別冊に合格体験記もあります。
合格体験記を買う方もいらっしゃいますが、買う必要はない上にTAC専用の合格体験記なのでテキストの使い方や講義の受け方、日々のスケジューリングなど参考になるものばかりです。
また、体験記は2017年度合格者のものなので最近の傾向対策も参考になります。
社会人におすすめの専門学校
社会人の方で専門学校を利用してみたい方は下記を参考にしてください。
一発合格を目指すなら計算力とバランスのよい大原がおすすめですが、経済的に厳しいという方はLECで一発合格を勝ち取れば他校の半分以下となっています。それだけ難しいということでもありますが、LECをおすすめするのには理由があります。
LECをおすすめする理由
学校、仕事、家事等で忙しくなったとき、勉強がうまく進まなかったり、短答試験に合格できない場合は、論文の講座代が無駄になることがあります。
(LEC以外の専門学校は基本的に短答・論文代を含めた一括の講座となっているか、分割してある講座は合算すると通常より高くなります。)
知人は論文の教材がほとんど手つかずになってしまったと言ってました。
テキストや講義というのは最新を使わないとそれだけで数点不利になってしまいます。
数点を争う試験なだけにそれは大きなデメリットとなってしまいます。
他校ではこういうことが起こりえますが、LECでは短答だけの講座、論文だけの講座と分けてあるので勉強にメリハリをつけて教材をこなすことができる上に、金銭面においても短答試験合格後に論文講座を受講という形をとることができるので損をしない選択ができます。また、もともと金銭的に安い大きなメリットもあります。
安いと聞くと内容が薄いのでは?と思う方もいらっしゃるでしょう。
しかし、LECは科目ごとに論文講座があります。
「普通なのでは?」と思うかもしれませんが、多くの学校は論文講座はなく論文答練で実際に問題を解かせてそれを説明する形をとっています。そのため短答の理解から論文の理解へ短期間で引き上げる必要があります。
学生の場合は多くの時間が取れたり夏休みもあって時間でカバーできる部分もありますが、社会人の場合は困難になります。
それが結果となって表れています。
30代、40代を例に挙げると短答試験の合格率はほぼ同じなのですが、論文に限っては明らかに悪くなっています。
瞬発力・暗記力・計算力は若い世代が強く、思考力は社会人が強そうに感じるかもしれませんが実際は違います。
30代、40代の合格率を記事にしていますので気になる方はこちらをご覧ください。
こちらは監査審査会の合格状況から実際の数値を使って説明をしています。
⇒【公認会計士30代】30歳や35歳から合格・就職できるのか?
⇒【公認会計士40代】40歳、45歳で受験と転職は大丈夫?
論文こそLECで思考力を養い着実に合格ラインに上げることが重要なのです。
LECの論文講座は内容が濃いのでメリハリをつけて勉強をする必要があります。
おすすめの講座
2022年12月短答式試験目標の方又はこれから勉強をはじめる学生・フリー等の方はこちら
⇒2022年短答合格コース<秋生>【通信】
2022年5月短答試験目標の方はこちら
⇒2022年短答合格コース<春生>【通信】
他校はこちら