公認会計士

【公認会計士】仕事内容・・年間業務

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①公認会計士の仕事内容を詳しく知りたい

②公認会計士の監査の仕事は大変・きついって聞くけど本当にそうなの?

③1年間どんな事をするのか教えて欲しい

 

このような悩み・疑問をお持ちの方にお答えします。

公認会計士は1年間どんな仕事をしていくのかを紹介します。

これを見ると公認会計士を具体的にイメージすることができるかもしれません。

 

なりたいものを具体的にイメージできるほどその目標を叶えやすいと言いますので、公認会計士を目指して勉強中の方は勉強により集中して取り組むことができるでしょう。

また、公認会計士に興味がある方は具体的な仕事内容を知ることができ、目指してみようかな?という気持ちになるかもしれません。

 

公認会計士の仕事内容

 

公認会計士の年間業務

公認会計士試験に合格すると①監査法人、②コンサルティング会社、③税理士法人、④一般企業のどれかに勤める人がほとんどですが、いきなり開業される方もいらっしゃいます。

他の会社で勤務をしたり、開業をする前に公認会計士試験合格者は①の監査法人に勤務をする方が最も多くなるでしょう。

そこで下記で紹介する業務については監査法人勤務について紹介をします。

 

公認会計士の年間業務は監査する企業(クライアント先)によって違い、クライアント先の年間業務が決まることで誰がアサイン(割当)するのか決まります。

そのため人によって年間業務は異なることになりますが、ここではクライアント先で最も多い決算日3/31を例に一般的な年間業務を紹介します。

 

公認会計士が監査をする企業の決算日が3/31ということは、3ヶ月以内である6月下旬に株主総会が行われることになります。

6/30の2日前である6/27~29前後に行われることが多く、そのため公認会計士の年間業務は企業の株主総会後の7月がスタートとなる場合が多くなります。

 

下記にて年間業務で主なものを紹介します。

7月~8月

・監査計画作成

・前年度のフォローアップ

・マニュアルレポート(営業報告書)の作成

・第一四半期レビュー(4月~6月)

 

9月

・内部統制監査

10月

11月

・第二四半期レビュー(7月~9月)

12月

1月

2月

・第三四半期レビュー(10月~12月)

3月

4月~5月

・企業は×1年度4/1~3/31を1年間としそれが終わったので、監査法人は×1年度の年度末監査を
実施

・監査調書の作成

 

企業は決算日から45日以内である5/15までに決算短信を公開しなければなりません。

言い換えればうちの会社の1年間の業績はこうでしたと発表することになり、公認会計士の繁忙期といわれる時期になります。

ただ、企業が決算公開をするまでが大きな山となるのでそれが終わると一段落といった感じになります。

 

どのクライアントを担当するかによりますが、4月、5月はとても忙しくなり5月のゴールデンウィークはない方も少なくありません。

また、普段週休2日であったとしてもこの時期の土日は出勤、帰りは毎日終電、2週間くらい連続勤務といった方もいらっしゃいます。

 

メモ

3月決算の次は2月決算が多いため、その場合の公認会計士の年間業務のスタートは6月になるわけです。

また、上場していない中小企業等は決算月から2ヶ月以内となっているので、3月決算なら5月下旬頃に株主総会が行われることになります。

 

6月

・株主総会

・有価証券報告書

5月に決算公開をしたから終わりではなく、6月下旬には株主総会が開かれることになるので、それまでに有価証券報告書を仕上げなければなりません。

そのため公認会計士は決算書類が正しく記載されているかどうか確認をしなければなりません。

メモ

監査法人には様々な公認会計士がいますが、現場であるクライアント先で監査を担当するのは複数名でチームを組んだ監査チームが行うことになります。

1年~3年目の方を現場補助者(スタッフ)と呼び、公認会計士試験合格者が該当し、4年目からはシニアと呼び現場責任者となる機会も多くなります。

順調な方なら公認会計士試験に合格してから3年経過すると、公認会計士に登録することができシニアに昇格することになります。

決算書類を確認する場合に漏れがあってはいけないので、複数名のスタッフが決算書類を確認し、現場責任者が最終的な確認を行います。

このように公認会計士の年間の業務は月によってかなりばらつきがありますが、逆にいうと忙しい4,5月以外はわりと自分のペースで仕事ができなくもありません。

 

 

公認会計士の仕事内容 まとめ

以上公認会計士の仕事内容を詳しく紹介しましたがいかがだったでしょうか?

 

次の記事は「公認会計士になるにはどうしたらいいの?」
【公認会計士になるには?】公認会計士のなり方を紹介

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専門学校

専門学校を利用してみたい方は下記を参考にしてください。

一発合格を目指すなら計算力とバランスのよい大原がおすすめですが、経済的に厳しいという方はLECで一発合格を勝ち取れば費用は他校の半分以下となっています。それだけ難しいということでもありますが、LECをおすすめするのには理由があります。

LECをおすすめする理由

学校、仕事、家事等で忙しくなったとき、勉強がうまく進まなかったり、短答試験に合格できない場合は、論文の講座代が無駄になることがあります。
(LEC以外の専門学校は基本的に短答・論文代を含めた一括の講座となっているか、分割してある講座は合算すると通常より高くなります。)

知人は論文の教材がほとんど手つかずになってしまったと言ってました。
テキストや講義というのは最新を使わないとそれだけで数点不利になってしまいます。
数点を争う試験なだけにそれは大きなデメリットとなってしまいます。

他校ではこういうことが起こりえますが、LECでは短答だけの講座論文だけの講座と分けてあるので勉強にメリハリをつけて教材をこなすことができる上に、金銭面においても短答試験合格後に論文講座を受講という形をとることができるので損をしない選択ができます。また、もともと金銭的に安い大きなメリットもあります。

安いと聞くと内容が薄いのでは?と思う方もいらっしゃるでしょう。
しかし、LECは科目ごとに論文講座があります。
「普通なのでは?」と思うかもしれませんが、多くの学校は論文講座はなく論文答練で実際に問題を解かせてそれを説明する形をとっています。そのため短答の理解から論文の理解へ短期間で引き上げる必要があります。
学生の場合は多くの時間が取れたり夏休みもあって時間でカバーできる部分もありますが、社会人の場合は困難になります。

それが結果となって表れています。

30代、40代を例に挙げると短答試験の合格率はほぼ同じなのですが、論文に限っては明らかに悪くなっています。
瞬発力・暗記力・計算力は若い世代が強く、思考力は社会人が強そうに感じるかもしれませんが実際は違います。

30代、40代の合格率を記事にしていますので気になる方はこちらをご覧ください。
こちらは監査審査会の合格状況から実際の数値を使って説明をしています。

【公認会計士30代】30歳や35歳から合格・就職できるのか?
【公認会計士40代】40歳、45歳で受験と転職は大丈夫?

論文こそLECで思考力を養い着実に合格ラインに上げることが重要なのです。
LECの論文講座は内容が濃いのでメリハリをつけて勉強をする必要があります。

LECのメリット・デメリット(評判)

LECの驚きの受講料金とスケジュール

おすすめの講座

2023年短答試験目標の方はこちら
2023年短答合格コース<春生>【通信】

2022年12月短答式試験目標の方はこちら
2022年短答合格コース<秋生>【通信】

2022年5月短答試験目標の方はこちら
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