公認会計士

【公認会計士 短答式試験】受からない・難しい人は必見!

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①公認会計士ってどのくらい難しいの?

②公認会計士の短答式試験を何度か受けたけど受からない・・その理由って何?

③難しい試験だからやっぱり専門学校は利用するべき?

このような疑問をお持ちの方にお答えします。

①資格全体の難易度を10段階で表すと、公認会計士の難易度・難しさは9となります。

②下記にて受からない理由をいくつか書いていきますので参考にしてください。

③独学でも合格する事は無理ではありませんが、効率性の観点から専門学校を利用する人より時間がかかってしまう欠点があります。
ですので、短期間で合格するためにも専門学校の利用をおすすめします。
※公認会計士は難しい試験ですので、短期間の一発合格であっても1.5年~2年程度かかります。

 

 

公認会計士試験は難しい?受からない?

冒頭で公認会計士の難易度は9と記載しましたが、100段階で表示すると96、偏差値だと65.2となります。

 

公認会計士と他の資格の難易度比較

公認会計士以外の他の資格の難易度が気になる方は非常に多いのでいくつか難易度の高いものを列挙してみましょう。

また、偏差値についても知りたい方もいらっしゃいますので、参考までに偏差値についても記載をしておきます。
ただ、偏差値は他の資格との兼ね合いによって決まるのであくまで参考程度にとどめて置いてください。

 

資格名 難易度 偏差値
司法試験予備試験 100 66.6
司法試験 97 65.5
公認会計士 96 65.2
不動産鑑定士 93 64.1
弁理士 90 63.1
司法書士 89 62.7
税理士 87 62.0
中小企業診断士 86 61.7

上記にある資格は5段階では全て5に該当する難易度の高い資格となっており、どの資格であっても活躍する事ができるものとなっています。

難易度や偏差値については「そういう感じなのね」程度にとらえていただくといいでしょう。

難しい資格に挑戦する事にやりがいを感じる方もいらっしゃるでしょうし、またそのような難易度の高い資格に合格すると社会に出たときに自信を持って行動をする事ができるのも魅力でしょう。

 

公認会計士試験を受験される方は会計関係である簿記資格の難易度についても気になる方がいらっしゃいますのでそちらを見てみましょう。

5段階 10段階 資格名 100段階 偏差値
5 9 公認会計士 96 65.2
3 5 日商簿記1級 55 50.8
3 5 建設業経理士1級 52 49.8
3 4 全経上級 50 49.1
2 3 日商簿記2級 35 43.9
1 2 建設業経理士2級 26 40.7
1 1 日商簿記3級 15 36.9

公認会計士試験は他の簿記関係の資格とは比較にならないほど難しい事が分かりますし、実際はこの難易度以上に難しいものとなっています。

 

 

公認会計士の難しさと受からない理由

公認会計士の難しさ

公認会計士試験は短答式試験と論文式試験の2つの試験に分かれており、短答式試験に合格する事で論文式試験を受験する事ができます。

そのためにまずは短答式試験に合格することが必要不可欠となっています。

ただし、論文式試験合格よりも短答式試験に合格する事の方が難しいのではないか?といった意見も少なくありません。

そのためこんな冗談が言われたりします。

こんな冗談がよく言われる

「短答受かれば論文は余裕」

短答式試験に何度挑戦しても合格しなかった方が5回目等でようやく合格し、論文式試験は一発で合格したという方や、2回目の論文式試験で合格したという方も多くいらっしゃいます。

ただ、論文式試験は試験を受けた後、自分が出来たところは周りも出来ている事が多く、短答式試験と違って相対評価となるため合格したかどうかはふたを開けるまで分からないといった事が非常に多いです。

また、1科目でも足きりにあってしまうともう1年勉強をしなければならない怖さがあります。

たとえ他の科目でいい点数を取って科目合格をした場合であってもです。
科目合格をした場合、残りの科目に専念して勉強をする事ができますが、苦手科目で足きりになっている場合、次の年に果たして合格点を取る事ができるのか?といった難しさがあります。

 

短答式試験に何度も受からない方は非常に多いので次は短答式試験の難しさについて見てみましょう。

短答式試験の難しさ

短答式試験は択一式(マークシート方式)ですので、分からない問題があっても適当に選べば運でどれか正解になるわけだし、そんなに難しいものなのか?と思う方もいらっしゃるでしょう。

確率でいうと確かに運で正解する場合もありますが、これが意外と確率以下の正解率になる事も少なくありません。

中にはマークシートを適当に選んだで合格したという方も時々いらっしゃいますが、適当に選んで正解するのは1科目につき数個あればいい程度でしょう。
そのため運で合格することはまずなく、運でも合格するためにはボーダーレベルの実力が必要になります。

少し前は5択でしたが、現在は6択(5択もあります)となっており、消去法による方法はあまり通じなくなっているので勉強をする場合はあいまいな知識100個より確実な知識10個の方が役に立ちます。

中途半端な知識はむしろ不正解になる可能性があるので要注意です。

 

次は短答式試験の2つの難しさを見てみましょう。

1.科目の多さ

2.それぞれの科目の特徴

 

短答式試験の難しさ1・・科目の多さ

短答式試験は財務会計論、管理会計論、監査論、企業法の4科目からなっています。

財務会計論は公認会計士の勉強で最も多く時間を費やす必要があり、また勉強をしたからといってすぐに実力に反映されるわけではありません。

そのため実力がなかなか伸びてこないため小手先のテクニックに走ってしまう方もいらっしゃいます。
例えばテキストを解かずに答練の問題と解答を覚えてしまうといったことです。

そうすると、答練などではいい点数が取れる場合もありますが、本試験では合格点が取れない場合が少なくありません。

また、公認会計士試験は科目が多いことから財務会計論だけを勉強していればいいわけではなく、他の科目の勉強も当然しなければなりません。

しかし、簿記という科目は通常の勉強と比べてもすぐに忘れてしまう特徴をもっている学問です。

メモ

大手看板講師である簿記の講師でさえ、「簿記から少し離れてしまうと私でさえ忘れてしまいます」とおっしゃってました。

その道のプロである講師ということは簿記が頭だけでなく体に染み込むくらいやっているにも関わらず忘れてしまうというのは驚きです。

そうでない受験生が簿記から少しでも離れてしまうと忘れてしまうのは仕方のない事が分かります。

上記のように財務会計論(簿記)は重要科目なため最初にしっかり学習をしますが、他の科目の勉強をしなければならないといったもどかしさがあります。

 

財務会計論が短答式試験の合否のカギを握っている

公認会計士の短答式試験においてこの財務会計論の勉強をどのようにしていくのかが合否に特に大きな影響を与える事になります。

短答式試験の配点は・・

財務会計論 200点

管理会計論 100点

監査論   100点

企業法   100点

以上4科目の配点となっており、財務会計論の配点だけ他の科目の2倍になっていることからその重要度の高さが分かります。

合計500点となり、合格ラインは回によって変動はあるものの直近2回の合格ラインは63%となっています。

科目が多いことや他の科目に時間が割けなかったり、簿記は継続して勉強をしないとすぐに忘れてしまうなど公認会計士の勉強は科目の多さが難しさの1つの要素となっています。

 

 

次はそれぞれの科目の難しさに少し触れてみましょう。

短答式試験の難しさ2・・特徴ある科目たち
財務会計論

公認会計士の難しいところは科目が多いだけではなく、各科目が個性を持っており財務会計論の科目で数問ミスをしてしまうと1問の配点が他の科目より高いため合否に大きな影響を与えてしまうことになります。

※1問8点となっており4科目で最も配点の高い科目となっています。(総合問題は1問4点)

特に計算科目である簿記はAランクはほぼ完答し、Bランクでどこまで正答できるかが1つのポイントとなります。

 

管理会計論

管理会計論は4つの科目の中で、受験者による得点差が大きくなる科目で、計算力が大きくものをいいます。

出題は理論と計算からなり、計算は回数によって難易度にばらつきはあり多くを解答する事が難しい事も少なくありません。
そのため理論は7~8割は確実に正答をし、計算でどこまで解く事ができるかが勝負となります。

また、この科目の難しいのは試験によっては平均点が足きりである40点未満となるなど、多くの受験生が40点取れないといった状況の中でもいかに失点をしないで得点できるかも合否に大きく影響を与えてきます。

時間がある方であれば計算に時間を割く事で計算力を鍛える事ができますが、そうでない方はかなり厳しくなります。

また、時間がない事に加え1問でも失敗をしてしまうと不合格になってしまう、足きりになってしまうというプレッシャーもある中で解くことになるので最も大変な科目といっていいかもしれません。

メモ

計算力がない方に共通しているのは、解ける問題なのかが判断がつかず、見切り発車で解き、どの方法で解くのか試行錯誤したりと・・そして最後には解けないことを知って大きな時間をロスしてしまうことになります。

その焦りから次の問題で挽回しようにも電卓ミスや集計ミスなど普段ミスをしない方であってもミスをしてしまうなど負の連鎖が起こる可能性もあります。

管理会計論で大幅な失点があるとそれだけで合格する事は難しくなる事から、管理会計論(特に計算)については簿記と並行するなどして力を入れておく必要があります。

 

監査論

試験の順番でいうと、午前は企業法→管理会計論とすすみ、ご飯などを食べた後の午後から監査論の試験があります。

2つの科目の出来が思うようにいかず後を引いてしまう方もいらっしゃいますが、午後の科目でも十分に挽回する事が可能なので頭を切り替えて臨む必要があります。

監査論は不確定要素の高い科目だけに高得点を取るような勉強は効率が悪い科目です。
ですので、合格するために必要な点数だけをコンスタントに取る事ができるような勉強が理想となりますが、理想と現実はなかなか厳しいものがあります。

監査論は得意な方はあまり勉強をしなくてもなぜか得点ができてしまいますが、そうではなく逆にすごく苦手な方はなぜか得点ができない方も少なくありません。
これは意外と優秀な方に多い傾向があります。
(短答式の監査論は足きりぎりぎりの方でも論文式に行くと科目合格レベルになる方もいらっしゃいます)

 

企業法

これまで3科目について話をしてきました。
公認会計士の短答式試験に合格するためには合計で63%である315点ですが、合格ラインは回によってばらつきがあるので、ほとんどの方は70%である350点以上になるように勉強をしているでしょう。

管理会計論は足きり続出な科目であったり、監査論は不確定要素の高い科目となっています。
以上から、財務会計論は70%である140点、企業法は80%~90%あたりの点数が必要となってきます。

高得点を取らなくてはならないプレッシャーと高得点を取る事ができる勉強をする必要があり、他の科目にはない難しさがあります。

 

 

公認会計士試験に受からない理由は?

公認会計士の短答式試験に何度も挑戦をしているが全く受からないという方も少なくありません。

受からないタイプは大きく2つあります。

 

1.合格点に全く足りていないタイプ

勉強方法を間違えている可能性が高かったり、勉強時間が圧倒的に不足していたり、勉強時間は多くてもその勉強時間を十分に生かしきれていない・効率が悪いといったいくつの理由があります。

このタイプは勉強時間の確保はもちろんのことですが、「復習の方法」を改めてみると大きな効果をもたらす事があります。

勉強をして次に進むのは好奇心が働くため楽しいですが、復習は作業的になりがちで勉強に面白みがありません。

勉強に時間を割いている割には勉強の効果がない・得点に反映されないという方は復習の時間は足りてしますか?復習していますか?どの程度していますか?

また、計算問題なら徹底的に問題を解く必要がありますが、機械的に解いていませんか?
解法を覚える事はいいですが、問題をほとんど読まなかったり何度も読んでいるので大体の問題文は頭に入っている事から流して読んでいませんか?

 

ある優秀な合格者に「合格に必要な事は何?」という質問をしたところ・・

問題文をよく読む事」という答えが返ってきました。

何を当たり前のことを言っているんだ!本気で合格するための事を教えて欲しかったのに・・と残念がる方がいらっしゃいます。

しかし、「問題文をよく読む事」というこの9文字は非常に重要なことです。

例えば計算問題だと、問題をよく読まないですぐに電卓をたたき始めたり、図を描いたりする方は計算速度に自信がない方が多い傾向にあります。

計算問題を解くのが速い方は問題をじっくり読んでも、その後の処理が頭の中でさっと出来るので短時間で計算問題を解く事ができます。
つまり、計算問題を速く解こうとするあまり、問題を読む時間を短縮することで時間を稼ぐものの計算の組み立て・解き方で悩んでしまうので結果的に遅くなり、また問題をしっかり読んでいないの資料の読み飛ばしなどにも気付かなかったりして「ミス」をしてしまう方も多いです。

このミスは単なるミスではなく問題をじっくり注意深く読む練習をしない事には癖は直らないので特に注意が必要です。

もちろん計算問題を解くのが速い方であっても問題によっては多少の試行錯誤はするもののその速さが違いますし、解き終わるまでにどのくらいの時間がかかりそうなのかも試算することがある程度正確です。

問題文をよく読むことによってひっかけ問題にも気付いたり、ケアレスミスを防ぐことにもつながります。
また、あせってしまうと普段のペースで問題を解く事ができずあなたの実力の全てを出し切る事はできないでしょう。

そのため問題文をよく読むというのは非常に重要な事であり、普段の勉強においても問題文をよく読む癖を付けるようにするといいでしょう。

 

2.合格点にあと一歩

合格点が63%だったら60%~62%付近にあり、あと少しで合格に手が届きそうな方です。

あと少しで合格だから次の回は余裕で合格だと思うのは早計です。

公認会計士の短答式試験に何度も受験しているということは、それだけ多くの知識が蓄積され、また計算は洗練されていくはずなのに合格点の前で止まってしまうのが公認会計士の難しさの1つといっていいでしょう。

 

受からない人はどうすればいいのか?

1.過去問と答練
過去問

まずは解答解説の詳しい過去問題集を何年分か解いてみるといいでしょう。

答練を重視する方もいらっしゃいますが、最も重要なのは答練ではなく過去問です。

過去問と講師が作る答練には決定的な差があります。

それは問題の質です。

講師の作る問題は論点をちりばめたきれいな問題が多くあり、一方過去問は試験委員が作る問題になりますが、講師と違ってきれいとはいいがたいものもあります。
言い方を変えれば過去問である本試験問題は問題が読みづらいということです。

ですので、資料の拾い方1つにしても講師が作る問題に慣れていると本試験問題にどうしても対応できない事があります。

 

答練

過去問もある程度やっているのであれば答練を解かなくてはいけません。

受験の回数が増えるごとに答練を解く機会も多くなります。
答練はおおよそ出題される問題や傾向が似ている事から答練ではものすごくいい点数が取れたり、場合によってはA判定が成績優秀者に名前が載ったりする方もいらっしゃいます。

そこで、慣れていない答練を受ける事をおすすめします。

例えば大原の答練を受けているのであれば、東京CPAやLECの答練を受けてみるとかするのも1つの手です。
学校が違うと答練の出題方法もかなり違う事から思うように点数が取れない方もいらっしゃるでしょう。

普通は1つの学校のみを信じてその教材をやりぬく事が短期合格の秘訣ですが、短答式試験に何度も不合格となってしまった場合は例外的に他の学校の答練を受ける事で答練慣れを回避することもいいかもしれません。

また、解答解説についても慣れ親しんでいる解説と違って「ん?」と思うような事もあるでしょうが、視点を変えて勉強をする機会にもなるのでしっかり理解するようにするといいでしょう。

 

2.計算力

公認会計士の難しさとして計算力については触れていますが、その計算力の攻略なくして公認会計士の合格は難しいものとなるでしょう。

計算力があると点数を安定させるメリットがあることから、あとは理論の精度をあげる事で合格に近づく事が可能となります。

合格者に共通している事は計算力の高い人が圧倒的に多い傾向にありますし、おそらく皆さんもそれを実感されている方もいらっしゃるでしょう。

 

3.理論

受験期間が長くなると知らない肢・論点があったらそれも覚えようとする癖がありますが、もしからしたらあなたもそうではありませんか?

もちろん知らない事を吸収することは悪いことではありませんが、覚える事が増える事で記憶を邪魔することがあり、これを「記憶障害」と呼びます。

短期合格者は覚えるべき事を絞りに絞ってそこを徹底的に繰り返し覚えて理解し、出題されたら確実に正答することで合格を勝ち取っています。

この重要な事を絞る事による短期合格は、公認会計士試験に限らず、司法試験、司法書士試験においても共通する事です。

短期・一発合格する東大や京大生であっても論点を絞って勉強をしているのでこの方法に従うのが無難だといえるでしょう。

合格に必要なことを簡単に言えば「手を広げない」これに尽きるといってもいいかもしれません。

 

合格者に共通することとして繰り返し勉強をした・徹底的にテキストを読み込んだということを聞いたことはありませんか?

もちろんあなたもそのようにしたかもしれませんが、実はこの度合い(繰り返しや徹底的な読み込みの度合い)が合格者と不合格者では感覚的に大きなズレがあるようです。

繰り返しの勉強で真剣に取り組んではいると思いますが、真剣度が80であったのに対して、合格者の真剣度は100日回のではないでしょうか。

 

4.戦略

財務会計論で70%である140点を取ると後の3科目はそれぞれ60点程度を取れば合格する事ができるので、合格はぐっと近づく事がよく分かります。

以前、合格者に財務会計論で140点を取ったのかどうかのアンケートを実施したところ・・

3人に2人は140点以上を取っている事が分かりました。

つまり、他の科目で高得点を取るよりも時間のかかる財務会計論ですが、時間をしっかりかけてこの科目で7割を死守する。
そのかわりに他の科目では合格に必要な点数を取れるだけの時間配分をする。

 

 

公認会計士は難しい・受からない まとめ

以上、公認会計士試験は難しいといったことや受からない理由とその対策を紹介しましたがいかがだったでしょうか?

書いてある内容については当たり前のことで、そんなの知っているよという方も少なくないでしょう。

しかし、それをどこまで真剣に考えて実行できているのかをもう一度よく考えてみると次の短答式試験ではいい結果が出るかもしれません。

特に何度も短答式試験を受けているものの点数があまり伸びない方は勉強方法を改めて見てみるといいかもしれません。

 

短答式試験におすすめのテキスト・問題集

・おすすめのテキストはこちら
おすすめのテキスト2022年度試験対応

・おすすめの問題集はこちら
おすすめの問題集2022年度試験対応

 

 

専門学校

専門学校を利用してみたい方は下記を参考にしてください。

一発合格を目指すなら計算力とバランスのよい大原がおすすめですが、経済的に厳しいという方はLECで一発合格を勝ち取れば費用は他校の半分以下となっています。それだけ難しいということでもありますが、LECをおすすめするのには理由があります。

LECをおすすめする理由

学校、仕事、家事等で忙しくなったとき、勉強がうまく進まなかったり、短答試験に合格できない場合は、論文の講座代が無駄になることがあります。
(LEC以外の専門学校は基本的に短答・論文代を含めた一括の講座となっているか、分割してある講座は合算すると通常より高くなります。)

知人は論文の教材がほとんど手つかずになってしまったと言ってました。
テキストや講義というのは最新を使わないとそれだけで数点不利になってしまいます。
数点を争う試験なだけにそれは大きなデメリットとなってしまいます。

他校ではこういうことが起こりえますが、LECでは短答だけの講座論文だけの講座と分けてあるので勉強にメリハリをつけて教材をこなすことができる上に、金銭面においても短答試験合格後に論文講座を受講という形をとることができるので損をしない選択ができます。また、もともと金銭的に安い大きなメリットもあります。

安いと聞くと内容が薄いのでは?と思う方もいらっしゃるでしょう。
しかし、LECは科目ごとに論文講座があります。
「普通なのでは?」と思うかもしれませんが、多くの学校は論文講座はなく論文答練で実際に問題を解かせてそれを説明する形をとっています。そのため短答の理解から論文の理解へ短期間で引き上げる必要があります。
学生の場合は多くの時間が取れたり夏休みもあって時間でカバーできる部分もありますが、社会人の場合は困難になります。

それが結果となって表れています。

30代、40代を例に挙げると短答試験の合格率はほぼ同じなのですが、論文に限っては明らかに悪くなっています。
瞬発力・暗記力・計算力は若い世代が強く、思考力は社会人が強そうに感じるかもしれませんが実際は違います。

30代、40代の合格率を記事にしていますので気になる方はこちらをご覧ください。
こちらは監査審査会の合格状況から実際の数値を使って説明をしています。

【公認会計士30代】30歳や35歳から合格・就職できるのか?
【公認会計士40代】40歳、45歳で受験と転職は大丈夫?

論文こそLECで思考力を養い着実に合格ラインに上げることが重要なのです。
LECの論文講座は内容が濃いのでメリハリをつけて勉強をする必要があります。

LECのメリット・デメリット(評判)

LECの驚きの受講料金とスケジュール

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2022年12月短答式試験目標の方はこちら
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