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税理士

【税理士】5科目はどれを選択する?各科目の受験者数・合格率は?

更新日:

 

①税理士試験の5科目ってどれを選ぶ?選び方の方法ってある?

②全11科目の受験者数や合格率ってどんな感じ?

 

①選び方は基本的に将来性、勉強の負担量で選ぶ2通りがあります。

②下記にて全11科目の受験者数と合格率を記載しています。

 

仕事内容や受験資格が気になる方はこちら
【税理士になるには?】仕事内容と受験資格

 

税理士試験科目の選択

5科目を選ぶ場合は大きく分けると前述の通り2通りあります。

1.仕事を考慮して将来的に使うであろう科目を選ぶ

2.ボリュームの少ない科目はそれだけ負担が少ないですが、ここで注意点があります。

それはボリュームが少ないから「合格しやすい」とはならないということです。
ボリュームが少ないと言うことは他の受験生も同じなので、1つのミスも許されない完成度の高い戦いになります。

 

さて、次は各科目の合格率を見てみましょうか。

 

全11科目の受験者数と合格率

科目 受験者数 合格者数 合格率
簿記論 12,775 1,819 14.2%
財務諸表論 10,424 3,081 29.6%
法人税 5,133 619 12.1%
所得税 1,787 233 13.0%
消費税 7,979 1,065 13.3%
酒税 623 76 12.2%
事業税 496 59 11.9%
住民税 456 65 14.3%
固定資産税 843 112 13.3%
国税徴収法 1,643 191 11.6%
相続税 3,303 400 12.1%

こうしてみると財務諸表論以外はどれも似たような合格率であることが分かります。

さらっと言いましたが、実はこれ重要な事です。

 

全11科目の計算・理論と勉強時間の目安

今度はその科目が計算科目なのか?それとも理論科目なのか?
計算と理論の配点を下記にて表示します。

例)計算と理論が半々の場合は計算50点、理論50点となります。

また、専門学校が公表している「勉強時間の目安」も紹介します。

 

科目 計算 理論 勉強時間目安
簿記論 100 0 450h
財務諸表論 50 50 450h
法人税 50 50 600h
所得税 50 50 600h
消費税 50 50 300h
酒税 70 30 150h
事業税 45 55 200h
住民税 50 50 200h
固定資産税 50 50 250h
国税徴収法 0 100 150h
相続税 50 50 450h

 

TACの資料による勉強時間の目安について

科目別の分量を比較する場合は参考になりますが、実際その科目を勉強するとこの勉強時間をはるかに超えます。

最低でも2倍と考えたほうがいいですし、暗記が多い場合は高い完成度が要求されるのでさらに勉強時間が必要となります。

 

例えば簿記論

例えば簿記論の場合は1,000時間くらいで合格ラインぎりぎりかなという辺りでしょう。

社会人ですと、平日2時間、土日6時間を1年間勉強すると1,150時間となるので、社会人の場合でこのくらいの勉強時間だと1年1科目で勝負するのがいいかもしれません。

 

例えば法人税

法人税については暗記が半端じゃないので暗記の得手不得手にもよりますが、600時間というのはありえなく、2,000時間くらい必要かもしれません。

コマ切れ時間をうまく使っていけば1,500~2000時間の勉強時間を確保して合格少し手前まで持っていけるかもしれません。そのくらい確保してうまくいけば翌年合格という感じでしょう。

→法人税の場合は合格ラインの勉強時間を確保してもう1年

 

科目を選ぶ

 

科目選択で仕事を考慮した場合の科目は・・

最も仕事を考慮した5科目

①簿記論、財務諸表論、法人税、所得税、消費税

もう1パターンとして

②簿記論、財務諸表論、法人税、消費税、相続税

 

 

それでは5科目を選んでみましょう。

ステップ1 2科目は決まり

税理士試験を受ける場合、必須科目があります。

・簿記論

・財務諸表論

この2科目については必ず受験しなければならない科目でもありますし、簿記系の科目ということで多くの人が最初の2科目に選択する科目でもあります。

 

 

ステップ2 消費税と酒税のどちらか

簿記論、財務諸表論の2科目は確定で、次は消費税と酒税のどちらかは必ず受けなければなりません。

仕事をする上で消費税は欠かす事ができない重要な科目です。
申告書作成でも消費税の知識は必要ですし顧客先から質問をされたり、またどれが課税なのか知らない税理士はいないのでほとんどの人は消費税を選択します。

消費税は受験者によって感想が様々ですが、最も難しい科目と上げている人もいるくらいです。
また、逆に簡単だと言う人それぞれです。

 

選択する人が少ない酒税

ほとんどの人が消費税を受験するので、酒税は意外に穴場と言える科目かもしれません。
ボリュームが最も少ない科目なのでさっと終わらせたい人にはいいかも知れかもしれませんが、上位10%あたりが合格になり合格者は全国で100人もいない状況です。

最も簡単な科目と思っている人もいるかもしれませんが、上位10%に入るのは難しく最もボリュームの少ないミニ税法であってもあなどれません。

 

酒税は仕事で使う機会はほぼありません。

→仕事を考えてここは消費税をきちんと勉強しておくべきです。
酒税はボリュームが少ないけれども簡単には合格できず、結局いかに上位10%に入るかなので相当の勉強は必要となります。

 

ここまで、簿記論、財務諸表論、消費税または酒税の3科目の選択が終わっています。

5科目選ばなければならないのであと2科目となります。

 

それでは次の科目を見てみましょう。

ステップ2 法人税と所得税

この2科目についてはどちらかを必ず選択しなければなりませんし、1科目でなく2科目選択してもいいです。

あと2科目選択だったので、この2科目を選択すると5科目の選択が終わることになります。

 

業務上はどちらも使いますが、顧客先が多いのは個人事業主(所得税)より法人の方が多いですし、個人事業主も法人化する場合も多いですから、個人事業主特化など所得税中心に扱う等特別の目的がない限りは法人税を選択するべきです。

節税対策の相談においても法人税のことを知らないとコンサルティングもできないですし。

仕事を考えると法人税、所得税の2科目を選択するのがいいですが、全11科目で最も苦しめる科目(最難関科目)がこの2科目ですので、普通はどちらか1科目を選択します。

例えば法人税だけでも合格するのに5年かかったと言う人も少なくありません。

税法科目

簿記論、財務諸表論と2科目合格すると、多くの人は消費税か法人税を選択して勉強をする事になります。

しかし、簿記論や財務諸表論の会計とは違って税法科目は本当に大変な科目です。

会計科目の感覚でやってしまうと税法科目に1科目も受からないまま撤退なんて言うことも少なくありません。

税理士の勉強で大変なのは簿記論、財務諸表論ではなく税法科目に入ってからです。そこからが本番といえます。

 

さて、ここまでで4科目~5科目選択してきているわけです。

多くの人は簿記論、財務諸表論、消費税、法人税の4科目でしょう。

11科目と科目数が多いもののふたを開けてみると、4科目は多くの人が選択する科目ということになり、自由度が高いのは次の5科目目になります。

 

さて、次は5科目目の選択になります。

法人税と所得税の2科目とも選択した人は5科目全て選び終わっていますが、科目の選択自体については今は大体でよく、絶対にこれというものはないですし、今後予定が変わるかもしれないので下記の説明も聞いておくといいかもしれません。

 

ステップ3 5科目目の選択科目はどれ?

残りは5科目あります。

事業税、住民税、相続税、固定資産税、国税徴収法の5科目からどれか1科目を選択します。

(すでに5科目の選択が終わっている人は選択してはいけません)

 

事業税と住民税

法人税を選択した人は事業税を、所得税を選択した人は住民税を選択すると勉強がしやすいです。

重複している内容・考え方があるため、法人税が終わってから事業税を勉強すると負担が少ないので勉強がしやすくなります。(住民税も同様)

TACで短期合格している人は事業税を選択している人が多い印象があります。

 

相続税

5科目目も仕事と直結するものがいいと考えている方もいらっしゃるでしょう。

相続税は残り5科目で最も仕事に直結する科目となりますが、勉強するボリュームは他の4科目と比較しても倍くらいはあります。

また、多くの人が5科目目に相続税を選択します。
つまり4科目に合格した猛者との戦いでもあり、その中で上位10%くらいに入る必要があるので超激戦区となります。最後の試験科目だからこそ気合も違うでしょう。

 

残りの2科目 固定資産税と国税徴収法

人気なのが国税徴収法で上記受験者数を見ると人数が多いのが分かります。

というのも、この国税徴収法は税理士科目で酒税と並んで勉強する量が少ないからです。

ボリュームが少ないと完成度を高くする必要があるので、短期合格できるとはいい難いものがありますが、それでも負担を減らすために国税徴収法を選択する人が多いです。

他の科目と違って「暗記勝負」ではなく、説明に必要な「理解勝負」なところもありますが、現実は専門学校のテキスト等を暗記することになります。

理論100%なので暗記が得意な人向けの科目といえます。

 

また、税の滞納について勉強することができるので実務においても多少は役に立つことがあります。

 

 

合格しやすい科目?

「量が少ない=合格しやすい」とはならないという点に注意が必要です。

科目別の合格率を見るとどの科目を選んでも、合格率は大体13%程度なので量が少なければそれだけ完成度を高くする必要があるので1つのミスも許されない戦いになります。

一方、ボリュームが多い科目はどれだけ暗記できたか?どれだけ時間を割くことが出来たか?という勝負になるので、明らかに勉強時間が割けない人はボリュームの少ない科目で勉強をするのがいいかもしれません。

計算・理論の配分やその人の置かれた状況、得意とするタイプによって選ぶのがいいでしょう。

 

税理士科目まとめ

以上、税理士の科目について紹介をしましたがいかがだったでしょうか?

あなたは量が少ない科目で勝負をしますか?

それとも仕事に直結しそうな科目で勝負をしますか?

 

5科目合格する事・税理士として開業する事どちらも大変ですが、一般企業とは違った魅力がたくさんある仕事です。

現在税理士の受験者は減少傾向にありますが、扱う分野も増え求人は減るどころか増え続けています。

つまり、税理士業界は売り手市場ではなく「超売り手市場」なのです。

 

下記は多くの方が受験する主な科目のテキストの紹介になります。

おすすめの記事

・簿記論の勉強におすすめのテキスト
【簿記論】独学におすすめのテキスト

・財務諸表論の勉強におすすめのテキスト
【税理士 財務諸表論】独学で合格するためのテキストと過去問

・消費税法の勉強におすすめのテキスト
【消費税法】独学におすすめのテキスト

・法人税法の勉強におすすめのテキスト
【法人税法】独学におすすめのテキスト

・所得税法の勉強におすすめのテキスト
【税理士 所得税法】独学におすすめのテキスト

・相続税法の勉強におすすめのテキスト
【相続税法】独学におすすめのテキスト

 

上記テキストは主に独学向けでしたが、学校を利用してみたい方は下記を参考にしてください。

おすすめの講座

・簿記論おすすめの講座
簿記論講座

・財務諸表論おすすめの講座
財務諸表論講座

・消費税おすすめの講座
消費税法講座

・法人税おすすめの講座
法人税法講座

・相続税おすすめの講座
相続税法講座

・所得税おすすめの講座
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