目次
日商簿記2級に合格するには?
・日商簿記2級を独学で合格したいんだけどどうやったらいいの?
・テキストや問題集などおすすめのものを教えて!
タイトルにある通り、日商簿記2級は独学合格はもちろん
2ヶ月で合格することは十分可能です。
ただし、楽々2ヶ月で合格などといったものではありません。
結構頑張らないといけません。
頑張ってみようという方は下記を読んでみてください。
前提条件として日商簿記3級程度の「知識」は必要です。
3級の知識があれば十分ですので、日商簿記3級試験に合格したとか、問題集で合格点がとれるといったものは必要ありません。(あれば申し分ないですが)
日商簿記2級に2ヶ月で合格するためには、
3級のテキストを読んだことがある人が対象となります。
そうでない、簿記を初めて勉強される方は2.5ヶ月~3ヶ月合格になるでしょう。
簿記を初めて勉強する方は、長くても3ヶ月程度で日商簿記2級に合格することができます。
日商簿記2級を勉強すると・・
日商簿記2級は就職・転職などにも効果を発揮する優れた資格で、それがたった3ヶ月で取得できるので、就職活動をしたい方にもおすすめの資格です。
また、日商簿記2級の勉強をすると、
・1級に挑戦したい
・税理士になろうかな?
・会計士を目指そうかな?
などといった将来の視野が広がってきますし、起業する場合にも持っていると役に立つ資格です。
さて、それでは日商簿記2級に合格するための大まかな流れを紹介します。
日商簿記2級に『独学+2ヶ月』で合格する方法
使用教材はいたってシンプルです。
①テキスト+テキストに準ずる問題集
↓
②過去問
↓
③予想問題集
①を1ヶ月、②③を1ヶ月といった感じで進めていきます。
日商簿記1級
2級の勉強方法の流れは日商簿記1級でもほとんど同じです。
この方法で2級に合格することができると、同じような方法で自然と1級に合格することができます。
※ただし、1級は2級とは比べ物にならないくらい分量が多いので気楽に挑戦できるものではありません。多少の覚悟は必要です。
そうすると、日商1級は「独学+半年」で合格することが可能です。
日商簿記1級が気になる方はこちら(1つ目はテキスト、2つ目は問題集、勉強方法)
⇒【独学で受かりたい人必見】日商簿記1級のおすすめテキスト
⇒【独学+半年で合格する方法】日商簿記1級 問題集と理論対策
みんなに人気のある2つのテキスト
すっきりシリーズ・・スッキリわかる 日商簿記2級 商業簿記
商業簿記1冊、工業簿記1冊の2冊
テキストだけでなく問題集もくっついている教材。
中身はあの滝澤 ななみさんが欠かれているだけあって分かりやすいのが特徴です。
また、量も少ないのでさっと終わらせたい人向けの本となっています。
簿記教科書 パブロフ流でみんな合格 日商簿記2級 商業簿記 テキスト&問題集
商業簿記1冊、工業簿記1冊、総仕上げ1冊の計3冊
すっきりシリーズが有名なため知らない方も多いかもしれませんが、分かりやすさはこちらの方が上かもしれません。
そのため簿記が苦手な人にはおすすめの本です。
4コマ漫画でイメージしやすいように描かれてあり、また解説も分かりやすくなっています。
そのため苦手の部分であっても全く分からないといったことがなく、頭に入ってきやすいでしょう。
また、総仕上げ編では実際の解き方を指導してくるため「下書き・解き方」を学ぶことが出来るのもいいですね。
日商簿記2級 最もおすすめする教材
①テキスト、テキストに準ずる問題集
とおるシリーズ(テキスト、問題集)7,776円⇒会員価格6,610円
一般価格7,776円⇒会員価格6,610円
日商2級のテキストとしては王道といった部類に入る教材です。
図などが豊富であり解説も詳しいので、サクサク進めることができます。
1級を目指している人は同様の「とおるシリーズ」で独学・半年で合格することも可能なことを考えると、2級もこのとおるシリーズで勉強をしておくとよりスムーズに勉強をすることができます。
他の2種類のテキスト・問題集は2冊や3冊ですが、このとおるシリーズは4冊です。
そのため合格レベルの力が最もつきやすい教材といえます。
また、過去問の問題で解けなかった箇所に戻る際、また類題を探す場合においても他の2種類より優れているのもおすすめの1つです。
ネットスクールのサイトはこちら
⇒ネットスクール
②過去問
合格するための過去問題集 日商簿記2級(TAC)
過去問は他にもありますが、繰り返し出題されている問題が分かりやすかったり、とるべき問題が分かるのでおすすめです。
回数もそれなりにあるので合格レベルになるでしょう。
ただ、最近の日商2級は試験範囲も変わっているので、そういったところは予想問題などで演習をしておく必要があります。
③予想問題集
第153回をあてる TAC直前予想
予想問題集は特にこれがおすすめといったものはないので書店などで気に入ったものがあればそれを使うのがいいでしょう。
これ以外にもネットスクールの予想問題集もおすすめです。
無敵の簿記2級 第152回直前総まとめ
※2019年11月試験の153回対応ではなく、2019年6月に実施された152回対応のものとなっています。
こちらは必須ではありませんが、予想問題は1問と下書き・解き方や暗記すべきものが分かったり、情報誌の特徴があるので読んでおいて損はない教材です。
無敵シリーズは税理士受験生だと多くの人が使っている教材でもあります。
日商簿記2級の勉強方法
教材については紹介をしました。
①テキスト、準ずる問題集を1ヶ月で仕上げます。
テキストで1チャプターしたら問題集も同じように進めていきます。
どうしても分からない箇所があるなら付箋を貼るなどして次に進みましょう。
↓
②過去問は全部で12回分
まず1回目を解きますが、その際時間を計って解き採点もします。
解けない箇所はテキスト等に戻ってしっかり復習し解けるようにしておきます。
また、同じ問題だけでなく類題問題も解けるようにするためにもテキストの該当箇所は読んでおきます。
その際、戻ったよという印(日付)をつけておくのもいいでしょう。
そして、次に2回目を時間を計って解き、採点もします。
解けない問題はテキストに戻って・・・1回目やったのと同じようにします。
最初は点数が取れないかもしれませんが、気にする必要はありません。
しかし、5回目あたりから徐々に点数が取れ始めてきます。
10回目くらいには合格点が取れているでしょう。
「本試験問題の試験形式に慣れる事」や「解ける・解けない問題がはっきりすること」で、自分の苦手な項目が分かります。
戻った際に日付を書いていると、何度も戻っていることに気付くページもあるかもしれません。
しかし、これは試験直前になると「頑張って勉強したなぁ」というモチベーションアップにもつながり、自信を持って試験を受けることができます。
いわゆる弱点の洗い出しと洗い出された弱点の強化です。
ただ、過去問を1回目解いて、「あー合格点いかなかったかぁ、次頑張ろう」と復習をせずに2回目を解いたところで何も意味がありません。
解ける箇所、解けない箇所をはっきりさせ、解けない箇所+類題も解けるようにする事が最も大事です。
こうして、全12回の過去問を2週間~20日くらいで終わらせ、最後に予想問題集を10日くらいで終わらせます。
予想問題集もやり方は過去問と同じです。
解けない箇所を解けるようにするために再度テキストに戻ります。
(テキスト)
テキストに戻る機会が多いので、テキストは簡単に書かれてあるものではなく、ある程度しっかりしたものがいいので「とおるシリーズ」がおすすめなのです。
(予想問題集)
予想問題集は3~4問しかないので、できれば他のものを買ってもう少し解いておきたいものですが、予想問題集で合格点が常に取れている人はほぼ合格間違いなしでしょう。
試験までは今まで解いたものを確認して総仕上げをしておくのもいいでしょう。
日商簿記2級に2ヶ月で合格する・・まとめ
2ヶ月で合格ということなので、もっと簡単な方法を想像した方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、実際はかなり泥くさいといいますか、ごくごく普通の方法です。
日商簿記2級に独学で2ヶ月で合格する方法といっても何か特別なことをするわけではないことがお分かりいただけたかと思います。
ある程度の努力をすれば誰でも2ヶ月程度で合格することができます。
挑戦しようか迷っていた方は2ヶ月がんばってみませんか?
・次の記事はこちら
⇒【簿記2級】勉強時間とスケジュール
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