①司法書士の難易度ってどのくらいなの?合格率は数%だけど・・
②司法書士を何度も勉強したけど受からない・・その理由って何?
③難しい試験だからやっぱり専門学校を利用するべき?
このような悩み・疑問をお持ちの方にお答えします。
①資格全体の難易度を10段階で表すとすると、司法書士の難易度は8となります。
②下記にて「難易度」「受からない理由」について記載していますので参考にしてください。
③学校を利用すると独学の方よりも合格率は高くなり、学校利用でも通学できる方は出来るだけ通学講座を利用しましょう。学校利用は独学の2倍以上の合格率があり、また通学講座は通信講座の2倍以上合格率が高い と言われています。(難関資格の場合)
司法書士の難易度
冒頭で司法書士の難易度は8と記載をしましたが、これは難易度9の資格と区別するために司法書士の難易度を8としていますが、実際は難易度9の一歩手前の難易度だと思っていただけるといいでしょう。
司法書士と他の資格の難易度比較
難易度表示を10段階ではなく100段階にすると、他の資格との難易度の差が分かりやすいので、次は他の資格と難易度を比較してみましょう。
100段階 | 偏差値 | 資格 |
100 | 66.6 | 司法試験予備試験 |
97 | 65.5 | 司法試験 |
96 | 65.2 | 公認会計士 |
93 | 64.1 | 不動産鑑定士 |
90 | 63.1 | 弁理士 |
89 | 62.7 | 司法書士 |
87 | 62.0 | 税理士 |
86 | 61.7 | 中小企業診断士 |
このように司法書士の難易度は10段階では8でしたが、100段階にすると89となっており司法書士の難易度の高さが分かるのではないでしょうか?
偏差値
※上記偏差値は当サイトが取り扱っている資格の中で主なものの偏差値となっています。
偏差値については他の数値の影響を受けるので参考程度にとどめておいてください。
(例えば簡単な資格を多く取り扱えば上記資格の偏差値は高くなります)
偏差値に限らず難易度についても「そういう難易度なのね」程度にとらえていただくといいでしょう。
難しい資格に挑戦し合格することを想像するとモチベーションがあがる方はそのように利用するといいでしょう。
司法書士の難しさと受からない理由
司法書士の難しさ
司法書士試験の難しさの1つに試験制度があげられます。
午前の択一式問題、午後の択一式問題があり、これら両方に基準点が設けられていて、この2つの基準点を超えて初めて午後の記述式が採点されることになります。
また、記述式にも基準点がありそれをクリアすると次は2つの択一式と記述式の合計点で一定の点数(合格点)をクリアする事で司法書士試験の合格となります。
択一式問題を見て解けたからといって司法書士試験が簡単だという方がいらっしゃいますがそれは間違いです。
この択一式問題では両方において高い基準点が設けられていて、並大抵の勉強では双方の基準点をクリアする事は難しいものとなっています。
この2つの基準点をクリアするために何年もかかったりと・・
そのため多くの受験生はこの2つの択一式試験の基準点を超えるために必死で勉強をする事になりますが、あまりこの択一式試験に時間を割きすぎると最後の関門である記述式で点数が足りず足きりになる方も少なくありません。
記述式の問題は年度によって試験形式が大きく変わったりと毎年受験生への(悪い意味での)サプライズを欠かしません。
見たことのない問題・資料が与えられる事もあったり、その場でどのように処理をするのかを考える必要がありパニックになる受験生も多いでしょう。
このように問題の難しさもあるのですが、時間との戦いもあるのです。
午前の部は2時間で35問の択一
午後の部は3時間で35問の択一、2問の記述
午後の部は特に時間のない事から時間配分の演習として自分が決めた時間が過ぎたら問題を捨てる覚悟も必要になってきます。
2つの択一式の基準点による難易度
トータルで基準点が与えられていれば、苦手科目があっても他の科目で挽回するチャンスがありまsが、午前の択一式と午後の択一式それぞれに基準点があるため午前・午後の科目のバランスを考えなければなりません。
また、全体でフォローができないので失点による影響は2倍となってしまうので、苦手科目・苦手論点があると致命傷になる場合もあるでしょう。
午前の択一式は民法を中心とした科目であるのに対して、午後の択一式は不動産登記法・商業登記法といった手続法が出題されるので少し厄介です。
また、民訴や供託法のようなマイナー科目といわれているものの割りと配点があるものから配点が少ない科目もあるなど科目数が多くなりバランスよく勉強する事も難しくなってしきます。
司法書士試験に受からない理由は?
上記において難しさを記載しており実はそこに受からない理由も入っています。
受験期間が長くなるほど択一式試験に割く時間が多くなる傾向にあり、受験経験者で不合格者の多くは記述式に割く時間が足りず勉強不足のまま受験をしている方が多くいらっしゃいます。
択一式で得点をしなければ合格にならない事、また記述式では見たことのない問題が出題された経験があることで、高得点は望めないことを知っておりそのため入門者よりも択一式の重要さを知っています。
しかし、これが落とし穴なのです。
択一式で高得点を取るためには細かな論点を知っておく必要があるため手を広げたい気持ちは分かります。
しかし、手を広げれば択一式の点数が伸びるわけではないのです。
テキストでAということを学んだ、しかし司法書士試験の問題ではAといった記載はなくA’といったものがあった。Aを類推して考えなければならないのです。
全ての問題について知っているように勉強をすると考える力・類推する力がなく、そのため択一式の勉強に多くの時間を割く事になり、結果記述式に割く時間が少なくなり不合格になってしまうのです。
択一式の勉強で考える勉強をしていると記述式の問題においても役に立ち、択一式、記述式がバランス勉強する事ができ得点することができるようになります。
短時間・短期間で合格した多くの方は、的を絞った勉強をするものの、絞った論点は繰り返し勉強をする事で少しずつ理解が深まり、本試験においても思考力を働かせることで合格点を取っています。
しかし、このようなレベルに到達するのは個人差はあるおのの択一式の学習時から通り一遍のような理解と問題の解き方をしているといつまでたってもこのレベルに到達する事はできず、得点が伸びないといった悩み・壁にぶつかることになります。
専門学校を利用していればこのようなことはないでしょうが特に独学の場合は注意が必要です。
司法書士の難易度まとめ
以上、司法書士の難易度について説明をしましたがいかがだったでしょうか?
司法書士は資格の中でもかなり難しい位置にあることが分かったのではないでしょうか。
司法書士に受からない理由を述べてみましたが、受験経験者の方はどのように感じたでしょうか?
また、これから勉強される方や勉強中の方は意識をしながら勉強をするといいでしょう。
司法書士は難関資格の部類に入る資格ですが、合格後はそのような難関資格を突破していることで自信を持つ事ができますし、難しい試験だからこそより価値が高いといえるでしょう。
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学校
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