①45歳で仕事をしているけど、司法書士試験に挑戦するのは無謀?
②40歳+未経験で司法書士合格後の就職は大丈夫なの?
このような悩み・疑問をお持ちの方にお答えします。
①40代といった年代でありながら司法書士試験という難関資格に挑戦のことを気にされている方は少なくありません。
しかし、司法書士試験は他の資格試験以上に合格者の年齢層が高いので、司法書士試験で40代は普通の年代だと思ってもいいでしょう。
→実際学校に通うと分かりますが、40代はかなり多くいらっしゃいます。
②司法書士は年代が高いことだけでなく、合格後に企業等に就職をして実務経験といったものはなく、合格後はすぐに独立開業をすることができるので40代であろうと50代であろうと全く問題とはなりません。
40代で一般企業への就職は難しいですが、司法書士事務所なら40代で採用される方は多くどこに行こうか迷ったという方もいらっしゃいます。
司法書士と40代
司法書士試験の合格平均年齢は37.6歳となっており、合格している方の80%は30代以上となっています。
30歳~39歳 39%(30代前半18%、30代後半21%)
40歳~49歳 30%
50歳以上 11%
40代で司法書士試験を目指そうと思った場合、合格できるのか不安な方もいらっしゃるでしょう。
そこで次は「40代と合格」について見ていきましょう。
40代で司法書士試験に合格できるのか?
司法書士試験は40代での合格者も非常に多いことは先ほど紹介をしましたので40代でも合格することはできるのか?といった不安は多少はなくなっている方もいらっしゃるでしょう。
ただ、まだ不安な方も少なくないでしょう。
合格した方は何か特別な方だったのではないのか?
例えば、40代といっても①東大・京大?、②早慶?、③司法試験受験者なのでは?
確かに、上記3つのどれかに当てはまっている40代合格者の方もいらっしゃいますが、40代合格者全体で見るとごく一部となります。
また、法律初学者+40代で司法書士試験に挑戦するのは無謀なのか?といった心配をする方もいらっしゃいます。
しかし、司法書士試験は法律初学者の方が思った以上に多く、初学者合格も少なくありません。
司法書士試験を一発や2回の試験で合格する方もいらっしゃいますが、難関試験であるため合格までに3~5回の受験が必要になる場合が多く、また期間としては4~6年程度見ておくといいかもしれません。
短期合格を狙うことは重要なことですが、思った以上に時間を使ってしまうのが司法書士試験の怖い所でもあります。
司法書士試験 30代、40代、50代
司法書士試験を目指す年代はそれぞれあり・・
30代の場合
→多くの方は20代で就職をすることになると思いますが、最初は仕事に慣れるためや忙しさによって周りが見えるようになるのは30代になることが少なくありません。
周りが見えるようになって「このままではあまりよくない」「何かしたい」「将来が不安」といった事を考え、何か資格を取ろうと考える方が多くなります。
そうして資格を調べているうちに「司法書士になりたい」といったような方が30代といったところでしょう。
50代の場合
→50代で司法書士になりたいと思う方は第二の人生をスタートさせるために、会社を退職し新しいことに挑戦をする方が多く生活に余裕のある方も少なくありません。
また、子供がいらっしゃる方は子供が成長をし手が離れたことで、自分自身何かやりたいということで資格の勉強を始める年代でもあります。
40代の場合
→40代の場合は上記の30代と50代のちょうど中間にあたる年代となっています。
仕事については新社会人としてある程度年数が経っていることから転職経験のある方もいらっしゃるでしょう。
また、40代からの転職についてはかなり厳しい現実があることを知る年代でもあるでしょうし、次の転職は最後の転職となることから慎重にならざるを得ないといったところがあります。
しかし、40代という年代でいい企業に就職するのは難しくどうしたらいいのか困っていませんか?
また、ちょうどそのとき、司法書士といった資格を知ったところでしょうか。
30代、50代の年代のところでも記載していますが、司法書士という資格は企業に転職をする必要がないため年齢を問わないといった強みのある資格となっています。
そのため就職については心配をする必要がありません。
40代と独立開業
40代であればこれまでどんな仕事をしてきたのか?人間関係はどうだったのか?といったことが重要になりますが、士業を目指す方の中には一般企業であまり働きたくないという方が多く、司法書士事務所を開業した際は人間関係のコネを持っている方とそうでない方はかなりバラつきがあるように見受けられます。
しかし、人間関係・人脈が現時点0で独立開業をした場合は、すぐに客がつくのは難しいことは知っておきましょう。
これは司法書士に限らず士業にはよくある話ですが、いったん顧客がつくようになると次第に顧客が増えるようになってきますので、それまでどのくらい人脈を広げることができるのかがポイントになります。
コミュニケーションが苦手な方であっても司法書士として今後やっていくのであれば、これまでのことは忘れて新しい自分になってみませんか?
司法書士は様々な可能性を秘めている資格でもありますが、そのためにはあなた自身が一歩踏み出す勇気が必要となってきます。
独立のために一歩前へ
現在の司法書士事務所で独立開業をしている方すべての方がコミュニケーション能力が高いわけではなく、中にはコミュニケーションがかなり苦手だった方もいらっしゃいます。
それでもセミナーなどに積極的に参加をすることで人脈が広がり、無料セミナーを行うことで人と知り合うきっかけを作ることができます。
また、学生時代の知人にも声をかけることでそこから輪を広げることができます。
会社勤めをしていた方ならばその中でも仲のいい人は1人はいらっしゃるでしょうから、声をかけてみるといいかもしれません。
知人たちと飲み会を開くのも仕事につながることも0ではなないでしょうし、ツイッターやフェイスブック、サイト・ブログなどのインターネットを利用することで仕事につながることもあるでしょう。
最初の方は思うように仕事につながらないことが少なくありませんが、時間が経つにつれあなたの努力が次第に実として変わる瞬間がやってくるでしょう。
40代未経験で就職は?
40代でこれまで就職をしたことがない方であっても先ほどの説明のとおりに、他の場合だと就職するのは厳しいところですが、司法書士合格者だと就職することもできます。
それよりもあなたの仕事に対する誠意が重要となります。
仮に司法書士事務所に勤務をする場合に数人で仕事を回していくことになりますし、大きな企業と違って司法書士事務所の場合はミスをすると事務所の信用問題にも大きな影響を与えることになります。
もし、あなたが司法書士事務所を立ち上げて誰かを雇うことになった場合、あなたはどんな人を雇いたいですか?
司法書士事務所に必要なのは能力に長けているのであればいですが、それよりも人柄を重視する事務所もあります。
このような事務所は実は少なくなく、「個人経営だからこそその人と一緒に仕事をしたいのか?ということをまず考える」という回答が多い傾向にあります。
ただし、司法書士事務所に就職をする場合は雇う側としては2つの考え方があります。
1.司法書士合格者を安く雇うわけにはいかないので雇わない
→司法書士合格者を補助者として雇う事は司法書士法に反するためできません。
そのため例えば司法書士合格前である受験生のときは補助者として雇いますよという所は意外と多くあります。
2.安くても働きたい人は来て
→実務を学べる代わりに報酬はかなり少ないが、それでもいい人のみ応募をしてということになります。
これは司法書士に限らず士業系なら実務経験時代の収入は少ないことは基本的には共通をしています。
ただし、実務経験を得たくて司法書士事務所で働きたいと思っても働けないといったことがあります。
司法書士事務所が少ない県だと難しい場合もあるでしょう。
しかし、実務を学びたい方のための救済措置があります。
無給とはなりますが研修システムが司法書士には存在します。
就職しなくても自分が独立してしまえば・・
これまで働いたことがなく、司法書士合格後に就職ができないといった事態であっても、司法書士に合格することができれば他の企業や司法書士事務所に就職をする必要はありません。
自分で独立開業をしてしまえばいいからです。
司法書士試験に合格することができるのであれば、やる気は十分あることになりますので、合格後は自信を持って物事を進めることもできるでしょう。
司法書士と40代 まとめ
以上、40代で司法書士試験について紹介をしましたがいかがだったでしょうか?
あなたの熱意と誠意があれば40代であろうと、45歳であろうと法律未経験者であっても合格や就職は関係ありません。
ただし・・
司法書士試験という難しい試験に合格することができるのか?
そのためにあなたは努力を惜しまずすることができるのか?
これが最も重要となります。
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