①過去問って何年分(何回分)解けばいいの?
②過去問はどの程度やればいいの?1回転でいいの?何回転させるといいの?
このような悩み・疑問をお持ちの方にお答えします。
①過去問はできれば10回分以上(簿記1級だと5年分)解くといいでしょう。
解けば解くほど効果がより高くなっていきます。
②回転数ではなく確実に解けるまで繰り返す必要があります。
日商簿記1級の問題集
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目次
過去問は何回分解く?何回転させる?
・全14回分解く(7年分)
・回転ではなく、解けた問題は解かない、解けない問題は解けるまで
試験まで過去問を解きますか?
解くなら何回分(何年分)解きますか?
このような疑問をお持ちの方が多く質問やネットで検索する方はかなり多くなっています。
どのように検索しているのかを調べると・・
1.やってない
2.前回1回分だけ
3.3回分
4.5回分
5.10回分
このように調べる人によってどの程度解けばいいのか分からないのが現状です。
過去問を何回分も解かない理由として共通しているもの
・改正関係の点が1つ
会計関係は改正されることが多いので、あまりに古かったり改正前の論点だと解く重要性が低くなることがあったりします。
また、試験傾向も変わったりするので古すぎると効率の観点から解かない人もいらっしゃいます。
・新会計基準の問題
古すぎると新会計基準の出題はされていません。
過去問を使うと出題傾向を把握することができるので、そららを見ると
確かにストックオプションは最初に出題されたのが140回ですので、
それより前の問題を解いても解く機会はありません。
ただ、そうはいっても以前の問題には今も頻出論点はたくさんあるので、全く解かない理由にはならないかもしれません。
半分程度は過去問の類題が出題されているので、過去問をやらない手はありません。
過去問を解かない人も中にはいらっしゃいますが、予想問題集、テスト問題、答練等でいい点が取れてる人が多い傾向にあります。
過去問を解かなくてもその問題自体が過去問を元に作られているので自然と過去問対策していることになります。
TACの過去問題集のいい所
※2019年11月試験対策用となっており最新版となっています。
各問題に類題が書いてある
2017年6月(146回)を例にすると、
商業簿記の類題:143回
会計学第3問の類題:134回、141回第2問
と書かれてあります。
また、出題傾向の一覧表に新しい論点には「初」と書かれてあります。
amazon等の商品説明にはこういったことは記載されていないかもしれませんが、これはかなり使える情報です。
実際、この情報によって勉強の復習が効率化できたという方もいらっしゃいました。
過去問を解く理由としてなるほどと思ったこと
テキスト、問題集、予想問題、学校に行っている人は答練等、
そういったものって学校の先生が作っているので・・
つまり受験のプロが作っているので資料として親切だと言ってました。
一方、試験問題を作っている人はそうではないので問題の資料が不親切だと。
言い方は乱暴ですが雑だと。
日商に限らず会計士の問題でも同じ事を聞いたことがあります。
学校の先生が作るものはきれいな問題が多いと。
不親切な問題・資料と言ってはいけないかもしれませんが、
そういったものに慣れておく・知っておくためにも過去問をする必要があると。
14回分(過去7年分)全部解く必要はあるの?
人によって何回解くかはそれぞれですが、14回全部解くとしたらその理由はいくつかあります。
・苦手論点の抽出
時間的な理由もあり今テキスト・問題集をするより、過去問で解けなかった問題(関連論点)に絞ってフォローしたほうが効率がいいです。
過去問を多く解くことで網羅的に苦手な論点を抽出することができます。
・負担はそれほどない(3時間+解けない問題のフォロー)
回数(年度のことね)を多く解くことで(回数を重ねるごと)、
その都度苦手な論点をきちんと補える勉強ができているなら、徐々にフォローの負担は減っていくことになります。
そうすると回数を解いてもそれほどの負担になる部分も減っていくことになります。
・本試験で似たような問題が1問は出るかも?
本試験は似たような問題を繰り返し出題する傾向にあるため、多くの過去問を解くのは意味があります。また、知っている問題が出ると本番焦らず解くことができるのはかなりのメリットといえます。
過去問はいろいろありますが、
管理人が特にTACの過去問題集をおすすめする理由は次の点です。
・総評、各問題の講評がいい
「この問題のうち5問は正解して欲しかったです」など講評が結構書いてあるのでかなり為になります。
日商簿記1級の先
日商1級を勉強する人は
1.会計士試験を目指している人
2.税理士試験を目指してる人
このような方が多いかと思います。
1.将来的に公認会計士を目指している方
公認会計士に興味がある方や公認会計士を受けようかな?と考えている方はこちら
⇒公認会計士あれこれ(公認会計士関係の情報は全てこのページに集約)
2.将来的に税理士を目指している方
税理士試験を受けるためにはいくつか受験資格が必要ですが、その場合に日商簿記1級を取得される方は多いです。
しかし、受験資格は何も日商簿記1級だけではありません。
おすすめなのは全経上級です。
こちらは努力すれば点数も割りと取りやすいのでおすすめです。
全経上級の全教材と勉強時間やスケジュールはこちら
⇒【全経上級】勉強時間とスケジュール
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⇒【独学で受かりたい人必見】日商簿記1級のおすすめテキスト
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⇒【簿記1級の難易度】勉強時間とスケジュール
専門学校を利用してみたい方は下記を参考にしてください。
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