全経簿記上級試験
全経簿記上級を受験される方はどのような目的で受験しますか?
・キャリアアップを目指して
・日商簿記1級か全経簿記上級を取得して税理士を目指す
・簿記をある程度学んだら公認会計士を目指す
様々理由はありますが、全経簿記上級試験は日商簿記1級試験に比べて比較的取得しやすい試験だと言われていて、実際に取得しやすい試験といえます。
それほど対策らしい対策をしていなくてもある程度得点することは出来ますが、確実に合格を勝ち取るためには全経上級の教材を使って効率よく勉強するのがもっともいいです。
全経簿記上級は日商1級と比べて受験する人も少ないため、教材の充実度も劣ることになります。
そのため教材が豊富にあるとは言いがたいです。
しかし、過去問などで出題傾向を抑えることができれば、あとは苦手箇所を徹底的につぶすことで、全経上級試験の得点は伸びていきます。
また、過去問を見ていただくと、似たような問題が繰り返し出題されていることがよく分かります。似たようなというか数字だけが違うだけでそっくりな問題が実際に繰り返し出されていることも。
ですので、ある程度年数がある過去問をやることが最も合格しやすい勉強方法であるといえます。
①過去問
②予想問題集
③理論対策
下記にはこのように3つの教材を紹介しています。
全経上級を受験するのにこれだけの教材で足りるの?と不安の方もいらっしゃるかもしれません。
テキスト・問題集が仕上がった後に上記3つの教材を利用することで合格することが可能です。
全経上級対策におすすめの「過去問」
1.合格するための過去問題集 全経上級(TAC) 2,592円
過去問は全8回分
解説や解答への道が分かりやすく非常に参考になります。
また、各過去問には過去に出題された問題に似ている場合には、参照の過去に出題された回数が出るので、類題がいかに頻出しているのかが分かります。
この表示や講評がとても読みやすいので、日商簿記3級、2級、1級ついてもこの過去問を一番おすすめしています。
★★★★★(星5)
過去問集で有名なのはもう1冊あります。
2.全経上級過去問題集 2,592円
過去問は全9回分+無料ダウンロード4回分=13回分
ダウンロードをすることで、さらに問題をすることができるお得な特典がついています。
また、特典はさらにあり会計理論マスター、財務分析比率集があります。
解答の方法や解説も分かりやすく、全経上級対策をしっかりしたい人にもっともおすすめの過去問題集です。
★★★★★(星5)
過去問は2種類あり、どちらも良書で甲乙つけがたいです。
予想問題対策(実践演習)
模擬試験問題集(ネットスクール)
アマゾンにあるものは古いですが、ネットスクールのサイトに行くと最新版を購入することができます。ネットスクールのサイトはこちら
⇒ネットスクール
全4回分
本試験レベルと同等以上の問題演習をしようと思ったらこれがおすすめです。
問題別に難易度があるので、どれを取るべきなのか?どれを落としてはいけないのかが分かります。
過去問より歯ごたえがあり、仕上がっていて実践演習をメインにしたい人にはいいでしょう。
この問題集で合格点が取れれば合格は確実です。
★★★★☆(星4)
古くなって使えなくなってしまった理論教材
日商簿記1級全経上級 攻略ナビ(ネットスクール)
TAC、大原から出版されている理論対策教材は古いのばかり。
最新版で対策するとなるとこのネットスクールに限られるかもしれません。
チェックシート(赤)がついているので暗記もしやすいです。
最初は星2くらいのイメージでしたが、見れば見るほどよく見えてくる不思議な本。
★★★☆☆(星3.5)
アマゾンのレビューを見ると4になってますね。
おすすめの理論対策教材
究極の会計学理論集 日商簿記1級・全経上級対策 1,620円
かなりの分量がありますが、重要度が3段階あるので状況に合わせた使い方ができるので使い勝手もいいです。
計算がある程度完成しているのなら、理論対策もしっかりすることでより合格率を高めることができるでしょう。
全経上級の計算問題はそれほど難しい問題はありませんが、理論問題で点数が伸びなくて不合格になる人が多いです。
しかし、逆に理論対策がある程度しっかり出来てくると、点数はかなり安定してくるので、本番においても合格する可能性は相当高くなります。
これらを使うことで全経上級に合格することが可能です。
参考になれば幸いです。
専門学校を利用してみたい方は下記を参考にしてください。
資料請求
・「本気になったら♪~」で有名な合格者が最も多い大原
本気で合格したい方はこちら
⇒大原へ資料請求
・価格が安く安定感のある専門学校LEC
理解を重視する方はこちら
⇒LECへ資料請求
※資料請求はもちろん無料
早い方ですと1分くらい、普通の方ですと2分くらいで終わります。
簿記のおすすめ記事
当サイトが扱う簿記関係の情報が全て集まっているので、簿記関係のことが気になる方はチェックしてみてください。
⇒簿記あれこれ(簿記関係の情報は全てこのページに集約)
公認会計士に興味がある方や公認会計士を受けようかな?と考えている方はこちら
⇒公認会計士あれこれ(公認会計士関係の情報は全てこのページに集約)