行政書士

【行政書士】合格点は?”3つ”の合格ライン

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①行政書士試験の各科目の配点はどうなってるの?

②行政書士試験ってどのくらいの点数を取ったら合格なの?
合格点を教えて欲しい。

③行政書士って他の資格試験みたいに足切りとかってあるの?

このような疑問をお持ちの方にお答えします。

配点については下記にて紹介をします。
簡単にいうと60%以上の点数だと合格となります。

ただ、③の質問のようにある科目においては一定の点数未満ですと不合格になってしまいます。詳しくは下記にて説明をします。

 

 

行政書士試験の合格ライン・合格点

行政書士試験の合格ラインはどのくらい?

行政書士試験の合格ラインといわれる合格点は総合点で60%以上だと合格になります。

しかし、回答にあるように行政書士試験に合格するためには一定の点数を取る必要があります。

行政書士試験は3つの合格点をクリアすると合格になると覚えておくといいでしょう。

 

3つの合格点とは?

①法令科目で122点以上

②一般知識科目で24点以上

③総合点で180点以上

このように行政書士試験には3つの合格点以上を取ることで合格となり、1つでもその点数を下回ってしまうと、たとえ総合点で180点以上であっても不合格となってしまいます。

 

①法令科目で122点以上
科目 5肢択一式 多肢選択式 記述式
基礎法学 8点 8点    
憲法 28点 20点 8点  
行政法 112点 76点 16点 20点
民法 76点 36点   40点
商法・会社法 20点 20点    
法令科目 計 244点 160点 24点 60点

上記表のように法令科目の合計は244点となっています。

この244点のうち半分の122点以上だと法令科目については合格点となります。

 

②一般知識科目で24点以上
科目 5肢択一式
政治・経済・社会 28点
情報通信・個人情報保護 16点
文章理解 12点
一般知識 計 56点

一般知識科目の合計は56点となっています。

56点のうち24点以上が一般知識科目の合格点となります。

 

③総合点で180点以上

①法令科目244点+②一般知識科目56点=300点となっています。

60%である180点以上で合格となります。

この①②③のそれぞれの合格点をクリアすることができると行政書士試験は合格となります。

 

合格点について

ここで注意をしておきたいのは、例えば①の法令科目で合格点である122点をとっても、一般知識で満点の56点でも不合格となってしまいます。

法令科目ではそれ以上の得点をすることが求められてきますので、122点を目標にしてはいけません。

また、一般知識科目は範囲が広く対策がしづらいため点数はなかなか取れないと思ったほうがいいかもしれません。

そのため一般知識科目で最低でも24点以上を取るようにすると思っておくといいでしょう。

つまり戦略的にこうなります。

「法令科目で取るべき点数」=「総合点180点」ー「一般知識科目の合格点24点
法令科目で156点以上を取る

 

 

1.一般知識で合格点というか足切りにならないような対策を取る

先ほどの表を今度は問題数別にし、右に目標とすべき問題数を記載しています。

科目 問題数 目標
政治・経済・社会 7問 1~2問
情報通信・個人情報保護 4問 2~3問
文章理解 3問 2問
一般知識 計 14問 6問

→一般知識科目の中でも得点しやすい情報系の科目文章理解の科目については確実に点数が取れるようにしておきます。

政経科目で1問なら情報科目は3問正答を目指す
(政経科目で2問なら情報科目は2問目指す)

・学校を選ぶのであれば文章理解の講座があるものを選ぶと尚良い
・独学の方も文章理解のテキスト・問題集を必ず購入する

 

2.法令科目で156点以上を取る

法令科目は5肢択一式、多肢選択式、記述式の三つのタイプから出題されます。

記述式の配点は60点となっており、合格するためには40点以上は欲しいところです。

そうすると法令科目の5肢択一式、多肢選択式では116点の点数が必要であることが分かります。

法令科目の5肢択一式+多肢選択式=184点なので、116点ということは63%となります。

 

学校では行政法7割、民法5割、商法4~5割を目標にしていますが、受験生の多くは商法を捨てる人も少なくなかったり、ほとんど手がつかない方が多くなります。

商法はきちんと勉強をすれば得点しやすく苦痛にならないとは思うのですが、学校側と受験生側の間に乖離があるように思われます。

また、商法に慣れている人からすると行政書士の商法である程度得点をすることができるので、合格しやすいかもしれません。

 

受験生の立場で考えると上記学校の目標では総合で合格点以上をとることは難しくなってしまうでしょう。

法令科目の5肢択一式+多肢選択式では・・

行政法70%~75%

民法60%~65%

この程度の点数を目標にするといいでしょう。

ただ、試験の難易度によって取るべき点数は変わってきますので1つの目標としてこの程度の点数が必要なんだということを認識しておくといいでしょう。

また、このように行政法と民法が合格である程度の得点が必要なことから勉強時間の配分としては半分はこの2科目に割くように意識しておくといいかもしれません。

 

 

行政書士試験の合格点・合格ライン まとめ

以上、行政書士試験の合格点・合格ラインついて紹介をしましたがいかがだったでしょうか?

 

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