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行政書士試験 おすすめの通信・通学講座
宅建よりもやや難しい資格試験になりますが、独立する場合には行政書士の資格を持っていると業務の幅が広くなるなどメリットの多い資格です。
法律系の資格の勉強をする際に最初に勉強をしておくと法律の勉強もしやすくなるため勉強する方も多くいらっしゃいます。
また総務や事務所等への転職も有利に進めることができるでしょう。
法律系の「登竜門」ともいえる資格、それが『行政書士』です。
行政書士講座を比較
いきなり詳細を説明するよりも学校とコースの表をご覧いただいた方が全体像を把握しやすいでしょう。
そこで、下記にて学校・コースの一覧表を紹介しますのでどの学校にどういったコースがあるのかざっと確認してみましょう。
行政書士講座 学校・コース一覧表
学校 | コース | 回数 | 金額 |
伊藤塾 |
合格講座本科生 | 109 | 248,000 |
大原 | 入門完全合格コース |
63 |
175,000 |
LEC | パーフェクトコースSP | 87 | 199,000 |
パーフェクトコース | 80 | 181,000 | |
ユーキャン | 行政書士講座 | ? | 58,000 |
アガルート | 入門総合カリキュラム | 125 | 198,000 |
クレアール | カレッジコース | 104 | 52,500 |
ヒューマンアカデミー | 行政書士安心合格講座 | 104 | 217,500 |
資格スクエア | 行政書士合格パック | 28 | 86,400 |
※回数表示されていないものについては、2.5時間を1回として比較しやすいようにしています。
学校の特徴
大原
・多くの受講生がいるので答練・模試の結果が本試験に近いため、随時自分の位置を把握できるメリットがあります。
→自分の位置がどのくらいのいるのかが分かるのは短期合格には必要です。・教材、授業、スケジュールのバランスの良さは業界一
・講義にくらいついていけば高確率で合格する事ができます。
LEC
司法試験、司法書士など法律系を得意としている専門学校だけに行政書士も得意としています。
法律系の業績は業界No.1で実力どおり講師も一流で、特にレジュメの使い勝手は非常によくこのおかげで体系的に理解する事ができます。
また、過去を徹底分析した一問一答・ウォーク問は法律・会計分野などにおいてかなり好評です。
ユーキャン
ユーキャンは独学ベースに近い環境で勉強をする事になりますが、そのためテキストは分かりやすくなっており、全範囲を終わらせるまでの期間が他の学校と違って早い特徴があります。
もちろん質問制度もあるので分からないところを質問できる環境も整っています。
独学ではなく講師のリアルの声を聴きたい場合にはオプション(有料)にはなりますが、そういったものを利用する事もできます。
また、行政書士講座はユーキャンの中でも特に力を入れている講座だけに、特別講座やオプション商品もあるため時間がある方は活用するとより合格率を高める事ができます。
資格スクエア
ネットに強い専門学校として現在人気急上昇中です。
他の専門学校よりも圧倒的に安いその受講料が人気の1つです。
トップ講師が解説をし、それをwebで視聴するため土地代、人権費などを大幅に削減する事とができているため実現している価格となっています。
紙面等も一切使わないため資料等もなく、資料はネットを通してみる事ができるようになっています。また、テキストは数冊程度になりますが自分で購入する必要がありますが、その金額を考慮しても安い価格設定といえます。
トップ講師が講義を展開するため講義の質は一定となるメリットもあります。
また、資格スクエアの画期的なものとして講師レジュメをpc上で自由自在に編集することができるようになっていて、削除、マーカーなど様々なものが用意されています。
もちろん編集したレジュメはダウンロード・印刷する事が可能です。
講義は他の学校のように3時間ではなく、単元を区切って講義が行われているためちょっとした空き時間に講義を視聴できるようになっています。
そのため進捗が遅れても勉強計画を立て直しやすかったり、1回の講義が長いと始めるまでの気力が必要ですが単時間のため勉強を始めやすいメリットがあります。
勉強を始めるのがちょっと・・という方や、社会人や忙しい方ほど勉強しやすい講座となっています。
ただ、他の専門学校と違って質問制度はありません。
行政書士講座 コース説明
LEC
パーフェクトコースSP
法律の勉強が初めての方にはおすすめのコースです。
・法律入門講座7回×2時間
⇒オリエンテーション1回、憲法2回、民法2回、行政法2回
インプット
・合格講座64回×2.6時間
(内訳)
憲法・基礎法学11回
民法20回
行政法22回
商法・会社法4回
一般知識7回
→重要事項はすべて網羅してある講座なので、ここでしっかりとした土台作りをする事ができます。
アウトプット
・科目別答練7回
→インプットした事がきちんと理解できているのか?それと同時に知識の定着をさせるためにも早い段階でアウトプットするのが効果的です。
この科目別答練はインプットの各科目が終わったら実施されるため効果的にアウトプット可能です。
答練は自宅だけではなく会場で受験することも可能なため緊張感をもって問題を解く練習にもなるメリットがあります。
・記述基礎養成講座4回
・文章理解特訓講座2回
・公開模試2回
・ファイナル模試1回
パーフェクトコース
⇒パーフェクトコーSPにある「法律入門講座7回」がない以外は同じコースとなっています。
ある程度法律の勉強をしたことがある人にはおすすめのコースです。
ユーキャン
行政書士講座
勉強の想定期間は6ヶ月
・スケジュール冊子や学びオンラインでの「学習スケジュール」による管理
→学びオンラインには「よくある質問」で多くの人がつまづきやすい箇所も見る事ができます。
・質問制度
・入門テキスト3冊
→法律が苦手な人、初めての人であっても学習しやすいように科目の最初に4ページほどのマンガがあります。
これによって全体像を掴む事ができ、テキストの理解が進みやすいようになっています。
・メインテキスト7冊+重要ポイント動画
・webテスト
→スマホなどを使って移動中に復習ができるので、忙しい人でも効率的に時間を使うことができます。
・問題集
・過去問
→過去問を解いてテキストに戻らなくてもいいように圧倒的な詳しい解説が付いています。
・添削問題
ユーキャンのデメリット
テキストを見て自分で勉強する事が苦手な人、講義を視聴していないと勉強ができない人はユーキャンは合わない可能性が高いです。
このような方は生講義やweb動画・DVDがある専門学校を利用するのがいいでしょう。
資格スクエア
独学ベースではなく講師の声を聴きながら講義を見て勉強がしたい人で、なおかつ講座はできる限り安くといった方におすすめの専門学校です。
行政書士合格パック
基礎講座45時間
(内訳)
・入門1.5時間
・民法14時間
・行政法10時間
・憲法・基礎法学6時間
・商法5時間
・一般知識8時間
過去問講座10時間
(内訳)
・過去5年分+予想問題
→300問以上を収録したテキストを使って実践的な問題を学んでいきます。
・民法15問
・行政法15問
・憲法、基礎法学8問
・商法、会社法6問
直前対策講座20時間
(内訳)
・判例早回し講座10時間
→最近は行政書士試験においては判例も出題されることから、判例対策として重要な判例を取りこぼさないように59個の判例を抑えます。
・記述、択一トンネル講座10時間
→オリジナル問題をもとに知識の確認とともに問われ方を学びます。
資格スクエアのデメリット
・資格スクエアにはテキストは付属していないためテキストを購入する必要があります。
使用テキストは「コンパクト行政書士の問題集All-in-one」の2冊ですので、こちらを購入する必要があります。
※テキストについては変更になる場合がありますので、購入される場合は資格スクエアのサイトにて確認してください。
・紙ベースでの勉強はテキスト2冊だけであり、それ以外はネットを通して勉強をしたり印刷する必要があります。
安い理由から問題演習の教材や過去問も付属していません。
問題集や答練を使った勉強がしたい人は他の専門学校を使うのがいいでしょう。
学校比較表
項目 | 大原 | LEC | ユーキャン | 資格スクエア | ||||
形態 | 通学・通信 | 通学・通信 | 通信 | 通信 | ||||
スタイル | 生講義、動画 | 生講義、動画 | テキスト | 動画 | ||||
コース | プレミアム本科生 Plus |
パーフェクト コースSP |
行政書士 講座 |
行政書士 合格パック |
||||
金額 | 175,000 | 7 | 176,000~ 199,000 |
5 | 58,000 | 10 | 86,400 | 8 |
実績 | ◎ | 9 | ◎ | 10 | ○ | 7 | △ | 3 |
講師 | ◎ | 10 | ◎ | 10 | ー | 5 | ◎ | 9 |
テキスト | ◎ | 9 | ◎ | 10 | ◎ | 9 | ◎ | 9 |
理解 | ◎ | 10 | ◎ | 10 | ○ | 6 | ○ | 8 |
アウトプット | ◎ | 10 | ○ | 8 | △ | 6 | × | 2 |
充実 | ◎ | 10 | ◎ | 9 | ○ | 7 | △ | 5 |
総合 | ◎ | 10 | ◎ | 10 | ○ | 7 | △ | 5 |
合計 | 93 | 90 | 71 | 61 |
行政書士講座 まとめ
以上、専門学校別におすすめの通信講座・通学講座を紹介しましたが、いかがだったでしょうか?
行政書士は人気資格の1つですので、受験者も多いことから多くの専門学校がありました。
とLECは徹底したアウトプットが印象的でした。
金額はTAC、LECは18万~20万円弱であるのに対して、ユーキャンは7万円弱、資格スクエアは8万円と価格にはかなりの差がありました。
行政書士は人気資格なだけにコースも多くて選ぶのが難しいかもしれません。
そこでコースの選び方の一例を紹介しますので参考にしてください。
講座の選び方
○安く抑えたい人
20万円近くも出せないという方は7~8万円のユーキャンや資格スクエアが選択肢になります。
行政書士は宅建よりも難易度は高く理解力・解答力の2つが要求されます。
テキストベースですすめると理解に苦しむ場合もありますが、ユーキャンには質問制度やアウトプットがある程度できるので資格スクエアよりもユーキャンがおすすめといえます。
資格スクエア
資格スクエアはアウトプットがしづらく答練や模試もないためこれだけで合格する事は難しいといえます。
しかし、答練等のみを受講したり、市販・オークションなどでアウトプットは準備をすることができるので資格スクエアも選択肢にいれるといいでしょう。
(安く抑えたい方)
ユーキャンがおすすめですが、ユーキャンは動画で勉強するのではなくテキストを見て自分で理解する必要があります。
そのため動画で理解することができる資格スクエアがいいでしょう。
○25万円程度払える方
行政資格試験対策として最もおすすめなのは、難関の法律資格に最も強い伊藤塾がいいでしょう。
(司法書士、司法試験の合格者のほとんどは伊藤塾なので根本的な理解ができる伊藤塾はどこの学校よりも優れているといえます。)
どちらも素晴らしい学校ですのであなたがピンと来たのであればそれを選ぶのが最もいいでしょう。
○25万円は厳しいが20万円弱なら払える方
この場合は大原、LEC、アガルートの3つがいいでしょう。
3校でどれを選んでいいのか分からない方は大手である大原、LECの2校となり、そのうち合格者数が多いのは大原となります。
20万円程度の場合は大手であり合格者が圧倒的に多い大原がいいでしょう。
ただ、これまでLECの教材を使って合格したまたは勉強しやすかった等の方は『LECのパーフェクトコースSP』、法学部出身者、法律の勉強をした事がある方は『LECのパーフェクトコース』がおすすめです。
伊藤塾はこちら⇒伊藤塾の行政書士講座
LECはこちら⇒LECの行政書士講座
ユーキャンはこちら⇒ユーキャンの行政書士講座
アガルートはこちら⇒ アガルートの行政書士講座
資格スクエアはこちら⇒資格スクエアの行政書士講座
ヒューマンアカデミーはこちら⇒ ヒューマンアカデミーの行政書士講座
上記以外にも下記の専門学校を参考にしてみてください。
資料請求
資料を請求して考えたい方はこちら
・本気で学びたい方はこちら⇒大原へ無料請求
・安定感のある専門学校はこちら⇒LECへ無料請求
・安さと基本を重視したい方はこちら⇒クレアールへ無料請求
・圧倒的な安さを重視したい方はこちら⇒資格スクエアへ無料請求
・楽しく学びたい方はこちら⇒ヒューマンアカデミーへ無料請求
※資料請求はもちろん無料
早い方ですと1分くらい、普通の方ですと2分くらいで終わります。