①行政書士試験に1回で合格したいけど実際はどうなのでしょうか?
また、どのくらいの人が一発で合格できるのでしょうか?
②一発で合格するためにはどのように勉強をしたらいいの?
一発合格方法があれば知りたい。
このような悩み・疑問をお持ちの方にお答えします。
①行政書士は一発で合格する人も一定数いらっしゃいますので無理な話ではありません。
②下記にて一発で合格する”合格方法”を紹介しますので参考にしてください。
行政書士試験に一発で合格する方法とは?
行政書士試験に一発で合格する
行政書士試験に1回で合格することはできるのでしょうか?
気になっている方も多いのではないでしょうか?
一発で合格する方法を紹介する前に現状のことを知っておくことも大事です。
行政書士試験と一発合格
※以降は当サイトの独自調査に基づいた結果になりますが、①学校利用者、②合格者の2つの条件を満たす方が調査の対象者となっています。
(不合格者は下記のデータには含まれていません。)
Q1:行政書士試験に何回で合格しましたか?
回数 | 構成比 |
1回 | 24% |
2回 | 27% |
3回 | 33% |
4回 | 8% |
5回~ | 8% |
上記表では1回で合格している方の比率は24%になっています。
※少し分かりづらいかもしれませんが、上記表は合格をしている方が対象であり、合格者の中で1回で合格した人の割合が24%だということであり、一発で合格できる割合ではないということです。
合格までに2回、3回とかかる方も多くなっていますが、3回受験すると85%の方が行政書士に合格しているという結果も分かります。
ここで知っておいて欲しいのは学校を利用していてもこのような結果になっているという現実があるということです。
一発合格を狙っているあなたはどのように感じたでしょうか?
思ったよりも多いと感じた方もいらっしゃるかもしれません。
さて、次は1回で合格するためにどのくらいの勉強をしたのか?気になるところではないでしょうか?
つまり「学習期間」ということになります。
次はいつからいつまで勉強をしたのか?学習期間について見ておきましょう。
Q2:合格するまでの学習期間はどのくらいでしたか?
学習期間 | 構成比 |
4ヶ月~ 5ヶ月 | 5% |
6ヶ月~ 7ヶ月 | 9% |
8ヶ月~10ヶ月 | 24% |
11ヶ月~13ヶ月 | 62% |
行政書士試験は世間では簡単な部類に入る試験と思われているかもしれませんが、そうであっても合格するためには1年近い学習期間が必要であることがよく分かる結果となっています。
一発で合格された方が対象となっているため優秀な方が多い傾向にありますが、それでも一発で合格するためには1年程度の学習期間が必要であることが分かるでしょう。
上記表では分かりませんが、4ヶ月や6ヶ月の短期間で合格された方に話を聞いてみました。
4ヶ月~6ヶ月の学習期間の短期合格した方のってどういう人なのか聞いてみました。
すると・・
・社会保険労務士の方
・司法試験受験生だった方や司法書士受験生だった方
・公務員だった方
・民法・商法などの法律知識がある方
・法律事務所に勤務をしている方
といった普通ではない方が多い傾向にありました。
また、比較的時間を取ることができる専念タイプの方も何人かいらっしゃいました。
つまり、法律初学者で社会人の方が一発で合格するためには6ヶ月以内という短期合格は無理ではありませんが、難しいかもしれないということが分かります。
そのため一発合格を狙う社会人の方は1年程度の学習期間を確保する必要があります。
行政書士試験に一発合格する方法
これまでの説明で一発で合格するためには勉強方法以前に「1年程度の学習期間」が必要であることが分かりました。
次は実際にどのように勉強をしていくのがいいのか見ていきましょう。
1.テキストの利用
行政書士の勉強を1年近くかけて勉強をすると、時間があるような錯覚に陥ってしまうことがあるので注意をしなければなりません。
行政書士試験に限った話ではありませんが、一発で合格する多くの人に共通していることはテキストにあります。
テキストに何があるのかいうと、テキストに合格に必要な情報を集約することができているということです。
つまり、講義で必要な情報を書くだけではなく、問題をやって必要だと思ったらテキストに書き込んだり、付箋を貼ったりして自分だけのオリジナルのテキストを作っていきます。
また、答練・模試といった実践的な演習をすることで合格に足りないものが見えてくるので、そういった情報もテキストに書き込む・付箋を貼るといいでしょう。
そうすると、テキストを読み返して復習をするとき、それ一冊のテキストを見ればいいことになります。
問題集のあそこが重要だ、ここの論点は答練のあの解説だ・・と抑えておくべき重要な事柄がバラバラでは頭の中が整理できるはずもありません。
また問題集や答練をいちいち開くという手間がかかるとそれらを開くという作業自体をしなくなってしまい、結局重要な事柄がどこにあるのかも忘れてしまうことになってしまいます。
そして、答練・模試を解いて間違えて、「あ、ここか、そういえばここは以前間違えて覚えるべきところだった」というようなことをやっていると時間がいくらあっても足りません。
そのため手間はかかりますが、テキストに合格に必要な情報を集約すると効率も増し時間の短縮もできるようになります。
そうすると他の科目に時間を割いたり、問題集を解くといった時間を有功に使うことができるようになるでしょう。
2.過去問の利用
次に大事なのは過去問の利用というか利用するタイミングになります。
時々インプットが終わってから直前期に入って過去問を解く方がいらっしゃいます。
また、過去問は大事だということを知っていて最初に過去問を一回だけ解くか眺めるだけして終わりにする方もいらっしゃいます。
過去問をこのように使っているようですと一発で合格することは難しくなると思ったほうがいいかもしれません。
1回で合格するためには講義でインプットをする段階から徹底的に使い込んでいくことが重要になります。
講義第1回を聴き、それが終わると今日はどんな講義を聴いてどこが大事で・・とテキストと講義・レジュメなどを見ながら復習をしていくことになるでしょう。
しかし、このやり方は一見普通のように感じるかもしれませんが、一発合格は難しい可能性があります。
ではどのようにしたらいいのか?
講義第1回目を視聴しそれを復習します。
そうしたら講義で学んだ箇所の過去問を解きます。
実力もない今の段階から過去問に挑むことが大事です。
講義を聴いた直後というのは理解もある程度あるので過去問を見るとなんとなく分かることがあるでしょう。
しかし、問題を解く事で理解できていない・抑えるべきところが抑えられていない箇所が分かるのですぐにそれらをつぶしていきます。
もし、テキストに過去問・解説がないのであればテキストに書き込むか付箋に書き込んでテキストに貼っておきます。
そして、面倒ですが、数日以内に再度過去問を解き、解けない箇所はテキストを見て確認をしていきます。
試験直前のようなことをインプットの段階で行うことで合格に必要な知識を一所懸命吸収しようとします。
この日々の努力の積み重ねがあって直前期に合格可能性が見えてくるかと思います。
しかし、まだまだ合格の可能性という話であって、合格するためにはここから合格に足りないものを補っていくことになります。
このようにインプットの段階で過去問を抑えていくことが重要になり、このようにしておくことで直前期に実力をアップさせることができます。
3.教材・学校を信じる
当サイトが行政書士試験で最もおすすめしている学校は伊藤塾とLECになりますが、もしこの2校のどちらかを利用しているのであれば教材と講師のことを信じるようにしましょう。
勉強をしていると不安というものは誰しもが経験をすることであり、不安があるという人は一生懸命勉強をしているという証でもあります。
Q3:試験まで何が大変でしたか?
→A3:試験への不安という回答が4人に1人の割合となっていました。
一発で合格している優秀な人であっても、不安を持っている人も少なくありません。
そのような中でSNSなどからいい教材がある、これを使うと得点がアップするなどといった情報が耳に入るとどうしても気になってしまうでしょう。
合格できるか不安だと特にその情報が気になるでしょう。
しかし、一発合格するためには学校が設けた教材以外を利用する時間的余裕というのはほとんどありません。
また、先ほどあげた2校は他の教材は一切必要ないくらい完成された学校ですので、与えられた教材と講師を信じることが一発合格の秘訣にもなります。
4.弱点の発見と克服
一発合格するためには弱点を早い段階で見つけてそれを克服することが大事です。
これはなぜ早期発見が重要なのかというと、弱点というのは知らないところで徐々に増える可能性があるからです。
問題を解く事で、自分の実力がアップすることで今まで見えなかった箇所が見えて理解していない箇所というものが分かったりします。
その分かるタイミングは人それぞれですし、科目も複数あったり論点も様々です。
そのため直前期にあわてないためにも苦手箇所を発見したらすぐにそれを克服するために工夫をするといいでしょう。
弱点・苦手論点があると得点が安定しないため、最悪の場合不合格になってしまう可能性があるのでバランスよく得点できるように科目間の状況把握もやっておかなければなりません。
これらをいつするのかと気になる方もいらっしゃるようですので、目安となる月を紹介しておきます。
試験は11月ですので、7、8、9、10月の4ヶ月の直前期では全体的なバランスを見ながら弱点の発見とそれをつぶす対策が必要です。
例えば弱点だけを集めた論点集などを作って日々それを持ち歩いて見るようにしたりするといいでしょう。
何か特別なことをするわけでもありませんが、ちょっとした努力が合格に影響を与えることになります。
行政書士と一発合格方法 まとめ
以上、行政書士試験に一発で合格する方法について紹介をしましたがいかがだったでしょうか?
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