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簿記1級

【簿記1級】受からない理由と対策をどこよりも詳しく

更新日:

 

①簿記1級の勉強をしているけどいつまでたっても受験レベルにさえ到達しない。

②簿記1級を何度も受験をしているけど受からない。

③簿記1級って難しいっていうけど受かるためにはそれなりの素養が必要なの?

簿記1級の勉強をしている方の中にはこのように感じている方も少なくありません。
下記にて詳しく説明をしますが、結論からお答えします。

簿記1級に受からない人はそれぞれ理由がありますが、多くの人に共通しているのは・・

インプットとアウトプットの使い方が良くない
これに尽きるかと思います。

逆にいえばインプットとアウトプットが正しくできれば簿記1級に合格できる可能性は飛躍的に高くなるといっていいでしょう。

 

 

簿記1級に受からない「理由と対策」

簿記1級に合格するためにまず知っておくべきことがあります。

それはなぜ簿記1級に受からないのか?その「原因」を追究し特定することが必要です。

原因を特定することができれば対策もしやすくなりますし、今後の学習においてそれを意識することで効果を高めることができるでしょう。

受からないからとやみくもに勉強をしても効果はそれほど高くなく、もしかすると勉強をしているはずなのになぜ受からないんだろう?と思っている方もいらっしゃるでしょう。

 

1.インプット

2.アウトプット

受からない理由は上記の2つに分けることができますので、それぞれ見ていきましょう。

 

 

簿記1級 インプット

①インプットにかける時間

学校やネットでは多くの方が簿記1級に対してこのようなことを言っています。

・基礎が大事

・理解が重要

 

受験生は必ず耳にしていることですが、これを意識するあまりインプット時の勉強を重視しすぎてしまう傾向が高くなり、結果として簿記1級に受からないことになっています。

勘違いしてはいけないのは、基礎・理解をおろそかにしていいと言っているわけではありません。

 

日商簿記1級合格に必要な勉強時間は早い人だと800~1,000時間程度ですが、インプットとアウトプットにかける時間の割合はどのくらいが適切だと思いますか?

インプット:アウトプット=1:2

 

注目すべきはアウトプットがインプットの倍の時間を割いているということです。

しかし、これは最低限の割合であるということです。

 

どうですか?これまで簿記1級を受験された方はアウトプットにどのくらいの時間を割きましたか?

簿記1級に受からない1つの理由はアウトプットに時間をかけていなかったからということになります。

センスがないとかそういったことではなく、単純に演習不足だということです。

合格するための全体像をイメージするためにもまずは「インプットに時間を割きすぎない」ということを抑えてください。

 

 

②簿記1級を知る

「彼を知り己を知れば百戦危うからず」という孫子の言葉は有名ですが、簿記1級に合格するためには相手である簿記1級の本質を知っておかなければなりません。

そんな事は分かっているという方がほとんどでしょうが、それを勉強に実行するくらい徹底することが重要であり、生半可な勉強では簿記1級に合格することは難しくなっていきます。

また、実際に簿記1級を受験して受からないと思っている方はなおさら簿記1級試験の本質を知りその対策を行いましょう。

 

範囲の増加と難易度のアップ

簿記1級は2級・3級と比べて難易度が高くなることで理解しづらい所が増えてきたり、範囲も広くなることで2級・3級とは比べ物にならない難しさを実感している方も多いのではないでしょうか?

範囲が広いことで注意をしなければならないことがあります。

それは①の答えの「インプットに時間を割きすぎない」ことです。

 

範囲が広いからといつまでのインプットをしているようでは試験に挑戦することさえできません。
これを見ている方で簿記1級の勉強を1年やそれ以上勉強しているのに試験を受けるレベルに達していないからと受験していない方はいらっしゃいませんか?

そのため2級・3級のような勉強法では通用しないと思っておいた方がいいかもしれません。
これは少し言いすぎなところがありますが、少しおおげさに思っていることで勉強法を少し変えることができるので受からない方はこのように思ってみるのもいいでしょう。

 

③相対評価を意識する

学校利用者はもちろん、今はネットで多くの情報を手に入れることができます。

簿記1級に受からない方は簿記1級試験について調べたこともあるのではないでしょうか。

そんな中で簿記1級試験というのは「相対評価」という言葉を聞いた方もいらっしゃるでしょう。

相対評価は本当に大事な部分になり、ここを意識して勉強するのとそうでないのとでは合否にも大きな影響が出てきますし、効率の部分においても違ってきます。

説明するより例を見た方が分かりやすいので下記をご覧ください。

 

絶対評価と相対評価の違い

絶対評価は簿記3級、2級の採点方法、相対評価は簿記1級や全経上級の採点方法

 

絶対評価の場合
  難易度 配点 結果 点数
第1問 やさしい 10点 正解 10点
第2問 難しい 10点 不正解 0点
第3問 やさしい 10点 正解 10点

この場合、あなたの点数は20点となります。

 

相対評価の場合
  難易度 配点 結果 点数
第1問 やさしい 14点 正解 14点
第2問 難しい 2点 不正解 0点
第3問 やさしい 14点 正解 14点

この場合、あなたの点数は28点となります。

仮に第1問と第2問が正解だと点数は16点になり、同じ2問正解でも点数は大きく異なることになります。

たったの12点と思いますか?

簿記1級は70点以上で合格であり、70~75点付近に合格者の多くが集中することになり、逆に60点代で涙をのむ人が非常に多い試験でもあります。

相対評価は何をしているのかというと、みんなが解ける問題に多く配点し、逆にほとんど解けなかった難しい問題には少ししか配点されないということです。
これを傾斜配点と呼びますがご存知の方もいらっしゃるでしょう。

日商簿記1級がなぜ2級・3級の絶対評価ではなく、相対評価の採点方法をとっているのか?

それは受験者目線では難易度が高すぎて誰も解けないと多くの受験生が不合格になってしまいますし、そのような事が起きることを出題者側はおそれています。
そんなことになったらクレームの嵐ですから。

 

②の相対評価で抑えるべきことは1つ。

基本問題を解けるようにすることです。
言い換えれば「基本問題をミスしないで必ず正答する!

 

 

それでは次は上記の基本問題について説明をしていきます。

④「基本問題を解けるようにする」とは何を意味しているのか?

これはインプットの勉強ではみんなが解けるような基本論点のみに着手すればよくそれ以外の論点は切ってしまって構わないということです。

テキストは網羅性を意識するあまり多くの受験生にベストな教材とは言い難いものが少なくありません。
教材が悪いのではなく、使い方を誤らないようにしなければならないということです。

 

例えば教材には重要度が振ってあるかと思いますが、仮にABCDEと5段階あるのなら重要度の高いABだけで十分で、あとの論点は切った方がいいということです。

これはかなり思い切りがいるので実行しづらいかと思いますが、安心してください。

残りの重要度の低い論点はあなたがAB論点を確実に抑えることができたら手を広げていきます。まずはABで本試験に戦える実力を備えていくことになります。

 

実際はAB論点を確実に取り、ここの論点はもう少し深く抑えたいなと思ったらテキストで補強していく方が圧倒的に効率がいいです。
なぜならその論点のABは試験レベルに到達しているので最初の頃とは理解度が全く異なり、少し勉強するだけで簡単に吸収できる場合が多いからです。

それに加えて「もう少し得点をするために深く掘り下げて勉強をしている」という明確な目的があるので理解度やモチベーションも違うなどメリットは多くあります。

 

③の基本問題を解けるようにすることを意識すると、試験範囲の広い簿記1級を早く終わらすことができます。

 

インプットに時間をかけすぎないメリット

1.全範囲を早く終わらすことで忘却を多少防ぐことができる。

2.重要な論点は詳細に解説されていることが多いので理解がしやすい。

3.難しい論点でつまづかないのでペースを崩されにくい。

4.余計な論点を切っているので集中して勉強することができる。

 

 

⑤テキスト

これは補足的な位置づけ・再確認となりますが、簿記1級は範囲が広いのでインプットで使用するテキストは1つに絞りあれこれ使わないということです。

使用するテキストは独学者なら書店などで手に取って見たり、ネットで一部分を見れるサービスがあるのならそれを利用しましょう。
※学校利用者は学校のテキストを使うことになります。

そして、「分かりやすい、これなら勉強できそう」と感じたらそれを使ってください。
簿記1級に受からないと悩んでいる方ならなおさらそうしてください。
(今使っている教材が分かりやすいのであればそれを使ってください。)

パッと見て「これは・・難しそうなテキストだな」と思うようでは、重要度の高い問題でも難しいものだとテキストを開かなくなってしまう可能性があるので、最後まで使っていけるテキストを選んでください。

独学者ならネットスクールの教材が最もおすすめですが、「解説が詳しい、これは分かりやすい」というものなら何でもokです。

 

 

インプットよりアウトプットに時間を割くべきだ。

だからこそ、インプットに時間を割きすぎてしまわないようにする必要があるということでしたが、今度はアウトプットについて見ていくことになります。

簿記1級 アウトプット

 

メモ

アウトプットになぜ多くの時間を使う必要があるのか?

それは、アウトプットを通して自分で考える・試行錯誤する」時間が増えるからです。

世の中の多くは実践を通して少しずつ分かってくる事って多くないですか?
例えば車の運転はまさにそうですよね、運転を通してここは危なそうだなとか、こんな風にするとスムーズな運転ができるななど基本を学ぶだけでは分からないことの方が多いです。

簿記1級が車の運転と全く同じだとは言いませんが、それでも実践を通して学ぶ時間を増やさなければ合格することは難しいのです。

 

さて、インプットとアウトプットの勉強比率は最低でも1:2でしたが、これを守ってきた方やアウトプットに多くの時間が使えるという方はそれだけで簿記1級の合格の可能性は高くなることになります。

アウトプットに時間を割けばいからとやみくもに問題演習をしても効果があるとは言えません。

 

①力を入れるべき科目を見極める

科目のバランスについてはインプットでも当てはまりますが少し確認をしておきましょう。

簿記1級は・・

商業簿記、会計学の2科目、工業簿記、原価計算の2科目があり、前者を商会科目、後者を工原科目と呼んでいきます。

早速ですが、結論からいきます。

簿記1級に受からない方こそ、「工原科目を得意にしましょう」

簿記1級に受からない人は工原対策が不十分な方が非常に多いという事実があります。

これはなぜかというと日商簿記1級の科目の特徴にも起因しているからです。

「商業簿記→会計学→工業簿記→原価計算」

勉強はこの流れで進んでいくことがほとんどであり、最初は順調に勉強が進むものの次第に難しくなったりして徐々にそのペースが落ちてきます。

商会科目がやっと終わった所で商会科目の復習が不十分だということで、再度商会のインプットをやり直す受験生もいらっしゃいます。

商会科目が終わったら次は工業簿記→原価計算と進むわけですが、この時点で息切れ・消化不良を起こしてしまい、理解不足・復習不足はますます進むことで余計に分からなくなって最後は苦手意識を持つようになってしまいます。

商会科目を抑えようとするあまり工原科目はどうしても後手後手になってしまう受験生は少なくありません。

そうすると工原科目で全く得点できないという結果になってしまうのです。
もともと工原科目は少し勉強したらすぐに得点できるものではなく、商会科目以上にアウトプットが必要な科目です。

アウトプット期間では商会科目よりも工原科目に時間を割くイメージをもとう。

 

これは工原科目よりも商会科目の方が重要なのだという錯覚をしている場合があります。
それはなぜかというと、簿記2級は商業簿記と工業簿記の2科目があり、商業簿記の配点は60点、工業簿記は40点となっています。

しかし、1級の配点は50点と50点で同じ割合となっていますが、潜在的な意識なのか受からないう受験生を見ていると商会科目を優先しているように見えます。

 

②目標点を設定する

商会科目は40点を安定して取ることは不可能ではないので、そうすると合格点の70点を取るためには工原科目は30点でいいことになりそうです。

しかし、このような目標点はあまりよくありません。

 

工原科目

工原科目は少し特徴がある科目といってもいいでしょう。

この2科目は30点という中途半端な目標点に設定してしまうと対策がどうしてもおろそかになってしまいます。
中途半端な勉強だと最悪0点ということも少なくありませんし、勉強をしたからと言ってすぐに問題がスラスラ解けるようになる科目でもありません。

効果が出始めるまでに時間がかかるというクセがあります。

 

工原科目の目標点を40点と設定しましょう。

このようにすることで工原科目対策を優先して意識することができます。

この科目は忘却というリスクが少ない上にやればやるほど範囲が狭く見えてきます、そうすると安定して高得点を取り続けることができるようになります。

 

工原科目に時間を投資するということは、足を引っ張りやすい不合格リスクの高い科目に時間を投資していることになります。
ボトルネックに時間を割くことで最大限の効果を出すということになりますね。

 

商会科目

商会科目についてはアウトプットに時間を割くことでどのような問題を正答すべきなのかが見えてくるので実践レベルで基本+αをしていくことで十分です。

商会科目は忘れやすい特徴がありますが、アウトプットを通して各項目の復習をしていることにつながります。

また、アウトプットに多くの時間を割くということで、試験が近付くにつれ点数を少しずつ上積みしていけるようになります。

 

目標点は商会科目30点、工原科目40点をイメージしてアウトプットに取り組む。
(結果として、商会科目35~40点、工原科目35~40点になるかと思います)

 

 

簿記1級 まとめ

以上、簿記1級に受からない理由と対策をインプットとアウトプットに分けて紹介をしましたがいかがだったでしょうか?

これなら実行できそうだというものがあればぜひ勉強に取り入れてみてください。

 

 

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