宅建 法律関係

【宅建】独学におすすめのテキスト”3選”

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①宅建は独学で合格することはできますか?

②市販で購入できるおすすめのテキストを教えて。

このような疑問をお持ちの方にお答えします。

①宅建は独学で合格することはできます。

②下記にておすすめのテキストを紹介します。

 

 

宅建は独学か?

冒頭で述べましたが宅建は独学で合格することができますし、独学で合格される方は多くいらっしゃいます。

難しい資格試験であれば専門学校・通信講座を利用するほうが早く合格することが可能ですが、宅建は法律の丹生恩□なので出費を抑えたいかあは独学を迷わず選択しましょう。

もちろん通信講座を利用すると独学より理解が早く効率よく学習することが可能なので、お金に余裕がある方は独学よりも専門学校を利用するといでしょう。

 

学校利用をおすすめする人

・法律を初めて勉強される方

・宅建を取得したら他の上位資格の受験を考えている方

・宅建に合格したらすぐに仕事に活かしたい

法律の勉強が初めてで今後法律系の資格取得を考えている方は、最初が肝心なので今後のことも考えて学校を利用することも視野に入れておくといいでしょう。
(今は金銭的に余裕がないのであれば宅建は独学合格を目指しましょう)

というのもこの宅建の知識がマンション管理士、行政書士、司法書士、不動産鑑定士といった不動産関係の資格・仕事と深く関係があるので、基礎の段階で十分な理解をしていると今後の勉強をスムーズに進めることができるからです。

 

 

宅建 独学におすすめのテキスト

宅建は法律系資格で最も人気があり、受験者数は年間20万人を超え受験者数は年々増え続けています。

宅建を勉強したいという需要が高いことから、市販のテキストは非常の充実しています。

質の高いテキストが多いのはうれしい限りですが、どのテキストを選んでいいのか迷ってしまいます。

そこで市販されているテキストの中でおすすめのものを厳選して「3つ」紹介しますので参考にしてください。

 

 

宅建 独学合格におすすめのテキスト”3選”

みんなが欲しかった! 宅建士の教科書 3,240円

610p

簿記、FPのテキストも書かれていらっしゃる滝澤ななみさんのテキストであり、簿記、FPともにベストセラーNo.1であり、この宅建のテキストも現在1位となっています。

法律に慣れている方であっても宅建の勉強が初めての場合、専門用語にとまどってしまったり、理解・イメージが出来ない方もいらっしゃいます。

しかし、この書籍は写真を見ながらキャラクターが説明をしてくれるので、イメージしやすい上に理解も出来るようになっています。

また、用語を説明する場合、通常のテキストの説明からさらに詳しく教えてくれ、親切な講義を受けているような錯覚になります。

そのためここの意味はどういったことなんだろう?という独学ではよくある疑問が、このテキストには様々な箇所にコメントが付されてあるので理解できない所がないのではないでしょうか。

 

テキストを読み進めていくと、本当に理解できているのか?頭に入っているのかどうかといった確認ができるように、このテキストには至る所に例題・過去問が確認テスト代わりにあるので、随時過去問に触れながら各項目を学ぶことができるので、基礎から本試験レベルまで効率的に学習ができるようになっています。

また、問題を解いて分からなかった・なぜそのような答えになるのか?といったこともあるでしょう。
そういった場合はすぐに復習ができるように「ココみて!」というものがあり、そこには番号が振ってあるのですぐにテキストの該当箇所に戻ることができます。

戻るのが面倒だから探すのが面倒だから・・・と確認をしないまま読み進めてしまうと理解不足になりがちですが、そのようなことにならないように効率性も優れています。

過去問が解けるということは本試験に対応する力が付いているので、このテキストを信じて使っていけば合格できるんだという自信と今後さらに集中してテキストを読むことができるでしょう。

このテキストは全部で610ページもあり分厚くなっていますが、3冊に分けることができるようにあらかじめ作られ持ち運びに便利です。

重要語句には赤字になっており、赤シート付きなので暗記をすることも可能。

なぜ、このテキストはこれだけ様々なことが盛り込まれているのかというと、著者の滝澤ななみさんが市販されている宅建のテキストを色々見ていくうちに不便さを感じ、それを改善したものに加えてこれまでの簿記、FPで培ってきたテキスト作成を組み合わせることで非常に使いやすいテキストに仕上がっています。

 

このテキストの欠点はこれ!

見ている方は「欠点」が知りたいでしょう。
ですので、あえてこの素晴らしいテキストの欠点を挙げてみます。

このテキストは全ページフルカラーとなっており、視覚に訴えて分かりやすいかもしれませんが、カラーがありすぎて見づらい、文字が頭に入ってこないという方もいらっしゃいます。

どんなカラー構成になっているのか気になる方はこの書籍のamazonのページにいくと画像の上に「なか見!検索」という箇所があるのでそれをクリックすると中身を見ることができます。

それを見てこのカラーなら大丈夫という方は非常に分かりやすい本であり合格できる内容になっているので最もおすすめする1冊となります。

 

 

わかって合格(うか)る宅建士 基本テキスト 3,240円

738p

こちらは専門学校であるTACの宅建講師が書かれた書籍になります。

カラーはあるもののそれほど多様していないため読みやすくなっています。そのため先ほど紹介した「みんなが欲しかった~」はカラーが多すぎて読みづらい方はこちらのテキストがいいでしょう。

この本は講師が作られただけあって良い点がかなり多いです。

・ある項目を学習する際、最初は何を勉強していいのか分かりづらく、そのため学校は入門講座等を設けて全体像を把握しその後本格的に講座が進むことになります。そうすると全体像・方向性が分かっているので一見遠回りに見えてその後の学習効率がよくなり理解しやすい特徴があります。

このテキストもそれと似たような感じで、最初に全体像を把握するページが設けられてあり、初めて勉強する方でも分かりやすい言葉で書かれてあるのでその項目の全体像がさっと頭の中に入ってくるでしょう。

・宅建は50問出題され70%である35問程度正答すればほぼ合格となります。
そして、合格に必要な重要論点はある程度決まっており、そのような論点を冒頭にある「基本テーマ32」としてまとめてあります。

テーマごとに過去12回の試験でどのくらい出題されたのか記載されてあるので、どの程度重要なのかを確認することができ、勉強の1つの目安にすることもできます。

また記載内容については噛み砕いて書かれてあるので項目を把握しやすく、特に注目すべきは下の部分に書かれてある「合格のPOINT」でしょう。

この項目で抑えるべき所はなに?どんなことが聞かれるのか?といったことが書かれてあり非常に参考になります。
その項目の開始時、復習時と活用する機会は多いです。

・これ以外にも各項目のページには「傾向と対策」に過去どのくらい出題されたのか?項目の中ででもさらに細分化した論点ではどこを得点するべきで最終的にはその項目で何点をとるのか?といったことが詳細に書かれてあります。

分析力の高さは専門学校ならでは、それがテキストに惜しみなく使われています。

1つは「重要アイコン」で、特にここは絶対に抑えておくべきという箇所にはこの「重要アイコン」があります。
もう1つは「最近の改正アイコン」で、最近行われた改正の箇所にはこの改正アイコンがあります。

→改正箇所は試験で必ず聞かれる超重要論点箇所になるので必ず抑えるべきですが、学校に行っていないとどこが改正されたのか分かりません。
(通信など専門学校を利用すると「改正箇所は試験で出題される可能性が高いから」講師が必ず改正箇所を指摘してくれます。)

この書籍は学校で教えてくれる改正箇所のみならず改正で聞かれやすい箇所にはアイコンがあるので重要論点で失点することがないメリットがあります。

このようにこのテキストは点数を取って合格を確実に狙うスタイルとなっています。
そのため「みんなが欲しかった~」よりはこちらを使ったほうが合格率は高くなるかもしれません。

こちらは4分冊にする事ができ赤シート付きとなっています。

 

このテキストの欠点はこれ!

法律を初めて勉強する方だとここはどういった意味なのだろう?と疑問の箇所が出てくるでしょう。
そのまま読み進めていく途中で分かったり、問題を解いていく中で分かる事がおおいのですが、そういったことが好きではない方はこの本はあわないかもしれません。
→一言一句知りたい方は「みんなが欲しかった~」がいいでしょう。

 

 

出る順宅建士 合格テキスト 1 権利関係 2,484円

出る順宅建士 合格テキスト 2 宅建業法  2,052円

出る順宅建士 合格テキスト 3 法令上の制限・税・その他 3,024円

1は472p、2は306p、3は469p(3冊合計1,247p)

「基礎はもちろん、難易度・高の問題にも揺るがない、万全の実力をつけるシリーズ」
このような記載がありますが、本当にその通りで、この書籍はこれまで紹介した2冊とは違ってより得点を取ることができるテキストとなっています。

この書籍はLECが作っており、LECといえば法律に強い学校というのは有名でしょう。

権利関係、宅建業法、法令上の制限で50問中42問を占め、他の書籍は31問正答を目標にしていますが、このLECの書籍は34問正答を目標と、最終的には50問中40問を目標としています。

合格ラインのワンランク上を目指しているといっていいでしょう。

宅建は年々問題も難しくなっていたり、ひっかけ問題もあるのでぎりぎり不合格になったという場合も少なくありません。

そのため下記のような方におすすめです。

・時間がある

・絶対に合格したい

・次の試験は落とせない

この本は他にはないものがいくつかあります。

・過去10年間の出題傾向表がありこれを見ると視覚的に項目別の重要性を確認することができ、項目だけではなく細分化された論点の出題傾向表があるので、重要性の高い所をより的確に学習することが可能となります。

・このテキストは「この項目ではどんなことを学ぶのか?」「どこに着目すべきか?」といったことを考えさせる『題材」のようなものがあります。

そういった考えさせる題材によって、学習を始める前に分かりやすい事例を用いて、テキストを漠然と読ますのではなく「考えながら」読ますことで「理解」することが可能となり、考えたことは記憶として残りやすいメリットもあります。

これまでの2つのテキストと違って色は二色刷りなので、人によってはこちらのテキストの方が読みやすいかもしれません。

細分化された項目の最後には確認問題があり、さらに力をつけたい方は別売になりますが、ウォーク問という過去問題集のリンクが記載してあるので効率よくレベルアップすることができます。

過去問題集はこれが一番!

出る順宅建士 ウォーク問過去問題集 1 権利関係

問題を解いて力を確認したい方はこのLECのウォーク問がおすすめです。

この教材の優れている所は問題ごとに「合格者の正答率」の記載があることです。

みんなが正解した問題が解けなければならないのはどの資格試験においても同じで、そういった問題を正解することが合格するための最短の方法となります。

実際はどの問題がどれだけ正答できるのか学校の答練・模試を利用しなければわかりませんが、このウォーク問は問題ごとに合格者の正答率・不合格者の正答率の記載があるのでどの問題を抑えるべきなのかが一目瞭然です。

合格には欠かせない教材です。

 

 

宅建 独学におすすめのテキスト まとめ

以上、宅建の勉強をする場合におすすめのテキストを紹介しましたがいかがだったでしょうか?

テキストについては3つ紹介をしました。

みんなが欲しかった! 宅建士の教科書

→分からない所がないくらい丁寧に作られてあるので、法律の勉強が初めての方はこのテキストを使うのがいいでしょう。

図、イラスト、色は3つの中で最も多い

・わかって合格(うか)る宅建士 基本テキスト

→専門学校であるTAC講師のテキストだけあって、どこをどう攻略すべきポイントが明確でメリハリのある素晴らしい出来だといえます。

図、イラスト、色は3つの中では中間

・出る順宅建士 合格テキスト 1 権利関係

→法律を勉強したことがある人、宅建受験経験者向けの本
こちらも専門学校であるLECのテキストでより得点できるテキストとなっています。

図、イラスト、色は3つの中で少ない

 

・次の記事はこちら
【宅建】勉強時間と独学スケジュールを詳しく解説

・宅建関係の記事はこちら
宅建あれこれ

 

専門学校を利用してみたい方は下記を参考にしてください。

専門学校

講座

・法律に強い大手専門学校の宅建講座はこちら
LECの宅建講座

 

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早い方ですと1分くらい、普通の方ですと2分くらいで終わります。

 

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