社会保険労務士

【社労士試験50代】50歳から合格・就職できるの?

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①社労士試験に50歳から勉強をして合格することはできるのか?

②合格したとしても就職できるの?折角とるなら取得後その資格を活かすことができないようでは・・

 

このような疑問をお持ちの方にお答えします。

①社会保険労務士の50代合格者は全体の14%程度となっており、数ある資格の中でも社会人受験生や割と年代の高い方が受験をされる資格となっています。

②50代で就職をするのは厳しいですが、社労士はすぐに独立開業をすることができるのでおすすめです。

 

 

社労士試験と50代(50歳~)

50代(50歳~)で社労士試験を受験する

50代の合格者は合格者全体の13~14%を推移しています。

20代以下の合格者の割合は多少減っていることから、社会保険労務士試験の平均年齢は少し上がってる傾向にあります。

これは若者が離れたというより、30代、40代の受験者が増えたことで平均年齢があがっていることがいえます。(50代以上の合格者の推移は同程度です)

AI化による影響や年金・保険、労働問題、働き方改革、育児制度、有給の消化率、複雑化する勤務と社会保険労務士の需要は高まることや安心をして仕事ができる資格であることを認知する人が増えて平均年齢は少しあがるのではないかと思います。

もしかすると老後の不安などから50代以上の受験者が増えるかもしれません。

 

ここで、独立開業できる資格として社会保険労務士以外に司法書士をあげることができるので、社会保険労務士と司法書士について少し考えてみましょう。

これは50代でも司法書士の資格を取得する方が多いことから社会保険労務士受験の方も知っておくといいかもしれません。

 

50代で目指すなら社会保険労務士?司法書士?

司法書士は社会保険労務士以上に年齢に関係なく独立向けの資格でありますが、合格までに3~5年を要することも少なくなく、なかなか1年や2年の勉強で合格することは難しいものがあります。

その点社会保険労務士は1年や9ヶ月程度の勉強で一発合格をしている人も一定数いらっしゃいますし、1年目の勉強がダメでも2年目で合格する人も多い試験となっています。

また、1日の勉強時間を比較しても社会保険労務士と司法書士では異なることがありますが、必死に勉強をすることは変わりはありません。

ただ、結果に結びつきやすいのは社会保険労務士試験のため、50代で少しでも早く合格をして独立をしたい方等は社会保険労務士試験がいいでしょう。

ただ、司法書士は社会保険労務士と違って実務経験が一切不要で、即独立をすることができる資格であるのに対して、社会保険労務士は実務経験がない場合は研修が必要となります。

 

 

50代の現在の状況

50代は30代、40代とは様子が異なり社労士の資格の勉強をする方の中では第二の人生のプランとして考えている方も少なくありません。

そのため他の年代と比べて余裕のある方が多い傾向にあります。

もちろんそのような方ばかりではなく、一生働くことができる資格を考えた場合に社会保険労務士資格があり、将来の不安を考えて受験される方もいらっしゃいます。

 

 

50代で社労士試験に合格するために

ある程度お金があるということやできる限り合格して今後に活かすためにも通学・通信講座を利用するようにするといいでしょう。

 

講義の聴き方

50代になると受験といったものから遠ざかっているので、人によっては受験生活に慣れるまでに時間がかかってしまい、スタートダッシュをうまくできず1年目を無駄にされる方がいらっしゃいます。

そのようにならないためにも特に最初の1週間程度は軽くテキストを読んでから講義を聴くようにするといいかもしれません。

基本的に専門学校は予習をしなくていいというスタイルでやっていて、予習をする時間があるのならその時間を復習にまわしてくださいと必ず言われることになります。

ただ、短期合格している人の中にはテキストを軽く見て講義に望まれる方がいらっしゃいます。
それも数人というものではなく意外と多くいらっしゃいます。

テキストを軽く読むことでどのような講義をするのかといったことが分かるので、講義が思った以上にスムーズに入るのでだまされたと思って試してみることをおすすめします。

合う合わないというのがあるので強制はしませんが、やってみると通常だと講義についていくのに必死になるところが、余裕を持って講師の話を聴くことができるようになります。

復習に時間をまわすにしても、講義を理解しているので復習にかける時間も短くなるなど人によってはメリットが多い勉強法ともいえます。

 

効率性を考える

50代ともなると仕事においても効率化が求められることが多くなっていませんか?

そのため仕事だけでなく勉強においても効率よく勉強はできないものかと考えてしまう方もいらっしゃるでしょう。

勉強をする際に効率性というものを考えるのは意見が分かるところもありますが、効率よく勉強ができるのであれば合格に近づくことは間違いありません。

社会保険労務士の勉強において効率性を考えた場合に気をつけなければならないのが「理解」「記憶」についてです。

最初は理解もできて記憶もできるのですが、時間が経つと完全に理解していたことが中途半端な理解になり、覚えていた事を忘れてしまいます。

これは人間なので忘れることは仕方のないことであり、だったら忘れても忘れても繰り返し復習をすることで記憶を強化させていくといいでしょう。

その際、記憶の強化を効率よくできるものとし復習の頻度を考えておかなければなりません。

 

復習1回目
→講義をした日又は翌日には復習をすること(24時間以内を意識するといいでしょう)◎

復習2回目
→復習1回目から1週間以内

復習3回目
→復習2回目から1ヶ月以内

 

本当は3日以内にもう一度、一週間後の後は2週間後といったように復習をしておきたいのですが、他の科目の復習をしないといけないためあまり実用的な復習とはいえないでしょう。

そのため復習に関しては上記で紹介した3回の復習は必ず実行するように管理をしておくといいでしょう。

また、その際に苦手な箇所や理解できていない箇所等はピックアップしておき、紙でもいいですがエクセルなどで管理をしておくと効率的に弱点を克服することができるでしょう。

 

復習の頻度、復習の範囲という2つの効率性を見ました。

ここで1つ記憶しやすい1つの方法を紹介します。

社会保険労務士は10科目もあり、そしてどの科目においても苦手というものを作ると不合格になってしまう難しい資格試験となっています。

また、複数の科目をバランスよく勉強するためにも記憶力を挙げる「関連性のあるものをまとめて覚える」という方法がおすすめです。

中学や高校で単語を覚えるときに関連のある単語を覚えたかもしれませんが、社労士の場合はそれだけではありません。

関連性を付けて整理をして覚えることから苦手な論点を一気に解消することができ、記憶にかける労力も少なくてすみます。

1つ1つの論点を覚えるのではなく、似たようなものがあれば表などを作りながら覚えると間違えた理解もなくなり、まとめて覚えることができるので意外と覚えやすかったりします。

ここで、50代になると覚えることも苦手になって・・・という方もいらっしゃるかも知れませんが、実際は暗記力というのは小学生を除けばそれほど暗記力が落ちることはないと言われています。

暗記力が落ちる原因は物事に対して「感動」がなくなるからだと言われています。

何かの物事を覚えるとき、感動したものというのは記憶にずっと残るものです。

また、若いときはなんでもないことでも感動しやすいのですが、年を重ねると物事に動じないということでもあるのですが、少しのことではそれほど心を動かされることもなくなっていきます。

ですので、講義を聴く際は講義を一生懸命聴き、小さなことでもいいので感動をするようにするといいかもしれません。

 

社労士と50代と就職

社労士は年代を問わない資格であることから50歳やそれ以上であっても損をしない資格となっています。

確かに50代になると一般企業へ就職をするのは難しくなり、また社労士事務所も簡単に就職できるとは言い難いものがあります。

しかし、社労士は独立開業をして仕事ができるため、就職をする必要がありません。

企業に就職をすると様々な経験をすることができますが、あなたはこれまで様々経験をしてきたのではないでしょうか?

独立開業した際はこれまでのあなたの人生を仕事に活かすようにするといいかもしれません。

社会保険労務士資格は独立開業できる資格であり、社会保険労務士の仕事は年々増えているので将来性の高さという安心感はあるでしょう。

 

 

社労士と50代 まとめ

以上、社労士50代について紹介しましたがいかがだったでしょうか?

 

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