情報・国際関係

【TOEICとは?】TOEIC資格試験の概要と”6つ”のメリット

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①TOEICって何?どんな試験なの?

②TOEICを勉強すると何かいいことあるの?

このような悩み・疑問をお持ちの方にお答えします。

①英語のコミュニケーション能力があうかどうかを「聞く力」と「読む力」の2つの力を試す試験です。

②進学、就職・転職、社内評価から趣味に至るまでメリットはたくさんあります。

 

それでは以下詳しく見てみましょう。

 

TOEICとは?

 

国際コミュニケーション英語能力テスト

これを英語でいうと「Test of English for International Communication」となり、頭文字をとって略したものが「TOEIC」です。

試験問題はアメリカのETSという公共機関が作成しています。

英検やTOEFLと違って日常やビジネスで使用する英語の問題となっています。

 

L&Rってなに?

TOEIC L&R』と表記されたのを見た事はありませんか?

Lはlistening・・聞く

Rはreading・・読む

 

つまり、TOEICは英語の国際コミュニケーションとしての「聞く力」「読む力」のテストです。

 

 

TOEICってどんな試験なの?

 

L&Rにも記載しましたが、もう少し詳しく見てみましょう。

 

TOEICの出題内容

全部で7個のpartに分かれていますが、「聞く力」「読む力」のテストですので問題構成もそのようになっています。

 

part1~4は聞く問題・・・100問45分(495点満点)

part5~7は読む問題・・・100問75分(495点満点)

→最高得点は990点となります。

 

それぞれのpartは以下のようになっています。

 

SectionⅠ(聞く力)

 
part1

写真を見て内容を英語で問われるので、それに対して合致しているものを選択肢から選びます。(聞いて正しいものを選択肢から選ぶ)

例)人の写真がある。 これを見ながら英語で「この人は何をしていますか?」と問われるので、その問いに合致している選択肢を選ぶといった具合です。

※赤文字はリスニング(聞く)力が問われるところです。

 

part2

英語で質問をされるので、それに対して答えます。(選択肢から選びます)

英語で質問「アメリカに何回行きましたか?」と聴き取れるかが大事です。
回数なのか?時間なのか?といった具合に何を聴いているのかを見極める必要があります。

※赤文字はリスニング(聞く)力が問われるところです。

 

part3

2人のネイティブの会話10秒くらい)を聴きながら、選択肢から選びます。
会話を聴いて選択肢から選ぶわけですが、10秒くらするとすぐ次の会話が始まるので選択肢を速く読む力も必要となります。

※会話を聴いて選択肢を見るのではなく、選択肢を先に見て会話を聴くようにすると解答しやすい。

※赤文字はリスニング(聞く)力が問われるところです。

 

part4

→part3と違って文章自体も長く、30秒~90秒ほど読まれ、問題文(質問)に答える問題。
難易度は急に上がるので本当のリスニング力が問われる。

ここがTOEICの山場とも言えるパートです。ここでどのくらい得点できるかが勝負となります。

※赤文字はリスニング(聞く)力が問われるところです。

 

SectionⅡ(読む力)

 

part5

短文の穴埋め問題・・文法問題、語彙問題
※受験英語と思ってもいいでしょう。

 

part6

長文の穴埋め問題・・文法問題

 

part7

→(part5,6と比べると超長文)長文読解問題

readingで得点をあげるにはここでどのくらい得点できるか勝負となります。
そのためにはpart5,6を早く終わらせる必要があります。

 

 

TOEICの6つのメリット

 

icon-pencil メリット1 高校、大学においてTOEICのスコアは優遇

・高校の場合は大学の推薦に優遇されます。
例えば650点以上のスコアなら優遇といった感じになっています。

大学の場合はスコアが680点以上なら4単位といった感じです。(北大)

TOIEC調査

751大学に調査をし入学試験で活用しているのは427校、単位認定は378校になります。

 

icon-pencil メリット2 異動・昇進・昇格の要件に使用

15.8%の企業が採用しており今後ますます増えていくでしょう。

 

 icon-pencil メリット3 就職・転職時において有利

70%の企業が採用時にスコアを参考にしています。

ただし、TOEICは特に注目されている試験だけに周りの関心も高いため、求めるスコアの点数も上がってきています。

(参考にしているスコア)
新卒は550点~600点
転職は700点

 

icon-pencil メリット4 英語を避けることがなくなる

英語に苦手意識をもっていると、英文からどうしても目をそらしてしまいがちです。

しかし、TOEICの勉強をするとどんな英文なのか興味を持つかもしれませんし、避けるといったことがなくなる可能性は高くなるでしょう。

少しでも勉強をする事で「考え方」が変わってくるのも大きなメリットです。

 

たとえ英語ができるのが勘違いだとしても、向かっていくことで少しずつでも英語ができるようになるのはいうまでもないでしょう。

特に強制的にやらされているわけではなく、自らが進んで勉強をしているので吸収力も格段に違います。

英語に対して消極的ではなく積極的に接する事ができるようになります。

 

icon-pencil メリット5 情報収集がしやすい

今はインターネットの時代ですので、情報を収集する場合には世界の情報を知る事ができます。

しかし英語ができないと・・

世界の情報を得るためには世界で最も多く使われる「英語」が分からなければ情報を収集する事ができません。

 

世界にはたくさんの情報がありもしかすると貴重な情報が得られるはずが、英語ができないばかりに情報を得ることができません。

特に仕事においては海外と取引する会社も少なくありませんし、今後ますます国際化が進みTOEICの試験も高校や大学においても受験させる所が増えてきています。

 

icon-pencil メリット6 可能性が広がる

英語ができないばかりに何かができなかったことはありませんか?

その1つ1つがあなたの今後の可能性を少しずつ狭めているのです。

 

英語に接することで視野が世界へと向く事になり、そうすると世界の様々なものに興味が出てきてあなた自身の可能性は広がっていく事になります。

 

 

TOEIC試験

 

・受験資格
誰でも受験することができます。

・試験はいつ
→1,3,4,5,6,7,9,10,11,12月(2月,8月を除く月)・・年10回

合格といったものではなくスコアを競う試験です。

・TOEICの試験サイト(HP)はこちら⇒

 

TOEICの受験者数の推移

受験者数 団体 個人
2013年 231万 126万 105万
2014年 240万 129万 111万
2015年 256万 133万 123万
2016年 250万 132万 118万
2017年 248万 129万 119万

TOEICの受験者数は年間250万人と他の資格試験を圧倒するほど受験者数が多いのが分かります。

また、団体、個人では団体受験も相当多いですが、個人の受験もそれに負けないくらい多くなっています。

TOEICの受験者数は2013年から2017年にかけては受験者数はそれほど変わっていませんが、実は2010年から2011年にかけて急増しています。

団体:2010年99万人→2011年116万人(前年比117%)

個人:2010年79万人→2011年110万人(前年比140%)

団体も増えてはいますが、個人の受験者数が急増しているのが分かります。

 

 

TOEICまとめ

以上、TOEICの概要やメリット等を紹介しましたがいかがだったでしょうか?

TOEICは合格というものではなくスコアを競う試験であり、年間10回もあるので受けたいときに受験できるので非常に便利です。

 

TOEICの勉強をする事は就職・転職活動においても有利にすすみ、社内において企業によってはTOEICが評価の対象となるところもあります。

また、仕事だけではなくあなた自身の人としての可能性を広げてくれる資格であることを紹介しました。

 

 

TOEIC試験におすすめの「専門学校」

1.ヒューマンアカデミー

英語のコースが充実しているヒューマンアカデミーですが、500点、650点、800点を目指す方のコースがあります。

他校と大きく違うところは目標である点数を確実に取るための内容となっており、特に問題が解けるように楽しく学べるようなつくりになっています。

また、他校よりも安いのでおすすめ度はさらに高くなります。

 icon-angle-right 500点コース

英語初心者は「聞き取りであるリスニング」を苦手としている方が多いので、「英語の音をとらえる耳」を養成することが可能となるコースとなっています。

500点コースはこちら⇒TOIEC500点コース

icon-angle-right 650点コース

650点を超えるには「速読」が合否を握るので、「速読力・速聴力」を鍛える内容となっており、効果的に実力を向上させることが可能となっているコースです。

650点コースはこちら⇒TOIEC650点コース

icon-angle-right 800点コース

「日本で最もTOEICに詳しい男」と言われる前田講師が授業をされるのでスイスイ学ぶことができます。

800点コースはこちら⇒TOIEC800点コース

 

2.アルク

TOEICと言えばアルクというくらい多くの書籍を出版している会社です。

その範囲は広く入門者から他校にはない900点、満点を狙う本や勉強方法まで多岐にわたり、内容もしっかりしたものが多く利用者や専門家などからも高い評価を得ています。

また、書籍だけではなく通信講座では動画を見る事もできるので効率よく得点することができます。

アルクのTOEIC対策講座はこちら⇒100点アップを目指す!アルクのTOEIC(R) TEST 完全攻略シリーズ

 

3.ユーキャン

誰もが知っている最も有名な通信講座で、利用者が多いのでみんなが使っている絶対的な安心感があります。

通信講座の老舗だけにフォローもしっかりしていて低い評価を見ることはほとんどないのがユーキャンでしょう。

ユーキャンのコースはこちら⇒ユーキャンのTOEIC(R)テスト講座

 

専門学校を利用してみたい方は下記を参考にしてください。

資料請求

資料を請求して考えたい方はこちら

・TOEICおすすめ一番手はこちら⇒ヒューマンアカデミーへ無料請求 icon-external-link

・本気で学びたい方はこちら⇒大原へ無料請求 icon-external-link

 

※資料請求はもちろん無料

早い方ですと1分くらい、普通の方ですと2分くらいで終わります。

 

 

TOEICと相性のいい資格

TOIECは他の資格とも相性がよく特にMOS資格と相性がいいでしょう。

【MOSとは?】試験内容と就職

 

 

 

 

 

 



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