①税理士になりたい。
そのためにはまず簿記論の勉強をしないといけない。
おすすめの学校ってありますか?またその学校の評判も知りたい。
②簿記論合格のためにネットスクールの利用を考えているけど、料金ってどのくらいするの?
このような疑問・悩みをお持ちの方にお答えします。
①独学合格を目指す方または通信講座を利用して安く抑えたい方はネットスクールがおすすめです。評判も悪くはありませんが、大手である大原に比べると合格に多少不利な面はあります。
②ネットスクールを利用した場合、必要な費用は30,000円~132,560円です。
簿記論とネットスクール
簿記論とネットスクール 料金
ネットスクールを利用する場合は他の資格でも紹介をしていますが2通りあります。
1.独学タイプ
2.通信講座タイプ
ネットスクール 独学タイプ
独学タイプとは、ネットスクールから出版している教材をamaon・書店などで購入してテキスト・問題集を見て勉強をするタイプになります。
金額を安く抑えたい方には最もおすすめの方法であり、金額も相当安く抑えることができます。
ネットスクール 通信講座タイプ
ネットスクールは他校と同じようにweb通信によって動画を見ながら学習をすることができるようになっています。
また、動画を見るだけではなく、テキスト・問題集を使って動画を見ることで理解が独学とは比べ物にならないくらい深まることが大きなメリットと言えるでしょう。
さらに、アウトプットにも重要で、どの項目をどの程度抑えると合格できるのかといって勉強するべきポイントが明確になる特徴があります。
これは他の利用者やこれまでのネットスクールが持っている合格・不合格のデータが蓄積されているからこそできる情報といえるでしょう。
独学と比べると料金はぐっと高くなりますが、独学ではどうしても合格できないという方や1年でも早く合格したいという方におすすめのタイプとなります。
では、料金面ではどの程度違うのか実際に比較をしてみましょう。
その際、ネットスクールだけでなく他校でおすすめの学校も合わせて確認をしておくとより比較がしやすくなるでしょう。
簿記論の料金比較
ネットスクール独学 | 30,000円 |
ネットスクール講座 | 132,560円 |
LEC講座 | 123,200円 |
大原講座(通信) | 215,000円 |
大原講座(通学) | 230,000円 |
ネットスクールの独学タイプは他と比べると料金面で大きく違うことが分かるでしょう。
ただ、これだけ料金に大きな差があると違和感があり、独学合格は無理なのでは?と考えるところでしょう。
しかし、簿記論や財務諸表論については独学合格も少なくない現実があり、実際に調べてみると独学合格をしている人が多いことが分かります。
つまり、「簿記論は独学合格ができないわけではない」ではなく、「簿記論は独学合格することができる」と言えます。
料金は大きく違うけどどのように選んでいいのか分からない、困ってしまうという方は下記を参考に得選んでみるのもいいでしょう。
3通りの選び方
A 料金面を1番に考えている方
最も安く抑えることができるネットスクールの独学タイプを1つの選択肢としておくといいでしょう。
これ以外ですと料金面もぐっと高くなりますが、料金を1番重視する方はこちらが最適になるでしょう。
B できる限り料金を抑えたい方
絶対に合格しなければならないという方以外で料金も抑えたいという方
→料金もできる限り安くて合格もしやすい方はLECの講座かネットスクールの講座がおすすめです。
こちらは独学タイプと違ってアウトプットを意識することで得られる情報量が全く違い、合格に近づくことができるからです。
C 絶対に合格、金額面は一切関係ないという方
大原がおすすめで理由があります。
簿記論など税理士試験は相対評価で点数が決まり、みんなが解ける問題を確実に正答する力が求められることになります。
つまり、大原のように最も受験者数が多い学校を選ぶことは・・
みんなが解くことができる問題を知ることでき、あなたもそのような問題を解くことができるからです。
裏を返せば大原以外だとリスクを負う可能性があるからです。
今は大原の模試や答練を利用することでそれらのリスクを回避することが可能ですが、少しでもそのリスクが小さいものであっても限りなく抑えたい方は大原を選択するのが最良の選択となるでしょう。
選び方
税理士試験は5科目すべてに合格をしなければならないのは言うまでもないでしょう。
5科目すべての料金を考えるとかなりの額になることは頭の片隅にいれておきましょう。
順調にいって1年で1科目合格なので5年程度かかることになります。
簿記論+財表+消費+法人+相続=?
大原だと1科目20万円程度するので全部で100万円になります。
※実際は複数科目によって割引を受けることで安くなりますが概算のため
このように1科目目の20万円で2年ローンをしたり、2科目目、3科目目の受験を考えると貯金やローンのことも考えて学校選びをしておかなければなりません。
そうすると、1科目目や2科目目の簿記論、財務諸表論は安く抑えるために独学を選択するということが考えられます。
ただし、金額ばかりに目が行って何年も合格できないのでは元も子もありません。
ですので、料金と合格年数等自分にとって最適な学校選びをする必要があります。
簿記論とネットスクールの評判
ネットスクールは簿記1級~3級の独学者に圧倒的な支持を得ており、簿記論もネットスクールで勉強をしようという方が多くいらっしゃいます。
以下、ネットスクールのメリットだけでなく、デメリット、評判も合わせて紹介をしますので参考にしてみてください。
ネットスクールの評判
・4か月で合格できました。ありがとうございました。(独学)
※簿記1級合格者でフリーの方
・仕事と勉強の両立は大変だったが、簿記論と財務諸表論の2科目同時合格することができた。(通信講座)
・先生方の講義のアドバイスが効果的だった。(通信講座)
・自分のペースで勉強でき、短期合格することができた。(独学)
・講座を利用してこれまでとは違ってモチベーションを維持することができた。(通信講座)
・テキストは分かりやすいがアウトプットが少ないし、合格するためには不足していると思う。(独学)
・安く合格できた。(独学)
・独学教材はいいが模試や答練がないので不安があったためLECや大原で補った。(独学)
・解き方が見て分かるので理解しやすかった。(通信講座)
次は、独学で勉強をする場合と通信講座を利用する場合に必要な料金を見てみましょう。
1.ネットスクール 「独学」で勉強をする場合の料金
合計21,120円ですが、会員登録をすると15%引きの17,952円(税込)
こちらは簿記論だけではなく財務諸表論も入っており、また、計算と理論を勉強することで効率的な学習が可能となります。
簿記論・財務諸表論同時合格を目指す方だけではなく、今年は簿記論だけ、来年は財務諸表論という方にもおすすめです。
簿記論に合格するためにはこれ以外に・・
過去問と模試を購入する必要があります。
テキストと問題集:ネットスクール 価格17,952円
過去問:ネットスクール 3,168円
予想問題集:ネットスクール 2,777円
理論対策:2,376円
大原模試:3,000円
※独学合格を目指す場合、模試についてはいつくか受けておく方が望ましいです。
複数受けておくことで自分の位置と弱点を知ることができる、また模試はその学校の本試験の予想問題・対策が含まれているからです。
大原は税理士受験者で最も大手なので必ず受けておきましょう。
合計29,273円
以上より、独学で簿記論に合格するために必要な料金は29,273円となります。
2.ネットスクール 「通信講座」で勉強をする場合の料金
教材込み132,560円、教材なし117,360円
全129回の詳細は以下の通り
基本講義:インプット30回、アウトプット15回、確認テスト3回
応用講義:インプット30回、アウトプット15回、確認テスト4回
直前講義:総まとめ6回、直前演習6回
過去問対策:解説講義3回、対策講義3回
答練:解説講義6回、アウトプット講義6回
模試:解説講義1回、対策講義1回
合格に必要なすべての教材が含まれているため、別途購入に必要な料金は発生しません。
ネットスクールは・・独学?通信講座?どっち
改めてネットスクールの料金を見てみましょう。
独学29,273円、通信講座132,560円
独学をおすすめするタイプ
・お金を重視して安く抑えたいという方
通信講座をおすすめするタイプ
・多少お金は使っても次の試験で合格をしたい方
・簿記論合格で会計事務所等に就職をしたい方
※会計事務所等は1科目合格を条件としているところが少なくありません。
・講師の説明を聴いて勉強をしたい方
・アウトプットも重視してレベルを効率的に上げたい方
このような方は通信講座の利用をおすすめします。
ネットスクールと簿記論まとめ
以上、ネットスクールと簿記論について料金体系や評判を紹介しましたがいかがだったでしょうか?
料金は大きく異なりますので、あなたの環境等にあった最適だと思うものを選んで見てください。
⇒ネットスクールのサイトはこちら