①FP2級試験に合格するために必要な勉強時間はどのくらいなの?
②合格に使用する教材やその時間、スケジュールを教えて欲しい。
このような悩み・疑問をお持ちの方にお答えします。
①FP2級試験に合格するためには120~180時間の勉強が必要です。
②下記にて合格に必要な全ての教材とスケジュールを紹介します。
目次
FP2級の勉強時間とスケジュール
以下、順に読み進めていくとFP2級合格に必要な「勉強時間」と「スケジュール」が分かるでしょう。
まずはFP2級試験までのスケジュールの概要をご覧ください。
1.FP2級試験 合格までのスケジュール(概要編)
①時間がない方向け | ②多くの方におすすめ | ③時間がある方向け |
テキスト | テキスト | テキスト |
準拠する問題集 | 準拠する問題集 | 準拠する問題集 |
↓ | 過去問厳選問題集 | |
↓ | ↓ | |
予想問題集 | 予想問題集 |
※準拠する問題集はテキストの項目が同じに並んでいるため勉強がしやすい問題集となっています。ただ、問題集とはいっても過去問から厳選した問題集となっているので過去問題集といってもいいかもしれません。
過去問から厳選した問題集は他にも出版されていますので、便宜上、準拠する問題集はこのように呼びます。
FP2級スケジュールの3つの特徴
・FP2級試験に使用する教材は2つから4つとなっており、少なく感じるかもしれませんが、テキスト・問題集それぞれにそれなりのボリュームがあるので心配はいりませんし、この2つの教材を繰り返すだけでも意外と時間はかかります。
・基本的に試験の20日前から予想問題集に入ることで本試験形式に慣れる事ができ、また苦手な箇所を発見しそれを抑える事で合格はぐっと高くなるでしょう。
そのため予想問題集に入るタイミングが遅くなるほど合格は遠ざかっていくイメージをもたれるといいでしょう。
・テキスト、問題集、予想問題集といった3つの教材を最もおすすめし、これらの教材をこなすことができれば合格率はかなり高いといってもいいでしょう。
そのような教材をやってもなお時間が余る方はより合格可能性を高めるために過去問精選問題集をやっておくといいでしょう。
ただ、これはあくまでテキスト・問題集が完璧な状態で試験まで1ヶ月以上ある方が対象となります。そうでない方はテキスト・問題集を完璧に仕上げましょう。
勉強時間について
勉強時間は使用する教材やあなたの理解度によって変わったり、何ヶ月で合格を目指すのかによっても1日にかける勉強時間は異なってきます。
ここでは「3ヶ月合格計画」で考えた場合を見てみましょう。
もちろん4ヶ月計画、5ヶ月計画といった方や2ヶ月計画といった方もいらっしゃるでしょう。
下記にて3つのタイプに分けて1日の勉強時間や合格に必要な勉強時間を見てみましょう。
①時間がない方向け
時間がないといっても平日は1.5時間の勉強時間は確保したいところです。
1.5時間なら、朝起きて30分、移動時間・休憩に30分、夜寝る前や風呂に入る前・後に30分といったような時間を使うことで90分(1.5時間)の勉強時間を確保する事ができるのではないでしょうか。
この場合、合格までに必要な勉強時間は120~150時間
②多くの方におすすめ
平日2時間の勉強時間を確保することで、FP2級の合格の可能性は高くなるのでぜひ2時間の時間を捻出してみてください。
合格までに必要な勉強時間は150~180時間
③時間がある方向け
平日3時間以上勉強時間が取れる方が対象となります。
合格までに必要な勉強時間は200~250時間
上記は3ヶ月といった期間の場合、1日にかける勉強時間と合格までにかかる勉強時間をお話しましたが、4ヶ月計画、5ヶ月計画だと1日の勉強時間は1時間程度で済ますことができます。
どうしても1日の勉強時間が取れないというような方であっても、勉強を早くはじめることで合格を手にする事ができます。
逆に試験まで2ヶ月しかないといった場合は、1日の勉強時間を増やすことで対応する事ができるので、あなたに最もあった勉強時間を考えてみてください。
FP2級の独学スケジュール
それでは以下多くの方におすすめのスケジュールを紹介します。
基礎期 | 1ヶ月目 | テキスト:みんなが欲しかった! FPの教科書 |
準する問題集:みんなが欲しかった! FPの問題集 | ||
2ヶ月目 | ↓ | |
↓ | ||
3ヶ月目 | ↓ | |
直前期 | 予想問題集:試験をあてる TAC直前予想 |
3ヶ月計画で考えた場合は上記のようにテキストと準ずる問題集がほとんどを占めているのが分かります。
次からは基礎期と直前期別に見てみましょう。
基礎期(70日)
使用する教材
・みんなが欲しかった! FPの教科書
・みんなが欲しかった! FPの問題集
テキスト(教科書)は1ページ3分、問題集は2ページ3分を目安にするとテキスト・問題集は40~50時間で全て終わらす事ができます。
そして、40~50時間かけてやったことをあと2回程度繰り返します。
回数をこなすほどかかる時間も減ってくるので、
1回目50時間、2回目45時間、3回目40時間とすると・・
テキスト・問題集を3回転させるのに135時間となります。
平日2時間、土曜5時間、日曜自由とすると、1週間の勉強時間は15時間、1ヶ月の勉強時間は60時間となります。
そうすると、2ヶ月+10日間程度で先ほど紹介したテキスト・問題集3回転を終わらせる事ができます。
ただ、人によっては4回程度必要だったり、間違えた箇所に時間を割きたい場合もある方は1日の勉強時間を増やしたり、土日の勉強時間を増やしたり、もう少し早く勉強を始めて対応するようにするといいでしょう。
直前期(20日)
この時期は予想問題集をペースメーカーとしてこれまでの総復習をしていきます。
使用する教材
・試験をあてる TAC直前予想
予想問題集は全部で3回分
1回分を解いたら解答解説を読み込むことに加えて間違えた箇所・理解が不十分な箇所はテキストに戻って該当箇所や周辺論点の確認、それでも苦手や不安を感じた場合は問題集で問題を解いておきましょう。
完成度や最後の追い込みなど人によって時間の使い方は異なってくるでしょう。
テキスト・問題集、予想問題集が納得のいく出来なら、試験まで総復習をしながら確認をする程度でいいでしょう。
逆にまだまだ十分ではない方は最後の追い込みによって得点は伸びてくるので、これまで使用してきたテキスト・問題集を試験まで徹底的に使い込んでみてください。
最後の追い込みは自分でも信じられないくらい成長する場合が多いです。
15時間~45時間としておきましょう。
FP2級の勉強時間とスケジュール まとめ
以上、FP2級試験に合格するために必要な勉強時間とスケジュールを紹介しましたがいかがだったでしょうか?
スケジュールといっても多くはテキストと問題集に時間を割く事になり、FP2級試験ではこの2つの教材がいかに重要であるかが分かります。
そのためFP2級はテキストと問題集選びを間違えてしまうと時間を積み重ねても合格に近づく事が難しい場合があるので注意が必要です。
問題集については途中で触れていますがここで改めて。
資格試験は過去問対策が王道となりますが、ここで紹介したものはテキストと問題集が中心でした。
しかし、問題集は過去問から厳選した問題を抽出しているのでテキストと問題集を徹底的に解いてきたということは過去問を徹底的に解いてきたことになります。
そのためいかに問題集を抑えられたかが合否に大きく影響を与えることになりますが、予想問題集に時間が割けない方は1回分だけでもいいので試験のつもりで解き、それ以外の時間はテキスト・問題集を完璧といえるまで抑えることができれば合格は間違いないといってもいいでしょう。
スケジュールについてはあなたが合格しやすいものに変えるなどしてぜひFP2級合格を勝ち取ってください。
・FP2級におすすめのテキストはこちら
⇒【FP2級】独学合格におすすめのテキストと過去問
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